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中古車オークションでトクする中古車選び、業者じゃなくても使える?

中古車オークションでトクする中古車選び、業者じゃなくても使える?

先行き不安な現代ですから、車にかけるお金はできるだけ節約したいところですよね。新車に比べてお買い得な中古車、さらにお安く手に入れる方法としてよく聞かれるのが「中古車オークション」。オークションの仕組み自体はご存知でも、実際にご自分で参加できるのかなど、詳しくは知らない方も多いのでは。この記事では、中古車オークションに関して詳しく解説していきます。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


中古車をお得に手に入れるならオークション… 素人も使えるの?

レクサス LC500コンバーチブル 量産第一号車(米・バレットジャクソン)

レクサス LC500コンバーチブル 量産第一号車(米・バレットジャクソン)

車は人生の中でも最も高額な買い物の一つ。できれば車の購入にかける金額は節約したいところですよね。

そんな節約の強い味方が、中古車でしょう。品質と信頼性に優れた日本車ですから、中古車市場では新古車から走行距離20万キロ超のものまで、さまざまなラインナップが在庫されています。

新車ではお高かった車でも、中古車になれば一気に値段が下がる場合もありますので、狙っていた車よりもワンランク上のグレードや車が狙える場合もあります。

そんなお買い得な中古車を買おうと思うと、基本的には中古車販売店などで探す場合がほとんどでしょう。しかし、中古車を手に入れるならオークションがお得なんだよね、なんていう噂を耳にしたことがある方もいらっしゃるのでは。

販売業者の方以外では、あまり日常的に接する機会がないと思われる中古車オークション。お得に手に入れられると聞くと気になってきますが、果たして一般人でもそのお得度を楽しめるものなのでしょうか?

ネットオークションと業者オークションにわけ、ざっくりとご紹介していきます。

ネットオークションなら、気軽に誰でも利用可能

ネット上で複数存在するネットオークションサービスなら、会員登録をすればどなたでも使える場合が多いことでしょう。

オークションサービスの醍醐味である制限時間内での入札で金額が高まっていくスリルを楽しむこともできますし、即決価格といってオークション終了を待たずに落札ができる価格が事前に設定されているものもあります。その場合、オークションの形を取りつつも、一般的な個人売買の形ともいえますね。

そんなネットオークション、魅力的な点と注意したい点をまとめてみました。

中間マージンを取られないぶん、激安の場合も!

レクサス GS

レクサス GS

出品者側はオークションサイトに手数料を取られる場合がほとんどであるものの、個人と個人の間での取引となるので、間に中古車販売業者などが挟まらない分、中古車相場よりもお安めに手に入れられるチャンスが増える点は、ネットオークションでの中古車探しの魅力でしょう。

もちろんオークション形式ですので、入札合戦で熱くなってしまうと落札価格が相場よりもかなり上になってしまうこともありますが、それは趣味性が強かったり、中古車市場で珍しい稀少車などで起こりがちなこと。一般的な車種であれば、特に軽自動車なら数万円台から十分に探せることでしょう。

中古車相場よりも安めに手に入れば、買い手側はもちろん得をしたことになりますが、実は売り手側にもメリットがある場合も。下取り業者が提示する買取価格は思っているよりも低めなことも多いですので、オークションに出品して落札された価格の方が高くなる場合もままあることでしょう。

お買い得な車両を手に入れられた買い手と、思っていたよりも高く処分できた売り手、どちらもウィンウィンの関係が築けるかもしれません。

稀少車が出品されていることもある

オークションサイトに出品されたミニカー

オークションサイトに出品されたミニカー

買取りや下取りに出して安く買い叩かれることを嫌ってか、趣味性の高い稀少車ほど意外とネットオークションで売りに出されていることがあります。

そのような珍しい車種は、特段安い価格が設定されているわけではない場合もあるものの、どうしても欲しい車種などが決まっている場合には、探しやすいだけでなく市場価格よりもお得に落札できる可能性もあります。

人気の特別仕様車や、販売台数が少なかった稀少モデル、かなり年式の古い旧車など、お探しのジャンルに応じて検索がしやすくなっているのもオークションサイトのうれしいポイント。曖昧なキーワードであっても検索にヒットする場合もありますので、車選びの方法としても使いやすさが光ります。

中にはトンデモなクオリティの出品も、書類上のトラブルも怖い

メルセデスベンツ Bクラス F-CELL 世界一周ツアー中にトラブル

メルセデスベンツ Bクラス F-CELL 世界一周ツアー中にトラブル

個人間での取り引きなのでお安めに取り引きができる場合も多いことは先にご紹介した通りですが、業者というプロを挟まないが故の怖い点は、基本的に保証などは一切ないことや、書類の準備や提出などを自分で行わなければならないこと、さらには素人目には分からない不調などが購入した車に隠れている可能性もあるということです。

購入したのが中古車販売業者であれば、販売後数ヶ月は保証期間を設けている場合も多いですし、故障やメンテなどにも柔軟に対応してもらえることでしょう。

しかしネットオークションでは商品説明で全てを表現しきれない場合もあることや、実車確認をせずに落札してしまった場合にあとから不具合が発覚するなど、トラブルの例もよく聞きますし、整備の際に頼れる入庫先もご自分で見繕っておく必要があります。

落札金額が低めに抑えられて喜んでいたら修理が必要な箇所が発覚して即整備工場行き、結局中古車販売店で買うよりも高くついてしまった、ということになってしまっては、元も子もありません。

悪質な出品者ばかりではないものの、ある程度はご自分で状態の良し悪しが判断できる玄人向けのサービスという面もあり、あまり詳しくない方がネットオークションで車を手に入れることはおすすめできない面もあります。

また、自動車は保有しているだけで税金などが発生しますので、名義変更などは確実に行わなければならない部分。しかし慣れない書類手続きを大量に行う必要がありますので、この点も個人ではハードルが高いような印象でしょう。

業者用オークションはその名の通り、素人の直接参加は無理

自動車を対象としたオークションで有名なものには、業者用オークションもあります。中古車販売店やカーディーラーなどが、業者間で中古車をやり取りする際に利用され、全国に会場が設けられています。

業者用オークションと呼ばれることからもわかる通り、登録されている業者以外が出品や落札に参加することはできませんし、あの車種のオークションでの相場価格はこれくらい、出品数はこれくらい、などといった詳細情報も、基本的に非参加者が知ることはできません。

考えてみれば当然のことで、業者用の取り引きの内容が広く知れ渡ってしまうと、中古車の原価が知られてしまうことにもなりますので、中古車の販売価格を大きく下げなければいけなくなってしまうでしょう。それを防ぐためにも、個人での参加は原則できないものとなっています。

それでもどうしても参加したい方は、古物商許可証の取得や高めの入会金など様々なハードルを乗り越えれば可能とはなっていますが、ご自分の車探しのためだけにそこまで労力をかけられませんよね。

そんな業者用オークションを個人でも利用できる方法と、注意点をご紹介していきます。

代行業者などを間に挟めば探してもらえるが、手数料がかかる

輸入車専門オークション ZIP 会場の様子

輸入車専門オークション ZIP 会場の様子

個人での参加がかなり難しいことはご紹介した通り。しかし最近では、業者用オークションへの出品の代行や、車探しと落札の代行を担ってくれる代行業者も少なくありません。

業者用オークションはネットオークションほど無秩序な世界ではないですし、日本全国各地でかつ大規模に行われていることから珍しい車種であっても見つかる可能性も高くなっており、代行業者に頼んだら探していた車が見つかった!という場合もあることでしょう。

ただし、ご自分で参加しないということは当然、代行業者への代行手数料や落札した車の輸送費などを業者に支払う必要が出てきます。業者にもよるものの、諸々を合わせて数万円から十数万円程度かかる場合が多いようです。

業者間向けの原価ベースなので、それでも中古車市場での相場よりは安くなることが多いとは思われますが、注意が必要なポイントです。

代行業者は割安な分、保証などはつかない場合がほとんど

USS 名古屋会場

USS 名古屋会場

そして、代行業者によって手に入れた車は、ネットオークションで落札した車と同じく、保証などはつかないことがほとんどでしょう。

業者によっては車両登録などは委任できる場合もあるようですが、それでももしものトラブル時には自己責任となってしまうのは、ある程度車に詳しい方ならともかく、馴染みのない方にとってはハードルが高めですよね。

中古車は走行距離や年式によっては一気に部品が壊れ出したり、交換が必要な部品がまとまって出てきたりすることもあります。その点まだまだ新しい新古車などなら狙いやすいですが、そちらは車両価格が高めになってしまいますので、悩ましい部分です。

遠方のオークションでもネット参加できるなど、ラインナップが豊富

USSのウェブサイト

USSのウェブサイト

以前は直接各オークション会場に足を運ばなければならなかった業者用オークションですが、近年ではネットサービスに対応しているところもあり、遠くの会場で出品されている車両を落札することもできるようになっているようです。

そのため、探している車に出会える可能性はさらに上がっているといえますね。代行業者を利用する場合でも、グレードや装備内容などにこだわった依頼をしても、意外と早く見つけてもらえるかもしれませんね。

基本的に業者向けなので商品説明に偽りなし?

二輪販売店向けオークションサイト ワンプライス

二輪販売店向けオークションサイト ワンプライス

業者用オークションは、プロ同士が取引をする場面です。出品されている車は全て、内外装の評価、機関の詳しい状態などがしっかり公表されているので、入札する前にじっくりと吟味ができるようになっています。

ネットオークションのようにたとえ商品説明に書いていない故障などがあっても売り逃げできてしまう可能性もあるものとは違って、厳格な登録のもと運営されている業者用オークションでは出品者の情報もしっかり把握されていますので、基本的に詐欺のような出品はしにくいでしょう。

代行業者に依頼する際には程度の優れた車両を探してもらえば、落札金額は上がってしまうかもしれませんが、より安心の中古車選びができるかもしれませんね。

どうしても譲れない仕様や価格帯が定まっているならアリかも

NISMO 400R

NISMO 400R

中古車のオークションとしては、ネットオークションと業者用オークションがありますが、どちらも中古車販売店で買うよりは安く手に入れられる場合もありそうなものの、自分で見極めなければならない部分が増えてしまうというハードルの高さはネックでしょう。

どうしてもこの仕様にこだわって探したい、憧れのあの車にどうしても乗りたい、といった具体的な車両の要望がしっかり定まっており、中古車販売店ではなかなか手に入らないような場合にはオークションが有効な手段と言えるでしょう。

しかし、価格の安さだけに気を取られてオークションを利用すると、後々様々な出費がかさんでしまうおそれもあります。やはり無難な中古車の探し方は、中古車販売店で購入することでしょう。

まとめ

レクサス IS

レクサス IS

車のオークションの種類、さらにそれらの魅力や注意点についてご紹介してきました。

中古車を手に入れる手段としてオークションがあまり広まっておらず、中古車販売店を利用することがポピュラーなのには理由があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

もちろん、自分で整備もできるし問題ない!という玄人の方や、苦労するところも含めて楽しいカーライフ!と思えるような猛者の方なら、オークションを利用した車探しも楽しめるかもしれませんので、次の乗り換え時には検討してみてもよいかもしれませんね。

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