トップへ戻る

コンパクトSUV対決!ヤリスクロス VS Tクロス VS ロッキー

コンパクトSUV対決!ヤリスクロス VS Tクロス VS ロッキー

今、もっとも熱いのがコンパクトSUVです。トヨタの新型ヤリスのSUV版であるヤリスクロスも今年中にデビューすることが発表されました。そこでこの記事では、ライバルとなるコンパクトSUV、VWのTクロスとダイハツのロッキーと比較しています。今コンパクトSUVが気になっている方は参考にしてみてください。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

コンパクトSUVとは?

コンパクトSUVの定義はあいまいなのですが、日本においては全長が4,200mm程度かそれ以下のSUVで排気量は1.5Lクラスとされます。

また、4WD性能は必須ではなく、2WDで軽量な車体を活かした元気の良い走り。そして低価格と低燃費が求められるクラスとなっています。

日本でのコンパクトSUVとしては、2010年に登場した初代「日産ジューク」が基準となるでしょう。

トヨタのRAV4やマツダCX-5では大きすぎるとして、SUVの次のブームの主役となるのが、使いやすくて安価なコンパクトSUVなのです。

今回ご紹介するヤリスクロスの4,180mmに対して、Tクロスが4,115mm、ロッキーが3,995mmですから、ともに今人気のコンパクトSUVど真ん中のモデルといえます。

ジュークについて詳しく知りたい方はこちら

トヨタ ヤリスクロスはどんな車?

トヨタ ヤリスクロス

ヤリスクロスは、2020年2月に発売された新型コンパクトカー「ヤリス」の新たなラインナップとして発売が予定されているコンパクトSUVです。

新型ヤリスクロスのボディサイズは、2019年11月発売の「ライズ」と、2016年12月発売の「C-HR」の中間にあたるサイズとなっており、ヤリス以上のビッグヒットが期待されています。

トヨタ ヤリスクロスの外装

トヨタ ヤリスクロス

ヤリスクロスのエクステリアは、ベースとなったハッチバックのヤリスとは共通部分は多いものの、ボディパネルはほぼ別物でかなり異なる趣となっています。

ヤリスはどちらかというと丸みをおびてキュートな印象なデザインですが、ヤリスクロスは直線基調であり、大胆なフェンダーとダイヤモンド形のボディシェイプを組み合わされており、SUVらしさ溢れるデザインとなっています。

ボディサイズもヤリスより一回り大きい3ナンバーで、背の高さも6cm高いのでより大きく見えます。

トヨタ ヤリスクロスの走行性能

トヨタ ヤリスクロス

最低地上高は約185mm、4WDも設定されており、SUVらしい悪路走破性能が期待できます。

パワーユニットは3気筒1.5Lのガソリンエンジンと同ハイブリッドがあり、動力性能はヤリスと同じですが、ボディが大きく重い分燃費はヤリスを下回り、このクラスでは飛びぬけた低燃費であることは間違いありません。

トヨタ ヤリスクロスの価格

トヨタ ヤリスクロス

現時点(2020年5月28日)ではまだ価格は公表されていませんが、「ライズ」と「C-HR」の中間に位置することからも200~230万円程

ホンダのヴェゼルをターゲットとした200万円を切る戦略的な価格設定も予想されます。

C-HRについて詳しく知りたい方はこちら

トヨタ ヤリスクロスのスペック

トヨタ ヤリスクロス


全長/全幅/全高
4,180mm×1,765mm×1,560mm

エンジン

ガソリンエンジン仕様:直列3気筒1.5Lガソリンエンジン

ハイブリッド仕様:1.5L+リダクション機構付THSⅡ

トランスミッション
Direct Shift-CVT

駆動方式

ガソリンエンジン仕様:FF/4WD

ハイブリッド仕様:FF/E-Four

※スペックは2020年5月現在のメーカー公式サイトによるものです。

トヨタ ヤリスクロスを購入できる販売店

ダイハツ ロッキーはどんな車?

ダイハツ ロッキー

トヨタのライズとともに2019年11月にデビューしたダイハツのロッキーは、コンパクトSUVクラスに衝撃を与えました。

トヨタのライズにいたってはカローラやアクアを抑えて登録乗用車の首位にたつほどの大ヒットを記録し、それだけコンパクトSUVが待ち望まれていたことが証明されました。

ダイハツ ロッキーの外装

ダイハツ ロッキー

ダイハツのロッキーとトヨタのライズは兄弟車ですが、ライズがフロントマスクにC-HRのような雰囲気を与えたスタイリッシュでトヨタ車らしいデザインであるのに対して、ロッキーはよりSUVらしいアグレシップなデザインとなっています。

特にフロントは力強く、クラス上のSUVのような威圧感さえあります。また、水平基調でサイドの面には極力キャラクターラインなどを持たせない、ダイハツらしいシンプルな造形となりました。

ダイハツ ロッキーの走行性能

ダイハツ ロッキー

エンジンはダイハツ製の1.0Lの3気筒ターボエンジン一本。WLTCモード燃費はFF車で総合モード18.6km/Lと非ハイブリッドながらも軽量、小排気量を活かした低燃費となっています。

また、4WDも設定されており、小さくても悪路走破性能をしっかりと備えています。

ヤリスクロスと比べると?

ダイハツ ロッキー

内外装の意匠はヤリスクロスの方が一クラス上。走行性能も室内の広さも同じことが言えます。

しかし、ロッキーはその低価格が最大の魅力であり、170万円台からという価格は気軽に買えるSUVとして無視できない車種となっています。

トヨタにとってはライズとヤリスクロスがしっかりと売り分けられるようですが、ライズの上級グレードとヤリスクロスの量販グレードがバッティングした時、ユーザーがどのように判断するのか興味深いものがあります

ダイハツ ロッキーのスペックと価格

ダイハツ ロッキー


全国メーカー希望小売価格(消費税抜き)
1,550,000~2,202,000円
全長/全幅/全高
3,995mm×1,695mm×1,620mm
エンジン直列3気筒1.0Lガソリンターボ
最高出力(ネット)
72kW[98PS]/ 6,000rpm
最大トルク(ネット) 
140N・m[14.3kg・m]/ 2,400~4,000rpm
JC08モード燃費21.2〜23.4 km/L

WLTCモード燃費

17.4~18.6 km/L

※スペックと価格は2020年5月現在のメーカー公式サイトによるものです。

ダイハツ ロッキーを購入できる販売店

フォルクスワーゲン Tクロスはどんな車?

フォルクスワーゲン Tクロス

Tクロスは、フォルクスワーゲンのコンパクトカー「ポロ」をベースにしたフォルクスワーゲン最小のSUVです。

特徴は実用的なパッケージングと、遊び心溢れるデザインやカラーバリエーションの充実。そして輸入車としてはリーズナブルな価格設定です。

フォルクスワーゲン Tクロスの外装

フォルクスワーゲン Tクロス

全長4,115mmと小さいながらも、エクステリアはSUVらしさのある力強いものとなっており、VWのSUVシリーズとしてのDNAもしっかりと感じられます。

そして、TSI 1stTSI 1stプラスの2つのグレードがあり、TSI 1stプラスではボディカラーによってドアミラー、アルミホイール、インテリアカラーにオレンジ、グリーン、ブラックの3色のアクセントカラーを選べるデザインパッケージが加わります。

フォルクスワーゲン Tクロスの走行性能

フォルクスワーゲン Tクロス

Tクロスのエンジンはロッキーと同じく1.0Lの3気筒ターボですが、最高出力116馬力&最大トルク20.4kgmのスペックは、98馬力&14.3kgmのロッキーを大きく上回ります。

しかし、Tクロスには4WD車の設定がありません。

ヤリスクロスと比べると?

フォルクスワーゲン Tクロス

非常に魅力のあるTクロスは、輸入車としては非常にリーズナブルな価格であることからも、捨てがたい選択肢になります。しかし、多くの輸入車同様に、プレミアムガソリン仕様という事がネックとなります。

国産車との価格差は購入時の決断次第ですが、日々の燃料代はずっと続くのでかなりネックとなってしまいます。魅力的なモデルだけにこの1点で選択肢から外れることになりそうです。

フォルクスワーゲン Tクロスのスペックと価格

フォルクスワーゲン Tクロス


全国メーカー希望小売価格(消費税抜き)
2,762,727~3,090,000円
全長/全幅/全高
4,115mm×1,760mm×1,580mm
エンジン直列3気筒1.0Lガソリンターボ
最高出力(ネット)
85kW[116PS]/5,000~5,500rpm
最大トルク(ネット) 
200N・m[20.4kg・m]/2,000~3,500rpm
JC08モード燃費19.3 km/L

WLTCモード燃費

16.9km/L

※スペックと価格は2020年5月現在のメーカー公式サイトによるものです。

フォルクスワーゲン Tクロスを購入できる販売店

まとめ

次々と新しいモデルが投入されるコンパクトSUVの中でも、一新したハイブリッドシステムを採用し、取り回しの良いボディサイズと、居住性や荷室空間といったSUVらしいユーティリティ性能を両立させたヤリスクロスは、別格の魅力を備えています。

これから10月と予想される発売までの間、詳細情報が分かり次第、随時お知らせします。

  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

関連する投稿


トヨタ新型「ヤリス」発表! 黒を強調した特別仕様車「Z"URBANO"」も登場

トヨタ新型「ヤリス」発表! 黒を強調した特別仕様車「Z"URBANO"」も登場

トヨタは2025年2月27日、同社のコンパクトカー「ヤリス」の一部改良モデルを発表。これに伴って、特別仕様車Z"URBANO"も設定し、それぞれ同日より発売しています。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


ホンダ新型「SUV」世界初公開!圧倒的開放感誇るインテリアがスゴイ「ミドルサイズSUV」2026年発売へ

ホンダ新型「SUV」世界初公開!圧倒的開放感誇るインテリアがスゴイ「ミドルサイズSUV」2026年発売へ

ホンダは2025年1月8日、アメリカ・ラスベガスで開催されるCES 2025にて、2026年よりグローバル市場への投入を開始する新たなEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」のプロトタイプモデルである「SUV(エスユーブイ)」を世界初公開しました。


【2025~2026年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2025~2026年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2025年から2026年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2025年4月1日更新)


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


最新の投稿


ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカは2025年3月27日、ハッチバック「M55 1st Edition(エムダブルファイブ ファーストエディション)」を公開。2026年の生産販売予定台数250 台の正式発売に先駆けて同日より全国のミツオカ取扱拠点にて先行予約の受付を開始しているといいます。


免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)は、街乗り、通勤、アウトドアなど多様なシーンでスタイリッシュかつ快適な移動を実現する日本発の​折りたたみ式電動アシスト自転車(E-Bike)です。本記事では、MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のラインアップや特徴、購入方法まで解説します。これから電動アシスト自転車の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで電動アシスト自転車選びの参考にしてくださいね。


シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

Stellantisジャパンは2025年3月27日、シトロエンのCセグメントハッチバックモデル「C4(シーフォー)」のマイナーチェンジモデルを発表しました。同日より、全国のシトロエン正規ディーラーで、販売が開始されています。


グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィット(glafit)の電動バイク「GFR-02」は、小型で折り畳みができるので、通勤や通学で気軽に乗れて、途中で電車やタクシー・バス移動をする際にも積み込めるといった「都合のいい」使い方ができる特徴があります。本記事では、グラフィットが製造・販売している電動バイク「GFR-02」などラインアップの紹介をはじめ、価格やスペックについて詳しく解説します。また、ユーザーの口コミ・評判についても紹介しますので、電動バイクの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRXは、高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、洗練されたデザイン・上質なインテリア・そして卓越した走行性能で、ラグジュアリーSUV市場を牽引してきました。現行モデルは、快適性、安全性、環境性能を高い次元で融合。先進の安全技術「Lexus Safety System+」や、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルなど、次世代のSUVに求められる要素を全て満たしています。 この記事では、RXのエクステリアデザイン、インテリア、走行性能、安全性能、そして環境性能について詳しく解説。オーナーが語るRXのある暮らしや、RXがどんな人におすすめなのかもご紹介します。


MOTA 車買取