高級車のセダンって本当のところ、どんな車?
まずは高級セダンについて、主ないくつかの特徴をまとめてお伝えしていきます。まずはセダンの定義やどんな車なのかについて少しだけおさらいをしていきましょう。
■セダンとは?
みなさんはセダンがどんな車なのかご存知ですか。セダンとは3ボックス・4ドアの車種のことをいいます。
詳しくご存知ない方も多いのではないでしょうか。中には2ドアでセダンとして売り出されているものもありますが、一般的には4ドアのモノがセダンになります。
セダンは安全性や走行安定性が高く、国内外問わずほとんどのメーカーで発売されています。昨今はSUVが人気を集めていますが、セダンの人気もまだまだありますよね。
では次に、セダンは見た目の外観でカッコイイのかについて考えていきましょう。
■外観はカッコイイ?
高級セダンの見た目は、「カッコイイ」の一言につきますよね。特に外車なんかは細部に渡りこだわりが感じられます。内外装も職人が一つ一つ手作業で作られた車なんかもありますよね。
年齢層の高い世代には、特に人気がある車になるのではないでしょうか。今のシニア世代が若い頃なんかはセダン人気が高かったようです、
そんな見た目がカッコイイセダン。安全性能はどのようになっているのでしょうか。
■安全性能は?
セダンは車の先頭部分にボンネットが広くとられています。後ろにも荷室があるため、室内空間の前後を広く確保していることで、ボディ剛性や予防安全性能の面でも高くなっており、他のボディタイプより頑丈な作りとなっており、居室空間まで衝撃も伝わりにくくなっています。
そして、高級セダンは安全性能も充実していますので、事故を未然に防ぐ効果も高まっています。
ではそんな安全性能も高いセダン。普段使いの面では実際のところどうなのでしょうか。
■普段使いは便利?
セダンの普段使いは、運転席が低くなっていますので、視認性が悪くなっています。SUVやミニバンは視認性が高くなっていますので、それらと比較すると車体自体も大きいモノも多く、普段使いの面では小回りや運転もしにくくなってしまうのかもしれません。
しかし、走行性能の高さには定評がありますので、高速道路など遠出などは振動が少なく乗り心地の面では安定し、とても良くなります。
燃費性能では、排気量が多い場合は燃費も悪くなりがちですが、ハイブリッド車の場合は従来のガソリン車と比較しても実燃費が2倍以上になる場合もみられ、またハイブリッド車は税金などの維持費が安くなる場合もあります。騒音も少なくスムーズな走りで普段使いもいいでしょう。
色々とセダンを深掘りして来ましたが、気になる価格。おいくらぐらいになっているのでしょうか。
■価格はいくらくらいになる?
高級セダンというくくりで言うと、価格帯は1,000万円前後というのが一定のラインになるのではないでしょうか。(個人の見解にもよります)
けれど、一般的に日本国内での高級車の定義は、約400万円以上が高級車と考えられています。
本当にさまざまな高級セダンが国内外車でありますよね。そこで、高級セダンと言われていて、憧れの的になるような人気車種を5選、選りすぐってみましょう。
どんな高級セダンがあるのでしょうか。次で詳しい高級セダンの車種について考えていきます。
高級セダンの人気車種5選
高級セダンの人気車種を5選、ご紹介していきます。
■レクサスLS
レクサス LS500h バージョンL
レクサスLSはトヨタが展開している高級ブランドレクサスのフラッグシップセダンとして販売されている高級セダンになります。
初代から3代目まで日本国内で「トヨタ・セルシオ」の名称で販売されていました。また、4代目モデルからはハイブリッド車も追加されました。
レクサスのフラッグシップモデルで最高級セダンとして位置づけされているLS。内外装のデザインや最先端のテクノロジーも備わっています。
LSの魅力は力強い走りを楽しみことができるのが楽しみの一つと言えます。
レクサス・LSのスペック
【レクサス LS500 ベースグレード 2WD】スペック表 ボディサイズ(全長×全幅×全高) 5,235mm×1,900mm×1,450mm ホイールベース 3,125mm 最大乗車定員 5名 車両重量 2,150kg 燃費 JC08モード:10.2km/L
(2020年8月現在 レクサス公式サイトより)
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,235mm×1,900mm×1,450mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 3,125mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,150kg | |
燃費 | JC08モード:10.2km/L |
■BMW・7シリーズ
BMW 7シリーズ
7シリーズはドイツの自動車メーカーBMWが製造・販売している高級セダンになります。7シリーズの特徴はオーナー自らがハンドルを握る車(オーナードリヴンカー)としての性格を強調している点が特徴的となっています。
現在は第6世代となる7シリーズが2015年10月に発売されています。
また、BMW7シリーズはBMWを代表する高級セダンとなっています。品質など細部に渡り徹底したこだわりが感じられます。技術的にも常に追求している7シリーズは、高い開発能力とこだわりを兼ね備えた高級セダンと言えます。これからの開発の躍進も楽しみの一つです。
BMW・7シリーズのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,125mm×1,900mm×1,480mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 3,070mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,840kg | |
燃費 | JC08モード:12.1km/L |
■アウディA8
アウディ A8 新型
アウディA8はドイツの自動車メーカーアウディが製造販売している高級車になります。1988年に登場したアウディ・V8の後継モデルとして1994年にデビュ―しました。
現在は4代目となっており、2018年10月15日より日本での販売を開始しています。
アウディA8は走行性能に関わるスペックで全て最高級の数値を誇っているのも売りの一つです。スポーティな部分とラグジュアリーさが融合しているカッコイイ高級セダンと言えます。
アウディ・A8のスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,170mm×1,945mm×1,470mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 3,000mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,040kg | |
燃費 | JC08モード:10.5km/L |
■メルセデスベンツ・Sクラス
メルセデスベンツ Sクラス 現行型
メルセデスベンツ・Sクラスはドイツの自動車メーカーであるダイムラーがメルセデス・ベンツブランドで展開している高級セダンになります。
Fセグメントに属しており、現在発売されているのは6代目となり、2013年5月に発表されています。
Sクラスのコンセプトは、ユーザーが車に求めるすべての要素を備えるという確固としたコンセプトを備えています。
Sクラスの基本性能も最上級という言葉がピッタリ。Sクラスに乗っているだけで、その名の通りの感動も。本当にカッコイイの一言に尽きる車となっています。
メルセデスベンツ・Sクラスのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,155mm×1,915mm×1,495mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 3,035mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,100kg | |
燃費 | JC08モード:14.2km/L |
■日産 シーマ
日産 シーマ
シーマは日産が製造・販売しています。日産の最高級セダンになり、Fセグメントに値します。1988年より「セドリック」・「グロリア」よりも上級の車種として発売されました。
現行モデルは5代目モデルとなり、2012年から発売されています。また走行性能や環境性など高次元で両立しているモデルとなります。
室内空間もゴージャスなつくりでVIPなどをお出迎えするにも、恥ずかしくない空間を実現し、内外装どれを取っても満足度の高い仕上がりとなっています。
一度は高級セダン「シーマ」に乗って優越感に浸ってみたいですよね。
日産シーマのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,120mm×1,845mm×1,510mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 3,050mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,940kg | |
燃費 | JC08モード:12.4km/L |
高級セダンはどれもゴージャスな作りで、見ているだけでうっとりしてしまいますよね。お値段もそれなりにしますが、一生に一度は乗れるものなら乗ってみたいと感じませんか。
ご自身で気に入ったモデルを見つけて、まずは試乗に出かけるのもいいかもしれません。一生に一度のステキな買い物を良く吟味し、ステキな高級セダンに出会えるといいですね。
まとめ
本記事では高級セダンについて色々とまとめてお伝えしてきました。内外装、どれを見てもかっこいい高級セダンはたくさん存在します。価格帯や見た目、ご自身の好みに合った高級セダンを選んでみてくださいね。