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原付の廃車手続き!必要書類や代理人に任せる方法は?

原付の廃車手続き!必要書類や代理人に任せる方法は?

長年愛用した原付や、移転のため持っていけなくなった原付をそのまま放置するわけにはいきません。ちゃんと廃車にしないと使用しなくなっても毎年税金がかかります。使わなくなった原付は必ず廃車手続きを行いましょう。今回は原付の廃車についてご説明いたします。

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乗らなくなった原付、どうすればいいの?

ホンダ、原付スクーター タクト

ホンダ、原付スクーター タクト

原付に乗らなくなったら処分することが大事となります。いつまでも放っておくと防犯上よくありませんし、余計なコストもかかります。

原付の処分自体は決して難しいものではないので、もしも原付を放置しているような場合には早めに廃車手続きをしておくことをお勧めします。

廃車手続きのやり方は手順通りにやれば決して難しいものでもありません。

もう動かないのに税金払わなきゃ!を避けるには廃車手続き

動かない原付であっても、もしもナンバープレートを返納していないならば毎年税金を支払う必要性があります。

原付の場合にはせいぜい数千円ですが、毎年払えば積み重なってかなりの額になってきます。だからこそ、使わない原付は早めに廃車扱いにしてしまうのが大事となります。

知り合いに譲る時にも廃車手続きをしておこう

この廃車手続きは友人等に車両を譲る際にも必要になってきます。

廃車手続きをして名義変更手続きをしないと、正式に譲渡することは出来ません。ナンバプレート付きのまま渡してしまうと、もしも事故を起こされたりした際に所有者であるあなたの責任になりかねません。

なんと言っても、自分が乗っていないのに税金の支払い請求書は毎年あなたのもとに来ることにもなります。使わないから譲るにしても、まずは廃車手続きをするのが正しい方法になります。

「原付にしばらく乗らないから一旦廃車」はダメ!

4月1日に原付を所有している人に支払い義務が発生する軽自動車税ですが、「まだまだ乗るつもりだけど、税金を払わないで済むなら一度廃車しよう」と3月末に廃車手続きをしてから再度登録することはできません。

軽自動車税は原付を所有していることに対してかかる税金なので、廃車手続きをした原付を再度公道で使用する目的で所有していたことが発覚した場合、再度登録しようとすると廃車期間中の軽自動車税を請求されるケースもあるようです。

余計なトラブルを無くすためにも、乗る予定があるなら廃車にはせず、廃車にした後は原付本体をきちんと処分することをおすすめします。

原付の廃車手続きのやり方を詳しくご説明!

手続きのイラスト

手続きのイラスト

原付の廃車は簡単に出来るので心配要りません。廃車手続きは自分でも出来ますし、業者にまかせてやってもらうことも出来ます。

もしも少しでもコストを減らしたいならば自分で、時間をかけず・的確にやってもらいたいならば業者に任せると良いでしょう。

特にこうした手続は平日にしないといけないこともあり、役所の空いている時間帯に行くのは仕事務めの人だと大変でしょう。だからこそ業者にまかせてやってもらうのが基本的にはおすすめになります。

下記では自分でやりたいという人でも問題なくやれるように、実際のやり方について詳しく紹介していきたいと思います。

ナンバープレートを外す

原付の処分をする最初の一歩として、まずはナンバープレートを外しておきます。ナンバープレートを外すと公道では使えなくなるので、この点は気をつけておいて下さい。ナンバープレートを外すのは簡単で、プラスドライバー1本とレンチがあれば出来ます。

もしもネジが古くなって取れないようならば、オイルをかけ浸み込ませてから試してみて下さい。最悪の場合、ネジを根元から切ることも出来ます。しかし、これには専用工具が必要なので、全く錆びてしまっていてネジが取れない場合には業者に来てもらいます。

また、ナンバプレートは返納する必要性があるので、捨てないで保管しておいて下さい。この際、ガソリンも抜いておいて完全に原付が動かないようにします。

ガソリンを残しておくと火事などの危険性もあるので、取り出したガソリンは、ガソリンスタンドなどに廃ガソリンとして回収してもらえないか問い合わせてみるとよいでしょう。。

必要書類を準備する

ナンバープレートを外したら必要書類を用意します。必要書類は住んでいる地域によっても変わりますが、基本的には同じになります。

まず、原付を買った時についてくる標識交付証明書があるか探します。これがあれば後は印鑑とナンバープレートがあれば事足ります。

もしも標識公布証明書が手元にないならば、管轄の役所で再発行してもらうことができます。

役所で手続きをする

原付の手続きは役所で行います。これは普通自動車等の登録とは異なる点となります。原付を登録している住所を管轄する役所に上記の書類を持って赴きます。

役所で廃車申告書をもらって記入します。後は書類を提出すれば廃車証明書がもらえます。お疲れさまでした、手続自体はこれでお終いとなります。

廃車証明書には氏名や車体番号などが記載されてるので、確認もしておきます。この廃車証明書は自賠責保険の還付を受ける場合等に必要になってきます。

保険を解約する

原付を処分したら保険も欠かさずに解約しておいて下さい。これは忘れる人が多いもので、原付を解約した次の年に保険の更新書が送られてきてしまうなんてことがあります。解約は証明書があれば可能となります。

解約することで過払い保険料も返金してもらえます。ちなみに、業者に手続きを依頼すればこの保険解約も一緒にやってくれるので一石二鳥となります。

廃車手続き、代理人にやってもらうことはできる?

ペダル付き電動バイク「GFR-01」

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上記で紹介した手続きは代行してもらうこともできます。

代行時にも上記で紹介したようにナンバプレートや印鑑、標識交付証明書もしくは自賠責保険の控えを持っていきます。

加えて、代理書が必要になる場合もあるため、詳しくは原付を登録している市区町村に問い合わせてください。

廃車にした原付、処分の方法は?

ヤマハ、原付一種スクーター ボックス

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原付を廃車手続きしたら、原付も放っておかずに処分します。原付は色々な処分方法がありますが、最もおすすめなのが中古買取店に持っていくことでしょう。

お店に持っていけば原付によっては数万円で買い取ってもらえます。

他に、全く価値がなくて中古買取店で対応してもらえないことがあります。この場合には廃車買取業者に任せます。

廃車買取業者であればどんな車両でもくず鉄として引き取りしてくれます。パーツ取り等に原付が活用されることもあります。

いずれにしても使わない原付を再活用してくれるのはエコで良いことと言えます。

買取業者に廃車手続きごとまかせるのもアリ!

廃車手続きは簡単とはいえ面倒なものと思っている方も少なからずいます。そういう方は廃車手続きを原付買取業者にしてもらうのもありです。

買取業者であれば上記で紹介したことを全て代行してもらえます。

この際、代行手数料が無料なこともあれば有料なこともあるので、この点には気をつけて下さい。廃車手続きをしてもらうためには書類を渡す必要性もあります。

個人情報が含まれた書類を渡すことになるので、廃車手続きをしてもらう場合には信頼できる業者を選んでおくべきでしょう。

また、手続きが年度をまたぐ場合には注意が必要となります。もしも年度内に廃車手続き出来ないと、また税金がかかってしまいます。

まとめ

ホンダ、新型ビジネスバイク ベンリィ

ホンダ、新型ビジネスバイク ベンリィ

手続自体は簡単ですが、保険の解約などは忘れることが多いので欠かさずにしておきます。また、使わなくなった原付をいつまでも放っておくのもいけません。

盗難されてしまうことなどもあるので、早めに中古車買い取り業者等に持っていって処分します。

最後に、業者に任せる際には費用を徹底比較することも大事になります。

実に対応してくれる業者も多いですが、相場も実に様々で中には格安でしてくれるところもあるので、なるべく安く依頼できるように色々な業者に見積もりを出してみることをおススメします。

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