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ワゴンRスマイル|ワゴンR史上初のスライドドア搭載モデルのまとめ

ワゴンRスマイル|ワゴンR史上初のスライドドア搭載モデルのまとめ

2021年9月に登場してから売れ行き絶好調のワゴンRスマイル。今回は、そのワゴンRスマイルのグレードや基本スペック、内装などの情報をまとめるとともに、その魅力の秘密に迫りました。

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スズキ ワゴンRスマイルの特徴

《写真提供:response》《写真提供 スズキ》スズキ ワゴンRスマイル ハイブリッドX コーラルオレンジメタリック アーバンブラウン2トーンルーフ

スズキ ワゴンRスマイルは2021年9月に登場した、現行ワゴンRをベースに開発された新型車です。2021年から2022年の年末年始には、軽快な音楽とともに、たくさんCMが流れていたのでご覧になった方も多いかもしれません。

ワゴンRスマイルが登場した翌月、2021年10月の通称名別販売台数で、スズキ ワゴンRが約7年ぶりとなる軽自動車1位になりました。この最大の要因がワゴンRスマイルであり、それだけ大きな注目を集めています。

ワゴンRスマイルは、どんな特徴がある車でしょうか?今回は、ワゴンRスマイルのグレードや基本スペック、内装、同じスズキから販売されているスペーシアとの違いなどについてまとめました。

ワゴンR史上初のスライドドア

ワゴンRスマイル最大の特徴は、ワゴンR史上初となるスライドドアの搭載です。

ワゴンRが初めて登場したのは1993年。軽自動車の弱点とされてきた室内空間の狭さを、背を高く取ることで克服し、軽自動車市場に革命を起こしたパイオニアでした。競合他社も続々とトールワゴンに着手して軽自動車市場は活気づきましたが、2011年にホンダがN-BOXを発売して以降、スライドドア付きのスーパーハイトワゴンが軽自動車の売れ筋に変わっています。

この間もずっと、ワゴンRはスライドドアを搭載していませんでしたが、今回ついにワゴンR史上初のスライドドア搭載モデルが登場し、大人気となっています。

かわいらしい見た目と4つのコーディネートスタイル

ワゴンRスマイルのスタイリングは、四角いフォルムに丸い形のヘッドランプが特徴で、可愛らしくも個性あふれるデザインです。

後述するように、純正アクセサリーのコーディネートも用意されていますが、そうしたコーディネートに頼らなくても飽きのこないデザイン性を持っています。

そして自分らしさを主張できる純正のコーディネートがあり、合計4つのスタイルを用意。同じ車と思えないほど、どれも個性的で自分好みのスタイルが選べます。

ブリティッシュスタイル

エクステリアデザインは、クロームメッキのナンバープレートリムに、フロント・サイド・リヤを囲むホワイトのアンダーガーニッシュが印象的。代表モデルとなっているインディゴブルーメタリックとホワイトの2トーンカラーは、アクティブなイメージと落ち着きを見事に両立しています。

インテリアは、ベージュ/ダークブラウンの本革ステアリングホイールカバーに、ダークブラウン色の革調シートカバーがレトロなイメージを演出。ほかにも、グレンチェックのインパネトレーマットなどで、個性あふれる空間になっています。

エレガントスタイル

エクステリアデザインは、クロームメッキのナンバープレートリム、サイドのイメージをスタイリッシュに彩るドアガーニッシュ、コーラルオレンジがアクセントに入ったホイールが上質な雰囲気を醸し出しています。

インテリアは、ベージュ/ブラウンの本革ステアリングホイールカバーに、グレンチェックのフロアマット、外観との統一が図られたコーラルオレンジのインパネカラーパネルが印象的。ほかにもカッパーゴールドのサイドルーバーガーニッシュがよいアクセントになっています。

モダンスタイル

エクステリアデザインは、ブラックメッキのナンバープレートリムとフロントグリルが印象的で、そこに14インチのアルミホイールとアルミホイールセンターキャップを揃え、モダンシンプルな外観に仕上がっています。

インテリアは、ベージュ/ベージュの本革ステアリングホイールカバーに、ブラウン調のシートカバーの組み合わせが落ち着いた室内空間を演出。ほかにも、グレンチェックのフロアマット、ブラックのインパネカラーパネル、同じくブラックのウインドースイッチガーニッシュと、シルバーのサイドルーバーガーニッシュが採用されており、大人な雰囲気になっています。

カリフォルニアスタイル

エクステリアデザインは、全体をオフブルーで彩りつつ、ホワイトのフロントグリルとホワイトのナンバープレートリム、そして同じくオフブルーのアクセントが入ったホイールで、カリフォルニアスタイルの名にふさわしい爽やかさ。

インテリアは、ベージュ/ブラウンの本革ステアリングホイールカバーに、外観との統一が図られたオフブルーの印象的なインパネカラーパネル。またフロアマットはトレーが採用されており、アクティブな印象を高めています。

安全サポート

ワゴンRスマイルには、前方・後方の視界をしっかり確保する大きな窓や視認性の高いディスプレイ、操作しやすいスイッチなど、運転のしやすさを追求することで安全性を高めるスズキの安全技術が満載です。

運転サポートとして、衝突の危険回避や被害の軽減を期待できるブレーキサポートを搭載。しかも、ワゴンRに搭載されている単眼カメラとレーザーレーダーを使ったデュアルセンサー方式とは異なり、ワゴンRスマイルには2つのカメラをフロントウインドウ上部に配置する、デュアルカメラ方式が採用されています。

これにより、夜間でも歩行者の検知率が高まるとともに、長時間の運転を支えるアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]にも貢献します。

ターボ設定なし

ワゴンRスマイルは自然吸気エンジンのみで、ターボ設定がありません。ワゴンRというと、スティングレーをはじめとしたパワフルな走りの印象があるので、ターボの選択肢がないことを寂しく思う方もいらっしゃるでしょう。

現時点でのワゴンRスマイルは自然吸気エンジンと、スズキが得意とするマイルドハイブリッドに設定を絞っており、市街地での走行がメインターゲットのようです。

ワゴンRスマイルの基本スペック

《写真提供:response》《写真提供 スズキ》スズキ ワゴンRスマイル ボディカラー

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【スズキ ワゴンRスマイル HYBRID X(2WD)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,395mm×1,475mm×1,695mm
ホイールベース2,460mm
最大乗車定員4名
車両重量870kg
燃費WLTCモード:25.1km/L
エンジン種類水冷4サイクル直列3気筒 657cc
エンジン最高出力36kW(49ps)/6,500rpm
エンジン最大トルク58N・m(5.9kg・m)/5,000rpm
モーター種類直流同期電動機
モーター最高出力1.9kW(2.6ps)
モーター最大トルク40N・m(4.1kg・m)
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッションCVT
新車価格1,448,000円~(消費税抜き)
(2022年4月現在 スズキ公式サイトより)

内装

ワゴンRスマイルの内装は、インテリアの質感が高く、丸みを帯びたデザインで統一されており、やわらかい印象を与えます。

シートのショルダーや座面のサポート部分はあまり張り出しておらず、乗降性に優れ、街乗りに最適。ツヤのあるパネルを囲むフレームと、ステッチ類の配置も運転のしやすさが考慮されており、居心地のよい空間に仕上がっています。

ファブリックシート表皮は、グレードに合わせてライトグレーとダークグレーの設定があり、インパネカラーパネルもグレードやボディーカラーに合わせ設定されています。

室内空間・収納

ホンダ N-BOXやダイハツ タントは、スーパーハイトワゴンと呼ばれるカテゴリーで背の高さが際立っていますが、ワゴンRスマイルはあくまで現行ワゴンRと同じプラットフォームから作られており、ハイトワゴンのカテゴリー。そのためワゴンRスマイルの全高は1,695mmで、N-BOXの全高1,790~1,815mmと比べると、100mmほど低いことがわかります。

当然、ワゴンRスマイルの室内を移動するには少し圧迫感があるかもしれません。それでも室内高は1,330mmと、運転や乗り降りには必要十分な上部空間を持っています。

後部座席に大人が座っても、足元は十分に余裕があり、後部座席を一番後ろまでスライドさせれば、脚を組めるほどゆったり広々。

またスライドドアなので、サッと開けて荷物を積み込んだり、子供を後部座席に座らせたりするのにも便利。子育て世代が使用してもストレスがありません。

軽自動車に長年携わっているスズキだけあり、収納スペースの確保は得意分野。助手席シートアンダーボックスは広く平らな荷物スペースで、しかも取っ手が付いているので持ち運びもできます。

ドリンクホルダーは630mlのペットボトルや、500mlサイズの紙パックにも対応。グレードにもよりますが、運転席背面には2つのポケットと、ドリンクホルダーを装備したテーブルが用意されており、後部座席の快適性を高めてくれます。

バックドアを開けると現れる荷室は、リアシートが一番後ろの状態でも35Lサイズのスーツケースを積める広さ。しかもリアシートは左右別々にスライド可能で効率よく荷室を広げられます。荷室は開口高855mmと大きく、荷物が載せやすいのも魅力の一つです。

シートアレンジ

通勤、買い物、旅行など、さまざまなシーンで活躍する、豊富なシートアレンジ。

後部座席は左右独立リヤシートスライド&リクライニング機構で、リヤシートの左右それぞれが独立して前後にスライドできるため、乗る人や荷物に合わせた効率のよいアレンジが可能。

さらに後部座席を倒すことで、ほぼフラットな空間に。加えて、助手席前倒し機構を活用するとさらに柔軟なシートアレンジができます。助手席のヘッドレストを外し、背もたれを前に倒すことで、室内長とほぼ同じ長さで荷物を載せるスペースが生まれます。

スペーシアとの違い

ワゴンRスマイルとスペーシアの決定的な違いは室内空間、とくにその高さにあるでしょう。

ワゴンRスマイルの全高は1,695mmなのに対し、スペーシアは1,785mmで、90mmほどスペーシアが高く、これに伴い室内高もスペーシアが80mm高くなります。長尺の荷物を立てて載せたり、車内での移動のしやすさという点では、スペーシアに軍配が上がるでしょう。

共通する装備としては、マイルドハイブリッドシステム、後席両側ワンアクションパワースライドドア、パワースライドドアの携帯リモコン予約ロックなどがあります。

グレードやオプションによっても異なりますが、ワゴンRスマイルだけに装備されているものは、360°プレミアムUV&IRカットガラス、6スピーカー、ボディーカラーによって違うインパネカラーがあります。

一方、スペーシアだけにある装備は、スリムサーキュレーター、ロールサンシェード、車速連動式オートドアロックなどです。

ワゴンRスマイルも純正コーディネートを採用すると非常に個性的な車になりますが、スペーシアもカスタムを選択すれば、まったく方向性の違う車に仕上がり、甲乙つけがたい魅力にあふれた車です。

ワゴンRスマイルのおすすめグレードと価格

《写真提供:response》《写真撮影 中野英幸》スズキ ワゴンR スマイル

もっとも充実した装備なのは、最上級グレードにあたるハイブリッドX(消費税抜き1,448,000円)ですが、コストパフォーマンスを考えると中級グレードにあたるハイブリッドS(消費税抜き1,339,000円)もおすすめです。

この2つのグレードの大きな違いはエクステリアデザインで、ヘッドランプやフロントグリルにメッキ加飾しているのがハイブリッドX、シルバー塗装になっているのがハイブリッドSです。ほかにも、360°プレミアムUV&IRカットガラス、LEDヘッドランプやLEDフロントフォグランプ、パーソナルテーブルはハイブリッドXだけの装備になります。

とはいえ、先進安全装備や内装には大きな違いがなく、価格差109,000円。購入検討の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

《写真提供:response》《写真提供 スズキ》スズキ ワゴンRスマイル ハイブリッドX シフォンアイボリーメタリック ホワイト2トーンルーフ

今回は、売れ行きが絶好調なワゴンRスマイルについて紹介しました。

ワゴンR史上初となるスライドドアを搭載し、魅力あふれるエクステリア、統一感のあるインテリアなど、売れているのが納得の充実ぶりです。また、純正コーディネートで個性あふれるスタイルにも変身できて、楽しい車でもあります。

ぜひこの記事を参考に、ワゴンRスマイルを検討してみてください。

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