日産 新型キックス発売は6月30日
《写真提供 日産自動車》日産キックス
日産 キックス
日産 キックス
日産のキックスがフルモデルチェンジして6月30日発売されます。
本記事では改めて、日産キックスとはどんな車なのか?についてまとめています。
■ 新型キックスに搭載!e-POWER
《写真提供 日産自動車》日産キックス
日産自動車は6月24日、新型SUV『キックス』をオンライン会見で発表しました。
ハイブリッド(HV)システムである「e-POWER」のみの設定となります。
これで日本でのe-POWER搭載車は『ノート』、『セレナ』と合わせて3モデルとなります。
また、ノートのe-POWERと同じエンジンではありますが、「バッテリーとモーターの制御を徹底的に磨きあげたことで、ノートe-POWERより最高出力を約20%向上」(開発責任者の山本陽一チーフビークルエンジニア)させているとのこと。
最初のe-POWERモデルとして販売好調なノートの同モデルの最高出力は109PS(80kW)となっています。
■燃費性能は
日産 キックス
燃費性能はWLTCモードの総合で21.6km/リットル。しかし市街地では26.8km/リットルと中低速域で高い性能を発揮してくれます。
また、JC08モードでは30.0km/リットルとなっています。
日産 新型キックス内装(インテリア)
日産 キックス
日産 キックス
インテリアはクーペのようなルーフラインにも関わらず、後部座席ではクラストップの広さを実現。広い荷室空間も備える。ダッシュボードには、スマートフォン連動型のインフォテインメントが装備されており、7インチのフルカラーディスプレイを中央にレイアウトされる。
日産 新型キックス
新型キックスのボディサイズ:全長×全幅×全高(4295×1760×1585(mm))
ジュークボディサイズ:全長×全幅×全高(4135×1765×1565(mm))
全長はプラス160mm、全高プラス20mmも共に長くなっており、室内空間もかなり拡大しています。
新型キックスではルーフライン高めなレイアウトを採用しており、リア席や荷室の広さを確保することができました。レジゃーをする場合の使い勝手が大幅によくなっています。
では次に新型キックスの外観について見て行きましょう。
日産 新型キックス外観(エクステリア)
《写真提供 日産自動車》日産キックス
日産 キックス
日産 キックス
エクステリアには、日産の最新デザイン言語を採用。Vモーショングリルやブーメラン型のヘッドランプ&テールランプを装備した。ウインドウがフロントからサイドにかけて巻き込んだバイザーのように見えるフローティングルーフも特徴になる。
フロントマスクではエクストレイルのようなV字タイプの幅広銀メッキ版と大型台形グリルの組み合わせています。
ヘッドランプでは、横長のグラスケースにシャープで鋭角なデザインの丸型LEDライトを埋め込みました。
フローティングルーフも特徴的なデザインとなり、かっこよさが増していますね。
【おさらい】日産 キックスってどんな車?車名の由来は?
日産 キックスは1995年・1998年に発表した車になります。再び2008年~2012年まで三菱自動車が販売していたパジェロミニのOEMとして復活を遂げました。
2012年のパジェロミニの販売終了と共にキックスの販売も終了します。2代目は4年後の2016年に登場し、初代とは異なり自社製造でコンパクトクロスオーバーSUVとして海外販売が開始されました。(※ジュークとエクストレイルの中間の車種としての位置づけがされていました。)
車名の由来は、2代目の「KICKS」から興奮や熱中を意味する他に「靴」と意味もあり、地面などを蹴るという意味から派生した言葉でもあります。
まとめ
日産の新型キックスが6月30日に発売されます。
2020年のコンパクトSUV市場がますます混戦しそうな予感です。
まだまだ国内でのSUV人気が続きそうですし、売れ行きも気になるところですね。