超絶テク披露の女子高生
「史上最強、試乗女子」という動画で話題になったのは、ホンダ S660 で超絶テクを披露する女子高生、小山美姫(みき)さん。撮影の裏話を語ってくれました。
■運転歴は10年以上!?
幼いころに始めたカートから数えれば、免許とりたての18歳にして運転経験10年以上という小山さん。
免許をとってからはほとんど毎日、実家のクルマを運転しているので、道路を走るのも慣れたものです。
今回の撮影で苦労した点は、「タイヤを横に滑らせるようなシーンがあったので苦戦しました。レースでは速く走ることが大切なので、実はドリフト走行とか、やったことないんです」と苦笑いしながらコメント。
負けず嫌いの小山さんは撮影現場で何度も練習を繰り返し、最後はしっかり要望通りの走りをキメてくれたそうです。
またレーサーとしての経験があるとはいえ、「この撮影の前に1日お借りして感覚をつかんでおきました。もちろん公道で走るから普通の運転ですけど、高速道路にも乗りましたよ」と事前練習があったそうです。
■ホンダ、S660については
S660について感想を聞かれると、「車体がコンパクトで乗りやすいですね。車高が低いから地面が近くてスポーティーな感覚だし、シートも座り心地がよくて長い時間乗っていても疲れなさそうです」と評価は上々。
さらに「シフトのストロークが短くていいですね」と、レーシングドライバーならではのマニアックな視点でも気に入った様子でした。
現役女子高生レーシングドライバーの小山さん、今シーズンはFIA-F4の第13、14、15、16戦に出場。日本初の女性F1レーサーを目指し、日々のトレーニングに励んでいる。
大人気ユーチューバー、おつぽん
クルマ好きの間でにわかに話題を集めているユーチューバーが、スポーツカー大好き女子の“おつぽん”です。
様々なクルマに関する動画をアップロードする彼女のユーチューブページ「おつぽんTV」は、チャンネル登録者4万4000人、総視聴回数は1500万回(2017年1月現在)を超えるほどの人気ぶり。
人気ユーチューバー“おつぽん”はいかにして誕生したのか、そして人気の秘訣は…独占インタビューから、動画だけでは知ることができない彼女の素顔に迫りました。
■気になるおつぽんのプロフィールは…秘密!?
おつぽんのプロフィールは、「7月11日生まれ」であること以外は年齢も非公表。
ベーシストとして活動しながら、「自分の演奏をたくさんの人に見てほしい」という思いから動画を投稿するようになったのがきっかけで、ユーチューバーの道へ。
現在は試乗動画やイベントレポートなど、クルマ系動画をメインに投稿し、今やクルマ好きの間で知られる人気ユーチューバーへと急成長した。
ちなみに、“おつぽん”の名前の由来は、友達との間で交わしていた「おつかれさま」代わりの挨拶からとったものだとのことです。
吸い込まれそうなほど大きな瞳がチャーミング(死語)な彼女だが、ホンダ『S660』を愛車にする“マニュアル車女子”でもあります。
彼女はなぜ“クルマ”を選び、動画をアップし続けるのか。おつぽんの生の声をお届けします。
----:まずクルマに興味を持ったきっかけを教えてください。
おつぽん:父親がロータスやケータハムみたいなクルマが好きで、その影響は大きいですね。
----:おつぽんもスポーツカーが好きなんですか?
おつぽん:そうですね、スポーツカー全般が好きです。『86』が出たときに、こういうカッコいいクルマがあるんだ!って知って、そこからどんどん興味を惹かれて。
----:今一番興味のあるクルマは?
おつぽん:ロータス『エリーゼ』です。実は免許を取ったきっかけでもあるんです。運転する機会があるかわからないけど、エリーゼはマニュアルしかないから…それならマニュアル免許をとっておこう!と思って。
けど、これまでも20~30台くらい色んなクルマに試乗したんですけど、一度乗るとすごく愛着が湧いてしまって全部欲しくなっちゃうんです(笑)それぞれの良さがあって。
----:ユーチューバーとして活動するきっかけもやっぱりクルマだったんですか?
おつぽん:最初は音楽活動で。自分の演奏を見てもらいたくて動画を投稿する活動をはじめたんですけど、どんどん趣味がクルマの方にシフトしていって…(笑)免許を取る少し前くらいからクルマの紹介動画を撮ったり、投稿したりするようになりました。
----:免許を取って、そして愛車のS660も手に入れて、クルマへの想いは変わりましたか?
おつぽん:ホントに急速にクルマが好きになりましたね。けど、まだまだ知識が全然ないので勉強したいです。動画のコメントにも「最初から最後まで無言じゃないか」とか、そういう指摘もあって…ジャーナリストの方々のように、上手くクルマの魅力をしゃべれるようになりたいと思っています。
----:若い女性でクルマ好き、しかもマニュアル女子というのはすごく貴重な存在だと思います。
おつぽん:そうですね。同年代の女の子とか、やっぱりクルマに興味のある子はほとんどいなくて。けど、愛車でオフ会とかに行くようになってからは女の子のクルマ友達も増えてきました。けっこうマニアックな若い子も意外といるんですよ。
----:ぜひ、おつぽんの発信力でクルマ好き女子を増やしてください!
おつぽん:やっぱり、同年代でクルマ好きの人がもっと増えてほしいなという思いもあって。動画配信することでクルマに興味を持ってもらえるんじゃないかな、っていうのもあって続けています。
----:これからやってみたいことはありますか?
おつぽん:今はクルマばっかりになっちゃってますけど、クルマ以外にも色々考えています。けど、大好きなクルマの紹介はまだまだ続けていきます。「走り」の方も極めていきたいですね。レーサーの方にもすごく憧れていて、あんな風にカッコ良く運転できたらいいな、と思っています。
インタビュー取材当日は、レーサー/モータージャーナリストの桂伸一氏とのサーキット動画撮影をおこなったおつぽん。「良い画」のためにテキパキと駆け回る姿はプロのジャーナリストも顔負け。レーサーの走りに圧倒されながらも、ヒールアンドトゥの指南を受けるなどやる気も十分だ。これからのおつぽんの活躍から、ますます目が離せない。
美しすぎるレーシングドライバー、塚本奈々美
塚本さんは昨年、ポルシェカレラカップ、GR86/BRZレース、D1レディースリーグに参戦した女性レーシングドライバー。
モータースポーツ以外でもTV・雑誌等でアスリートタレントとして活躍するほか、くるまマイスター検定公式アンバサダーにも就任しています。
D1GP日比野哲也選手と塚本奈々美さん
塚本さんは昨年放送の日本テレビ「Going! Sports & News」に登場。
「神技ライブラリー」のコーナーにて、番組史上初めてモータースポーツが取り上げられ、シルエイティ「頭文字D インパクトブルー773」を駆り、D1GP日比野哲也選手のスープラと華麗なドリフトランデブーを披露していました。
男性に比べれば、まだまだ車好きな女性は少ない…とは言え、こういった美人でカワイイ女子たちを見ていると、
もっと車好き女性が増えるのではないか、と夢が膨らみますね!