メルセデスの新型“ハイパフォーマンスSUV”誕生
《画像提供:Response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス
「GLCクーペ」は、クーペとしてのスタイリッシュなフォルムとSUVらしい存在感を両立させ“SUVクーペ”。メルセデス・ベンツのベストセラーモデル「Cクラス」と同等の安全・快適装備を備えるとともに、プレミアムミドルサイズSUV「GLC」と同等の走行性能、利便性を実現しています。
現行モデルは2023年に誕生した2代目。現行GLCクーペは、伸びやかで美しいシルエットの中にスポーティで力強さを備えたエクステリアと、リアルウッドインテリアトリムやカーボン素材のインテリアトリムを採用した質感の高いインテリアを併せ持ちます。
また、ダイナミックなドライビング特性、サポートの精度を高めた安全運転支援システム、縦型の大型メディアディスプレイを搭載。このメディアディスプレイには、MBUX全体の中から、走行に合わせて変化するコンテンツをユーザーのために取り出し、関連する サービスとともにMBUX情報アーキテクチャーに表示するゼロレイヤーデザインが採用されており、直感的な操作設定が可能となっています。
さらに、直感的な行先案内が可能なARナビゲーション、片側100万画素以上を誇るDIGITALライトによる効果的な夜間の視界確保や、良好な取り回しや優れたハンドリングを実現するリア・アクスルステアリングなど、フラッグシップモデルであるSクラス譲りの最新技術も多数採用しています。
そんな最新型GLCクーペのスポーツモデルとして「メルセデス AMG GLC 43 4MATIC クーペ(BSG搭載モデル)」および「メルセデス AMG GLC 63 S E PERFORMANCE クーペ」が2024年3月29日に発表されました。
それぞれ、迫力ある専用パーツが装備されたエクステリアと、スポーティで豪華な内装を備えるほか、ハイパフォーマンスモデルとして、強力なパワートレインが搭載されます。
メルセデス AMG GLC 43 4MATIC クーペ(BSG搭載モデル)では、「One man, One engine」の主義に従い熟練のマイスターが手作業で丹念に組み上げる直列4気筒エンジン「M139」を搭載。最高出力421ps(310kW)、最大トルク500N・mを発生します。
このM139には、F1由来の技術エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーを採用されています。
メルセデス AMG GLC 63 S E PERFORMANCE クーペには、2.0L4気筒ターボエンジンに交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)、それにAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの4MATIC+を組み合わせたプラグインハイブリッドシステムが搭載されます。
この2.0L4気筒ターボエンジンと電気モーターの組み合わせによりシステム出力680ps(500kW)、最大システムトルク1,020N・mを発生。これにより、0-100km/h加速は3.5秒に達します。
これらのパワートレインに組み合わされるのは、「AMG スピードシフト MCT」(9速オートマチックトランスミッション)。トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを搭載し、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現しています。
《画像提供:Response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス
価格は、AMG GLC 43 4MATIC クーペ(BSG搭載モデル)が1,217万円、AMG GLC 63 S E PERFORMANCE クーペが1,811万円。販売は、発表と同時にスタートしています。
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