車を売るならどこがいい?高く売りたいなら買取の査定を比べる
車を売るならどこがいいかは何を優先するかで決まり、高く売りたいなら複数の買取店の査定額を比べるのが基本です。売り先は、ディーラー下取り、買取専門店、一括査定、オークション型、個人売買の5つに分けられます。
| 売り先 | 向いている人 | 価格の決まり方 | 手間 | 連絡が来る相手 |
|---|---|---|---|---|
| ディーラー下取り | 次の車を同じ販売店で買い、手続きを1か所で済ませたい人 | 次の車の納車までの相場の動きを見込んで決まる | 少ない | 販売店だけ |
| 買取専門店 | 店を選んで、その場で売りたい人 | その時点の相場をもとに店が査定する | 店ごとに査定を受ける | 申し込んだ店だけ |
| 一括査定 | 複数の買取店の査定額を一度に集めたい人 | 複数の買取店がそれぞれ査定額を出す | 申し込みは1回 | サービスによって違う(上位の最大3社だけのサービスもある) |
| オークション型 | 電話を減らして、入札で価格を決めたい人 | 全国の買取店などの入札で決まる | 査定は1回 | サービスの運営会社だけ |
| 個人売買 | 知り合いなどに直接売りたい人 | 売る人と買う人の話し合いで決まる | 名義変更や代金の受け取りを自分で行う | 買う人だけ |
次の車をディーラーで買う場合でも、今の車だけ買取店に売ってかまいません。
ディーラー下取りと買取の違いは?手間と価格の決まり方
ディーラー下取りと買取の違いは、売却と購入をまとめて手続きできるかと、査定額をどの時点の相場で決めるかです。下取りでは、次の車を買う販売店に今の車を引き取ってもらい、その金額を新しい車の購入代金に充てます。
下取りは次の車の納車まで今の車に乗り続ける前提なので、価格は手放すまでの相場の動きを見込んだ額です。その分、すぐに手放す前提で今の相場をもとにする買取の査定より、低くなる場合があります。一方で、購入と売却の窓口が1つで済み、納車の日まで今の車を使えるのは下取りのよい点です。
下取りは次の車の代金の支払いの一部として扱われるので、車の購入をやめると、下取りも基本的にはなくなります。見積書では、新しい車の値引きと下取りの金額を分けて確かめてください。
トヨタや日産の公式サイトでは、メーカーや車名、年式を選ぶと下取りの参考価格を調べられます。表示されるのは参考の価格で、その金額での下取りが約束されるわけではありません。
買取専門店はキャンセルと減額の決まりで選ぶ
買取専門店を選ぶときは、査定額だけでなく、契約後にキャンセルできる期限と減額の決まりを見比べてください。大手5社でも、無料でキャンセルできる期限は「引き渡しの前まで」から「引き渡しから7日以内」まで開きがあります。
| 買取店 | 無料でキャンセルできる期限 | 契約後の減額 | そのほかの決まり |
|---|---|---|---|
| カーセブン | 引き渡しから7日以内 | しない | 契約金の半額(上限50万円)を当日に前払い(一部の店舗を除く) |
| ガリバー | 引き渡しの翌日まで | 原則しない(引き渡しまでの事故・冠水、申告漏れなどは例外) | 店頭でも出張でも買取金額は同じ |
| WECARS | 引き渡しの翌日まで(輸送費などの実費は請求の場合あり) | しない(入庫までの事故・冠水などは例外) | 査定額を7日間保証。入金は3営業日以内 |
| アップル | 引き渡しの翌日まで | しない(盗難車やメーターの改ざんなど重大な欠陥は例外) | 入金は約1週間(店舗によって違う) |
| オートバックスカーズ | 引き渡しの前まで | 原則しない(修復歴が後から分かっても減額しない) | 査定価格を5日間保証 |
※各社の公式サイトの規定です。契約の内容や車の状態によって、当てはまらない場合があります。
JPUCの適正買取店かどうかも、店選びの目安です。認定を受けた店は、JPUCが監修した契約書かモデル約款を使い、1回の申し込みに対して1日10回以上は電話しないなどの基準を満たしています。
満足度の参考には、オリコン顧客満足度調査の「車買取会社」2026年版があり、総合1位はオートバックスカーズ、2位はアップル、3位はカーセブンとラビットでした。
※利用者の満足度の順位で、買取額が高い順ではありません。
一括査定は一度の申し込みで複数の買取店に査定を頼める
一括査定は、一度の申し込みで複数の買取店に査定を頼めるサービスです。連絡してくる買取店の数は、サービスによって違います。
| サービス | 査定する買取店 | 連絡が来る数 |
|---|---|---|
| MOTA車買取 | 最大20社がWebで入札 | 査定額の高い上位最大3社 |
| ナビクル | 最大10社 | 最大10社から電話かメール |
| ズバット車買取比較 | 最大4社 | 最大4社から電話かメール |
電話を少なくしたいなら、連絡してくる社数を絞るサービスを選びましょう。一括査定のあとに複数の業者から次々と連絡が来て、「今日引き渡せば」とその場での契約を迫られた相談例もあります。査定の場では契約せず、各社の金額がそろってから決めてください。
査定額をまとめて集めたいなら、MOTAやナビクルの一括査定で、連絡してくる社数を見比べながら申し込めます。
MOTA車買取の仕組みはこちらで詳しく解説しています。
MOTA車買取・中古車一括査定の評判は?メリット・デメリットも解説 | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/6477MOTA車買取・中古車一括査定は、最大20社の中から、高額査定の上位最大3社のみとのやりとりで愛車の売却を検討できるため、複数業者からの煩わしい営業電話に悩まされることがありません。業者とのやり取りが少なく、愛車を高く売れるなら「MOTA車買取の評判はいいのでは?」と思うところですが、実際はどうなのでしょうか。そこで本記事では、MOTA車買取を実際に利用したユーザーの口コミから評判について調査しました。また、MOTA車買取を利用するメリット・デメリットや利用方法についても解説しますので、愛車の売却を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
オークション型の車買取は連絡がサービス1社だけ
オークション型の車買取は、査定を1回受けると、全国の買取店などが入札して価格が決まる売り方です。ユーカーパックやカーセンサーのオークション型は、連絡がサービスの運営会社1社からだけなので、何社もの電話に出る必要がありません。
| サービス | 入札する店 | 手数料 | 注意したい決まり |
|---|---|---|---|
| ユーカーパック | 全国8,000店以上 | 出品・成約手数料、査定料、陸送費、名義変更手数料は無料 | 売買契約の後はキャンセルできない |
| 楽天Car車買取 | 2,000社以上の中古車販売店 | 成約手数料22,000円(税込)。検査後に出品をやめると10,000円 | 最低希望落札価格に届かなければ売らずに済む。ライブオークションは毎週火曜・金曜 |
| カーセンサー(オークション型) | 最大5,000社 | 公表されていない | 電話の対応は1社だけ |
手数料とキャンセルの決まりはサービスで違うので、出品する前に確かめておきましょう。成約手数料がかかるサービスでは、落札額から手数料を引いた手取りの額で比べてください。
一括査定とオークション型の違い
電話の相手を1社に絞って、入札で価格を比べたいなら、ユーカーパックやカーセンサーのオークション型が向いています。
ユーカーパックの評判と使い方はこちらで詳しく解説しています。
ユーカーパックは車を高く売れる!?評判・メリットや特徴を徹底解説 | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/6849車をできるだけ高く、そして安心して売りたいと考えている方に近年注目されているのが「ユーカーパック」です。一括査定でよくあるような相見積りの手間や、複数の買取業者からのしつこい電話が苦手だと感じている方にとって、より手軽に安心して利用できるサービスとして選ばれています。最大8,000社以上が参加するオークション形式を採用し、査定は一度だけで済むのも大きな魅力です。本記事では、ユーカーパックの特徴やメリット・デメリット、利用の流れ、口コミ、他サービスとの違いまで徹底解説します。
車の個人売買は名義変更や代金の管理を自分で行う
車の個人売買は、名義変更や代金の受け取りを、売る人と買う人が自分たちで進める売り方です。業者が間に入らないため、代金の未払いや、売ったあとの不具合の責任、名義変更の遅れがトラブルになることがあります。名義変更が済まないと税金や保険の扱いでもめるもとになるので、契約書を交わし、名義変更の期限まで決めておいてください。
車や手続きに詳しくないなら、下取りか買取業者に任せるほうが、手間もトラブルの心配も小さく済みます。
車を高く売るなら査定額がそろうまで契約しない
車を高く売るコツは、複数の買取店の査定額がそろうまで契約しないことです。その場で契約を迫られても、ほかの店の金額と比べてから決めてかまいません。
査定の前に、次の4つを済ませておきましょう。
- 洗車と車内の掃除をしておく
- 純正部品やスペアキー、整備手帳、取扱説明書をそろえる
- 修復歴や不具合は、知っていることを査定のときに伝える
- 自動車税に未納があれば、査定のときに伝えて精算の方法を確かめる
修復歴を黙ったまま売ると、申告漏れとして契約後にもめる原因になります。
車を売ってはいけない月は?3月は名義変更の期限に注意
車を売ってはいけない月はないものの、3月に売るときは名義変更の期限に注意が必要です。自動車税と軽自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に1年分がかかります。3月31日までに名義変更が終わらないと、売ったあとでも次の年度の税金が前の所有者にかかる決まりです。
通常の売却で名義変更するだけでは、自動車税・軽自動車税は月割りで戻らない点に注意してください。普通車を抹消登録した場合は自動車税が月割りで減額されますが、軽自動車税に月割りの制度はありません。
買取業者によっては、自動車税の残りの月数分などを査定額に上乗せします。3月に売るなら、名義変更がいつ終わるかを契約の前に確かめておきましょう。
※2026年4月から、「自動車税種別割」は「自動車税」に、「軽自動車税種別割」は「軽自動車税」に名前が変わりました。
車の売却トラブルは契約前の条件の確認で防ぐ
車の売却トラブルを防ぐには、契約がいつ成立するか、キャンセル料はいくらでいつからかかるか、契約後に減額や解除になる条件を、契約の前に確かめておくことです。
国民生活センターには、引き渡したあとに修復歴を理由に減額された、一括査定のあとに説明のないキャンセル料を求められた、入金を先延ばしにされた、といった相談が寄せられています。
- 査定の場で契約しない
- 知っている修復歴や不具合は、査定のときに伝える
- キャンセル料の額と、いつから発生するかを確かめる
- 入金の日と振込の方法、車と書類を引き渡す日を契約の前に確かめる
買取業者が査定で見落とした修復歴だけを理由に、契約後の減額や解除を求められても、応じる必要はありません。納得できない減額は、その場で承諾しないでください。
車の売却は、クーリング・オフの対象外です。JPUCのモデル約款を使う業者なら引き渡しの翌日まで負担なしで解除できますが、すべての業者がこの約款を使っているわけではありません。困ったときは、消費者ホットライン188か、JPUC車売却消費者相談室(0120-93-4595、平日9〜17時)に相談できます。
車を売るときの必要書類は普通車と軽自動車で違う
車を売るときの必要書類は普通車と軽自動車で違い、実印と印鑑登録証明書が要るのは普通車だけです。
| 書類 | 普通車 | 軽自動車 |
|---|---|---|
| 自動車検査証(車検証) | 必要 | 必要 |
| 印鑑 | 実印(譲渡証明書・委任状に押す) | 業者に確かめる(認印を求める業者もある) |
| 印鑑登録証明書 | 必要(発行から3か月以内) | 不要 |
| 自賠責保険証明書 | 必要 | 必要 |
| リサイクル券 | 用意(紛失時は預託状況の印刷で代用可) | 用意(紛失時は預託状況の印刷で代用可) |
| 住所や氏名が車検証と違う場合 | 住民票などのつながりが分かる書類 | 業者に確かめる |
印鑑登録証明書の通数や、納税証明書が必要かどうかは業者によって違うので、査定の予約をしたときに聞いておきましょう。
車検証の所有者が販売店やローン会社になっている場合は、その会社の同意を得て所有権を外さないと名義を変えられません。ローンが残っているときの精算の方法も含めて、査定を申し込むときに相談してください。
車を手放すときの手続きの流れはこちらで詳しく解説しています。
車を手放すときはどうすればいい?車買取の流れと注意点 | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/5749車を手放す方法のひとつである買取。車の買取は、服や家電をリサイクルショップに売る時のような簡単なものではありません。今回は、車買取の流れや、準備する書類などを詳しく解説します。
車の売却でよくある質問
■車の買取はどこが一番高い?
どの店がいつも一番高い、という決まった答えはありません。買取額は走行距離や車の状態、地域、時期によって変わるため、複数の買取店の査定額を並べた中で一番高い店が、その車にとっての売り先です。
■車の一括査定はやめた方がいい?
電話が多いのが不安なら、やめるより、連絡してくる社数が少ないサービスを選ぶ方法があります。MOTAのように上位の最大3社だけが連絡するサービスや、連絡がサービス1社だけのオークション型も選択肢です。
■下取りと買取の両方で査定してもらえる?
両方で査定してもらえます。買取は車の購入と切り離せるので、下取りの見積もりと買取店の査定額を並べ、高いほうに売れば損をしません。
■古い車や動かない車はどこに売る?
古い車や動かない車は、廃車の手続きまで引き受ける買取業者に売る方法もあります。リサイクル法に沿って解体し、永久抹消登録と同時に申請すれば、車検の残りが1か月以上ある場合に自動車重量税の還付を受けられる仕組みです。
■外車はどこに売る?
外車を売るなら、輸入車専門の買取店と、輸入車も扱う一般の買取店の両方で査定額を比べましょう。車種やグレード、年式で査定額が変わるため、専門店だけに絞る必要はありません。
外車を売るときの売り先はこちらで詳しく解説しています。
外車買取のおすすめはどこ?高く売るなら専門店・入札仲介・一括査定 | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/7311ディーラーで下取りの金額を聞いて、大切に乗ってきた輸入車をもっと高く売れないかと考えていませんか?どこに頼めば高く売れるのか、電話がたくさん来ないか、契約後に減額されないかも気になりますよね。外車を高く売るなら、1社だけで決めず、外車専門の買取店・入札仲介・一括査定で査定額を比べてから売り先を決めましょう。おすすめの頼み先は、外車専門の買取店の外車マスター、50社以上が入札する外車王、外車も申し込める一括査定サービスです。この記事では、外車買取のおすすめの頼み先と選び方、外車マスター・外車王・一括査定サービスの特徴、高く売るための準備、売却トラブルの対策と必要書類について解説します。
まとめ:車を売るなら査定額を比べてから決める
車を売るならどこがいいかは、手間を減らすか、連絡を減らすか、価格を優先するかで決まります。高く売りたいなら、下取りの見積もりだけで決めず、複数の買取店の査定額がそろってから契約しましょう。キャンセルの期限や減額の決まりは店によって違い、3月に売るなら名義変更の期限にも気をつけてください。
下取りの金額と比べる査定額を手早く集めたいなら、査定額の高い上位最大3社とだけやりとりするMOTAの一括査定が使えます。


