日産の次世代電動SUV アリア 市販版は7月発表 最新情報
日産自動車の米国部門は6月24日、『アリア・コンセプト』(Nissan Ariya Concept)ベースの市販モデルを、7月に初公開すると発表しました。
ティザーイメージを1点、公開しています。
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト の市販モデルのティザーイメージ
アリア・コンセプトは2019年10月、東京モーターショー2019でワールドプレミアされた。EVパワートレインを搭載した次世代の電動SUVを提案した。それから約9か月を経て、市販モデルが登場することになる。
■日産の次世代電動SUV アリア ボディサイズ
ボディサイズは、全長4600mm、全幅1920mm、全高1630mmです。
■日産の次世代電動SUV アリアコンセプト エクステリア(外装)画像
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト
アリア コンセプトの外観は、「スリーク」、「シームレス」、「シック」の3つがキーワードとなって作られています。
幅広いフロントフェンダー、超極薄LEDヘッドライト、輝く日産エンブレムが付いたフロントシールドなど、エクステリア全般に新しいデザイン言語を導入しました。
一方でインテリアは日常生活の中で技術が精工な日本の職人技と自然に融合している「シームレス」を表現しました。
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト
■日産の次世代電動SUV アリアコンセプト インテリア(内装)画像
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト
新型アリアのインテリアはというと、インストルメントパネルとドアパネルがシームレスにつながり、一体感のあるすっきりとしたダッシュボード周りには、ボタンやスイッチを配していません。
システムを起動すると、インストルメントパネルに柔らかな輝きを放つハプティック(触覚)操作ボタンが表示される。物理的なボタンやスイッチは、スタートボタンと12.3インチのディスプレイモニター用の操作ノブ、そしてエアコン操作ボタンのみ。
これらは、インストルメントパネル下部の木製部分に組み込まれています。
EVならではのバッテリーの最適配置により実現したフラットなフロアが特長的です。
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト
また、シートは超極薄フレームを採用しました。
乗員を快適にサポートしながら、より広々とした室内空間と優れた視界を提供します。
■ツインモーター4輪制御システムを搭載
日産エクストレイル
アリア コンセプトには、前後に高出力電動モーターを配置したツインモーター4輪制御システムを搭載しました。
これは、瞬時に緻密なトルクコントロールが可能な電動モーターを前後に合計2基設置することによって、高次元の発進、加速性能を可能にしています。
さらに、前後のモータートルク・ステアリング、ブレーキなどを統合制御することで、雪道やぬかるんだ道などの滑りやすい路面においても優れたトラクション性能を発揮するとのこと。
この統合制御技術は、日産『GT-R』に搭載されている「ATTESA E-TS」や、『エクストレイル』に搭載されている「インテリジェント4×4」などの開発から得たノウハウをベースに開発されています。
まとめ
《photo by Nissan》日産 アリア コンセプト
日産の新型アリアに関する気になる最新情報をお届けしました。
新型アリア、市販版は7月に初公開予定です。続報に期待ですね。