あれ、エンジンかからない?「バッテリー上がり」かも
《画像提供:Response 》自動車用バッテリー
車に発生しかねないトラブルのうち、予兆なく訪れる恐怖の「バッテリー上がり」は、できれば体験したくないものですよね。
いつも通り車に近づいてキーレス解錠をしようとしても操作ができず、鍵でドアを開けてみれば室内灯も点灯しない。そんな状況が突然訪れると、何が起こったか分からず混乱してしまうこともあるでしょう。
バッテリーは、強力なモーターを使用して行うエンジンの始動にも欠かせない存在です。そのため、バッテリーが上がってしまうとエンジンがかからなくなってしまうので、出先で孤立してしまうなんていうことにもつながりかねません。
このように、バッテリーは車のさまざまな機能を支えている非常に重要な部品ではありますが、機能していることが当たり前ということもあり、普段はあまり意識されない存在ともいえそうです。そんなバッテリーが上がった時に、どのように対処すればいいのかよく分からないという方も少なくないのではないでしょうか。
実際にバッテリーが上がってしまった時にはどんな症状が出るのか、バッテリー上がりにはどのように対処すればいいのかといった情報から、バッテリー上がりを予防するために気をつけておきたいポイントまでご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
■バッテリーが上がるとこんな症状が!
車の不調はさまざまでも、バッテリーが上がった時にはどんな症状が出るのでしょうか。
以下のような症状があれば、原因としてバッテリー上がりが疑われます。
車の鍵を解錠できない
キーフリーシステムを装備した車で施錠・解錠操作をしたり、キーレスリモコンなどの操作で施錠・解錠操作をしたりしても、パワードアロック機能に反応がない場合、バッテリー上がりが疑われます。
キーフリーシステムを装備した車などでも、バッテリー上がり時などのために、リモコンには物理キーが備わっています。そのため、緊急時には物理キーと運転席ドアなどの鍵穴を利用して、鍵を開けることができます。
キーレスリモコン側にもボタン電池が入っており、車の施錠・解錠操作ができない場合にはリモコン側の電池が切れた可能性も考慮しておく必要があります。スペアキーなどを使って操作をしてみるか、新しいボタン電池に交換してみるなどして、それでもロックが作動しない場合は、車のバッテリー上がりが強く疑われます。
室内灯やヘッドライトが点灯しない
ドアを開けた際や手動でスイッチをオンにした際に室内灯が点灯しなかったり、ヘッドライトをオンにしても点灯しない場合も、バッテリー上がりが疑われます。
室内灯やヘッドランプなどのランプ類を点けっぱなし状態で長時間放置してしまった、というのはバッテリー上がりの典型的な例です。完全にバッテリーが上がってしまった場合には、ライト類が点灯しなくなってしまいます。
バッテリーが上がりそうな状態の場合、このようなライト類はかろうじて点灯するものの、いつもより暗く点灯している状態になることも。そのような状態で放置していると、近いうちにバッテリー上がりが起こってしまう可能性もあります。
エンジンがかからない
いつも通りに鍵をひねったりスタートボタンを押したりしてエンジンをかけようとした際に、車のメーターが点灯せず、キュルキュルといったようなエンジンの始動音もしない場合も、バッテリー上がりが疑われます。
先述のライト類と同じく、バッテリーが上がりそうな状態の場合には、メーターは点灯するもののエンジンの始動が弱々しく、何回かトライしないと始動に成功しないような状態になることもあります。このような状態で放置していると、近いうちにバッテリー上がりが起こってしまう可能性があります。
また、ハイブリッド車でもバッテリーが上がると始動ができない場合があります。ハイブリッド車では、モーターを動かす駆動用バッテリーと、電装品を動かす補機バッテリーの2種類の電池が搭載されています。駆動用バッテリーの残量がある場合でも、補機バッテリーが上がった状態ではシステムが起動せず、メーターの「READY」マークが点灯しない場合があります。
【バッテリー上がりの対処法】覚えておきたいのはこの5つ!
事前にバッテリーが弱っていることを察知できていれば予測もつきやすいものの、おおよその場合バッテリー上がりは予期しないタイミングで突然起こるので、いざ車の電装品が動かなかったりエンジンがかけられなかったりするとパニックになりがちです。
バッテリー上がりの基本の対処法を3つご紹介しますので、いざという時に焦らないよう、覚えておいてくださいね。
■他の車を使ってジャンピングスタートする
《画像提供:Response 》ブースターケーブル(左下)
バッテリーが上がった場所がご自宅で他のお車がすぐ近くにあるなど、救援車両の手配ができる場合には、救援車両の正常なバッテリーから電気を分けてもらうことでエンジンを始動する「ジャンピングスタート」を試してみることができます。
ジャンピングスタートを行うには、赤と黒などのケーブルと端子がセットになった「ブースターケーブル」を事前にカー用品店などで購入するなどして用意しておく必要があります。
また、車両によっても異なるものの多くの車ではバッテリーはエンジンルーム内に設置されており、ブースターケーブルでバッテリー同士が接続できる程度に車を近づけて配置する必要もあります。駐車スペースの都合などによっては、ジャンピングスタートが難しい場合もあるかもしれませんね。
ジャンピングスタートを行う際には、ブースターケーブルの接続手順を間違うとバッテリー上がりに対処できないだけでなく、車両の電装システムにダメージを与えてしまうおそれや、火花が散ることで引火や爆発のおそれもあります。ご紹介する手順を守って作業してください。
また、一部ハイブリッド車などに備わっている救援用端子では、他の車からブースターケーブルを介して救援してもらうことは可能なものの、他の車を救援することができないとされているものもあります。事前に取扱説明書などでチェックしておきましょう。
ハイブリット車とEV車の場合はどうすればいいのか?
ハイブリッド車やEV車でも補機バッテリーのトラブルでバッテリー上がりが生じます。基本的には、一般的なガソリン車と同様、ブースターケーブルと対応する救援車があれば、ジャンピングスタートが可能です。
ただし、ハイブリッド車を救護車としたジャンピングスタートはできませんので、救援車にはガソリン車を用意する必要があります。
EV車はバッテリーの取り付け位置や端子位置がガソリン車と異なる場合があるため、整備マニュアルなどを参考に作業しましょう。
ジャンピングスタートする上での必要な物
ジャンピングスタートに最低限必要なものをまとめると、以下の通りです。
・ブースターケーブル
・救援車(電気の供給元)
このほかに、作業用手袋などがあると安心です。
ジャンピングスタートの手順!プラスマイナスの接続順に注意
バッテリーが上がってしまった車両のバッテリーと救援車両のバッテリーをブースターケーブルで接続してジャンピングスタートする場合は、以下の通りの順番でブースターケーブルを接続します。
①赤色のケーブルの片方を、バッテリーが上がった車のバッテリーの+端子につなぐ
②赤色のケーブルのもう片方を、救援車両のバッテリーの+端子につなぐ
③救援車両側の黒色のケーブルを、救援車両のバッテリーの−端子につなぐ
④バッテリーが上がった車両側の黒色のケーブルを、バッテリーが上がった車両のエンジン本体など、バッテリーから離れた未塗装金属部分につなぐ
この順番で接続が完了したら、救援車両側でエンジンをかけ、回転数をやや高めにするなどして5分程度充電し、救援車両側でエンジンをかけたまま、バッテリーが上がった車でエンジンをかけます。正常にエンジンをかけることができれば、つないだ時と逆の手順でブースターケーブルを取り外して、作業完了です。
ジャンピングスタート時には、ブースターケーブルの+端子と−端子や、+端子と車体などを絶対に接触させないこと、ブースターケーブルがエンジンのタイミングベルトなど可動部分に接触しないよう気をつけることなどの注意点もあります。車両の取扱説明書などをよく確認した上で作業するようにしましょう。
■ジャンプスターターを持っているなら利用する
Anker PowerCore ジャンプスターター mini
救援車両が手近にない場合でも、近年では「ジャンプスターター」と呼ばれる出力の大きいモバイルバッテリーが普及しているので、これを利用したジャンピングスタートを行うことができます。
事前にジャンプスターターをカー用品店などで購入した上で充電しておく必要はありますが、充電後は車内に保管できるものもありますし、最近の商品は車内に保管しても気にならない程度に小型化も進んでいますので、定期的に充電残量をチェックしつつ、ジャンプスターターを車内に常備しておくと出先でも安心ですね。
ジャンプスターターでジャンピングスタートを行う場合は、ジャンプスターターのケーブルをバッテリーに接続し、ジャンプスターター側でスイッチ操作を行うことが一般的です。取扱説明書通りに作業をし、エンジンをかけることができれば、バッテリーからジャンプスターターのケーブルを取り外します。
ジャンプスターターではUSB端子が備わっていることも多く、スマートフォンなどの充電などに利用することもできます。非常時の備えとして役立ちそうですね。
■バッテリー本体を充電する
バッテリー上がりには、「車用バッテリー充電器」を使用するという方法もあります。
バッテリーの電圧を確認し、対応する電圧のものを用意しましょう。普通乗用車であれば一般的には12V、トラックなどの大型ディーゼル車は24Vですが、複数の電圧に対応できる充電器もあります。
使用に際して、バッテリーを車から取り外すのをおすすめします。バッテリーを車に積んだまま充電してしまうと、車載電子部品などの故障の原因になりますし、バッテリーから液漏れなどが生じた場合、より重大な被害をもたらすからです。
接続には、車用バッテリー充電器から伸びる赤いケーブルをバッテリーのプラス端子に、黒いケーブルをマイナス端子につなげます。必ずこの順番で行ってください。
続いて車用バッテリー充電器をコンセントにつなげて電源を入れ、アンペア数を設定して充電をスタートさせます。電圧は充電する車の電圧、アンペアはバッテリーの容量、時間は充電に必要な時間でセットします。
充電時間は、時間をかけてゆっくりと充電する「完全充電」と、短時間でエンジン始動を可能にする「急速充電」によって異なり、完全充電の所要時間は通常8~12時間ほど、急速充電は5~20分程度です。ただし急速充電は危険が伴うため、JAFや自動車整備工場などのプロに依頼したほうがいいでしょう。時間を守らないとバッテリーを大きく傷めます。タイマー付きの充電器があれば便利ですが、過充電を防止するため、タイマーをセットしてもバッテリー電圧と充電量をこまめにチェックするようにしてください。
バッテリーの種類によっては、上部に液口栓(キャップ)がついています。「一般社団法人 日本電池工業会」から出されている「自動車用バッテリーのワンポイント知識」によれば、充電時に発生する気泡の圧力を逃がすため、開放することがすすめられています。ただし、キャップが付いていない、または外せない種類のバッテリーもありますので、各バッテリーのマニュアルをご確認ください。
充電量は90%を超えればOKです。外すときはコンセントからプラグを抜き、つないでいたケーブル類を回収すれば完了です。
こうした手順を見るとわかるように、車用バッテリー充電器はあくまで充電がメインなので、外出先での使用はあまり想定されていません。また、スターター機能がついていないタイプの場合、バッテリー充電はできても、すぐにエンジンの始動はできません。ここが、前述のジャンピングスターターと異なるところです。
■バッテリー本体を新品に交換する
バッテリー上がりの解決策として、バッテリー自体を交換する方法です。
古いバッテリーを取り外すためにエンジンを止め、ライト類などのスイッチをオフにしましょう。 バッテリーのマイナス極ケーブルを外し、プラス極ケーブルを順に取り外します。続けてバッテリーの取り付け金具を外して、バッテリー自体を車から取り外します。
次は新しいバッテリーの取り付けです。取付台に置き、取付金具でしっかりと固定します。古いバッテリーを外したときとは逆の手順で、プラス極ケーブルを最初に取り付けてナットを締め、次にマイナス極ケーブルを取り付けます。もし車に端子カバーが付いているなら、元どおりに取り付けて終了です。
■ロードサービスを依頼する
JAF ロードサービス イメージ
ご自分での作業は不安だからしたくないという方も含め、最も確実なバッテリー上がりへの対処法と言えそうなのが、ロードサービスを利用することでしょう。
ご契約の任意保険にロードサービスが付帯している場合もありますし、有名なJAFのロードサービスは会員でなくても利用することができます。バッテリー上がりの場合なら、ロードサービスの作業時間も短く済む場合がほとんどでしょう。
ただし、ロードサービスは依頼してから作業開始までに時間がかかってしまう場合もあります。年末年始や連休などでは依頼が殺到してしまい対応までに時間がかかる場合もしばしばですし、バッテリー上がりが起こってしまった場所によっては、ロードサービス拠点から離れているので到着まで時間がかかるといったことも起こり得ますので、注意しておきたいところです。
ロードサービスの料金
ロードサービスを提供しているJAF(日本自動車連盟)では、バッテリー上がりの応急始動作業(昼間・一般道の場合)は、2022年7月現在で13,130円です。なお、作業時間が夜間、作業場所が高速道路などの要因で料金が変わります。
バッテリーはどうして上がる?よくある原因まとめ
■室内灯やヘッドライトを点けっぱなしで放置
《画像提供:Response 》ホンダ ステップワゴン 調光機能付LEDルームランプ
バッテリー上がりの原因としてポピュラーなのが、室内灯やヘッドライトが点灯しっぱなしの状態で放置してしまうことです。エンジンを切ってから、ヘッドライトを点灯したままや室内灯を点灯したまま長時間放置してしまうと、当然ながらバッテリーは放電し続けてしまうことになり、バッテリーが上がってしまいます。
近年では、ヘッドライトの点灯と消灯を自動で行ってくれる「オートライト」機能が新型車への搭載義務化が進んでいたり、室内灯でも一定時間連続で点灯した場合には自動で消灯する機能などが備わっている車が増えたりと対策も進んでいるので、これらを原因としたバッテリー上がりが起きにくくはなっていますが、油断は禁物でしょう。
■その車を長期間運転していなかったため自然放電
駐車場 イメージ
車は、イグニッションをオフにしている状態でも、車のコンピューターやカーアラーム機能、時計機能などのバックアップ電源用など、さまざまな電装品が電気を使っており、バッテリーからはゆっくりと放電が続いています。
通常ならば、それらの放電分は次の運転中に自動で充電がされるので問題はありませんが、その車に乗らない状態が長く続くと、バッテリー上がりの状態になることもあります。
燃費性能を重視している近年の車では、走行せずに車のエンジンをかけたままの「アイドリング状態」ではバッテリーの充電制御が行われない場合もありますので、普段乗っていない車をアイドリングさせるだけでは、バッテリーの充電ができていない場合もあります。
■バッテリーの寿命や、発電装置の不具合の可能性も
トヨタ プリウスのバッテリー
上記のようなバッテリーに負荷がかかることをしていない場合でも、エンジンの回転を利用して電気を発電する充電器が故障していたり、バッテリーの寿命で充電性能が極端に落ちているなどのトラブルによって、バッテリー上がりの状態になってしまうこともあります。
ライトを点けっぱなしにもしていないし、頻繁に運転する車なのに突然バッテリーが上がってしまった、という場合には、このような不具合の可能性も考えられます。カーディーラーなど、プロに点検をお願いしてみると確実でしょう。
バッテリー上がりを予防するために心がけたいこととは
■電装品の点けっぱなしをしないように気をつける!
《画像提供:Response 》ダイハツ ムーヴのライトスイッチ
うっかり点けっぱなしにしてしまうことで、バッテリー上がりの原因となりがちなヘッドライトや室内灯。
普段から車を離れる際には、ヘッドライトや室内灯がきちんと消灯しているかどうかを再確認するように心がけておけば、不意に点灯状態で放置してしまうことも防げるかもしれません。
夜間なら気付きやすいものの、昼間では室内灯が点灯していることは車両の外からでは分かりにくい場合も。どうしても不安なら、ドア連動で室内灯が点灯する機能をオフにしておくこともできます。
■普段使わない車なら、バッテリー充電装置の導入も検討したい
バッテリー充電器 イメージ
運転する頻度が低い車では、放置している間に自然放電でバッテリー上がりを起こしがちです。そのような車でも、数週間から1ヶ月に1回程度は30分程度のドライブをしてあげることで、バッテリーの充電をすることが重要です。
先述したように、アイドリング状態では発電量が少ない車種もありますので、流れのよい幹線道路などをドライブできればより理想的でしょう。
どうしても時間が取れない!といった場合では、家庭用の電源を利用して長期保管時のバッテリー状態を正常に保ってくれる「トリクル充電」機能を備えたバッテリー充電器などの導入も効果的です。充電器の取り付けと取り外しという面倒は増えますが、バッテリー上がり状態からの復旧作業よりは格段に短時間で済むはずです。
■バッテリーの状態を定期的にチェックし、必要なら交換する
《画像提供:Response 》バッテリーチェッカー「バッテリーセンス」
電装品を複数追加しているなど消費電力が大きい使用状況が続くと、バッテリーの性能が早期に著しく低下して「寿命」となってしまう場合もあります。
エンジンのかかりが悪い、ヘッドライトなどがいつもより暗いなどの不具合を感じたら、バッテリーの電圧やバッテリー液の比重などの健康状態を点検することで、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
カーディーラーやカー用品店、場合によってはガソリンスタンドなどでも点検に対応してもらえますので、ご自分での確認が難しい場合には点検を依頼することを検討し、バッテリーが劣化している場合には交換するようにしましょう。
エンジンがかからないなら…実はバッテリーじゃなく別の原因かも
《画像提供:Response 》ダイハツ タフト エンジンルーム
電装品はちゃんと動くのに、エンジンをかけようと思ってもうんともすんとも言わない!という状況なら、問題点はバッテリーではないかもしれません。
オートマチックトランスミッション車ではシフトレバーがきちんとPポジションに入っていない、マニュアルトランスミッション車でクラッチスタートシステムが装備されている場合はクラッチが踏み込まれていないなど、操作が誤っている可能性もあります。
また、ステアリングロックが作動している場合もエンジンがかからないこともあります。
車両の取扱説明書をあらためてしっかり確認し、手順通りにエンジンをかけてみると解決するかもしれません。
それでもエンジンがかからないなら、エンジンを始動するスターターモーターの不具合や故障が発生している場合もあります。
まとめ
《画像提供:Response 》パナソニックストレージバッテリー カオス
バッテリー上がりの症状や対処法、予防のポイントなどをご紹介してきました。
突然のバッテリー上がりはできれば経験したくないものです。とはいえ、バッテリーの寿命などで起こってしまうバッテリー上がりもありますので、普段からヘッドライトの消し忘れなどを気にしていてもバッテリーが上がってしまう可能性もあります。
これを機に、愛車のバッテリーの健康状態をチェックしてみることをおすすめします。
よくある質問
■バッテリーが上がっちゃった!放置すれば直るの?
一度バッテリー上がりの状態になってしまったバッテリーは、放置しても充電量が回復することはありません。自動車用の鉛バッテリーは、エンジンなどの力を借りて運転中に充電がされるため、バッテリー上がりを直すためには、ジャンピングスタートなどで外部から電気を供給するなどの必要があります。
■バッテリーが上がったとき、自分で対処できるの?してもいいの?
自動車のバッテリーは、手順と注意点さえ気をつければご自分でも作業することが可能です。バッテリーが上がった場所がご自宅などで、救援車両が手近にある場合には、ジャンピングスタートなどをご自分で試してみることができます。また、近年ではジャンピングスタートが可能なモバイルバッテリー型機器が市販されており、これを車内に備えておけば出先でも安心です。
エンジンオイルの交換時期は、クルマの種類や使用状況によって異なりますので、車両の取扱い説明書等で確認しましょう。
車のバッテリーが上がってしまったらどうしたらいい?原因や対策、直し方をご紹介! |教えて!おとなの自動車保険
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