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【新車販売台数ランキング】やっぱり「ヤリス」「カローラ」が強い?スバル「フォレスター」が大健闘!9月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】やっぱり「ヤリス」「カローラ」が強い?スバル「フォレスター」が大健闘!9月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年9月の新車販売台数ランキングによると先々月急落して9位となり、先月3位になるなど乱高下していたトヨタ「ライズ」が安定し、上位1〜4位まで全く入れ替えがなかったほか、スズキの本格派コンパクトSUV「ジムニー」が15位まで急上昇するなど多くの変化がありました。

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ホンダ新型「プレリュード」ついに発売!トヨタ「アクア」のマイナーチェンジモデルも登場

《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉ホンダ・プレリュード 新型

2025年9月は、24年ぶりの復活となった「プレリュード」がついに発売となったほか、トヨタ「アクア」、レクサス「IS」のマイナーチェンジモデルが登場。販売台数も多く強烈な人気を誇るトヨタのMクラスミニバン「ノア」「ヴォクシー」の一部改良モデルも発表されるなど多くの新型車に関するニュースがありました。

上記のほか、スズキ初の量産EV「e ビターラ」の日本仕様も正式発表を迎えたほか、レクサス「LS」、トヨタ「GRカローラ」、三菱「アウトランダー」などの一部改良モデルも登場しています。更に、ホンダ「ヴェゼル RS」やトヨタ「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ」といったスポーティモデルの追加も行われました。

軽自動車では日産新型「ルークス」や三菱新型「デリカミニ」、「eKスペース」といったモデルも正式発表。変わり種としては、トヨタの自動運転モデル「イーパレット」も登場しています。

直近では、10月末開催のジャパンモビリティショーに向け、着々と準備が進んでおり、様々な新型車のティザー画像が公開され、車好きの期待を膨らませています。今後の展開が楽しみな状況ですが、2025年9月のランキングは、どのような順位となったのでしょうか。

1位〜4位は変わらず!しかしスズキ「ジムニー」は急上昇!2025年9月のランキングは?

《画像提供:Response》〈写真撮影:土屋勇人〉クムホ「エクスタHS52」 × Honda『フリードクロスター』

9月のランキングでは、トップを独走し続けるトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が相変わらず1位にランクイン。直近では、2025年2月にも一部改良モデルと特別仕様車が登場しており、前年比の回復基調も続いています。前年比は7月で119.7%、8月で99.1%となりましたが9月では104.8%となっています。

続く2位も変わらず、トヨタ「カローラ(カローラ クロスやカローラ ツーリング等を含むカローラシリーズ)」がランクイン。5月に一度6位まで急落、6月も2位には返り咲けずでしたが7月に回復し、8月・9月と引き続きこの地位を維持しました。前年比は89.9%とやや厳しめですが、3位との販売台数差も多く、今後もこの地位を維持するでしょう。

3位にランクインしたのは、先々月2位から9位まで下落し、8月には3位となるなど、乱高下を繰り返していたトヨタ「ライズ」。順位がついに安定したようで、前年比も108.4%と堅調です。

4位には先月ライズに押し出されるようにして降格した「ルーミー」が引き続きランクイン。5月に11位から這い上がってから、ずっと上位をキープしており、ライズとともにダイハツのOEMの人気ぶりを誇示しています。

続く5位には6位から這い上がったホンダ「フリード」がランクイン。先々月7位から11位に下落したところから着実に順位を上げています。そしてついにトヨタ「シエンタ」の販売台数をわずかながらに上回り逆転。シエンタは6位に収まり、前年比も74.4%と厳しい状況が続きます。

トヨタとホンダしかいないコンパクトミニバン市場なだけに争いは熾烈。販売台数差は約40台とほとんど差はありませんが、ホンダが今後もこの地位を維持できるか注目です。

7位には10位から上昇した日産「ノート」がランクイン。これまで着々とその順位を上げてきた所を、先月一気に下落し10位まで落ちていた同車ですが勢いを取り戻しつつあるようです。

続く8位にはホンダ「ヴェゼル」が、12位から上昇してランクイン。前年比も126.9%とかなり好調で、6月の16位から着々と順位を上げています。

9位には、緩やかに下落を続けているトヨタ「アルファード」がランクイン。それでも、500万円を超える高級車ながら、同じくトヨタのMクラスミニバン「ヴォクシー」「ノア」を始め、ホンダ「ステップワゴン」といったモデルよりも高い販売台数を誇っています。

10位には、11位から上昇したセレナがランクイン。なかなかベスト10に入れなかった同車ですが、ついにこの地位に。ベスト10の中では前述のフリード、ヴェゼルそしてノートとともに、数少ないトヨタ車と戦っていける車です。今月は彼らの地位向上も見られ、今後もトヨタばかりのランキングを大いに乱してくれることが期待されます。

スズキ「ジムニー」やスバル「フォレスター」が大躍進!

《画像提供:Response》〈写真撮影:中村孝仁〉スバル フォレスター スポーツEX

上位1〜4位のランキングに入れ替えはなかったものの、フリード、ヴェゼル、ノート、セレナの躍進が見られ、トヨタ車ばかりのベスト10を少しだけかき乱してくれました。では、10位以下はどうなのでしょうか。

11位にランクインしたのは9位から下落したトヨタ「ノア」。そして12位にランクインしたのは8位から下落したトヨタ「ヴォクシー」です。合わせればその販売台数は13,000台を超えるなど、相変わらず強力な兄弟車ですが、一部改良前の影響があったのか、久しぶりの10位以下への下落です。今後の展開に注目です。

13位にランクインしたのは、先月15位から14位に順位を上げたトヨタ「クラウン」。着々と順位を上げている同車、4台のバリエーションをもつ現行モデルは、いずれも高級車で庶民の車とはいい難いモデルですが、4車種の連合により高い販売台数を維持しています。

14位にランクインしたのはスバル「フォレスター」先月の21位から急上昇しており、4月にも登場した新型モデルの納入がようやく進んできたのかもしれません。前年比も190.9%と好調で、フルモデルチェンジは成功したといえるでしょう。

15位には、先月なんと38位まで降格していたスズキ「ジムニー」がランクイン。5ドアモデルの出荷停止などが影響していたのかその地位を落としていた同車ですが、ここにきて一気に復活しており、納入が進んできたものと見られます。前年比も225.5%とかなり好調です。

16位にランクインしたのは、先々月10位まで上昇していたトヨタ「アクア」。前年比も76.7%とここ最近厳しい状態が続きますが、9月にはマイナーチェンジが行われており、その移行期間とも考えられなくはないため、今後の復活に期待がかかります。

17位には、先月14位から16位まで降下するなど、少しずつランクを下げているホンダのMクラスミニバン「ステップワゴン」がランクイン。前年比は126.6%と好調ですが、ライバルの躍進に押しのけられてしまったようです。

18位には先月20位から上昇したトヨタ「ランドクルーザー」、19位にはホンダ「フィット」が引き続きランクイン。11位から20位までの間では珍しく変動のない車種となりました。

20位には15位から下落したスズキ「ソリオ」がランクイン。今年はじめに大きなマイナーチェンジを遂げましたが、あまり伸び切らなかったようです。

先月18位から17位に向上するなど、着々と順位を上げていたトヨタ「ハリアー」はランク外に。先日フルモデルチェンジが発表された「RAV4」と兄弟車である同車にもフルモデルチェンジが差し迫ってることが予想され、その買い控えによる影響があるかもしれません。

多くの変動があった9月…10月に行われるジャパンモビリティショーに注目!

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉センチュリー

2025年9月のランキングでは、多くの変動が見られ、トヨタ車一強のランキングを少しかき乱してくれました。それでも相変わらずのトヨタ車比率で、なかなかその状況は崩せないようですが、10月末からはジャパンモビリティショーが行われます。

コンセプトカーや、少し先の発売が見込まれる車種の展示となり、いきなりランキングをガラッと変えてくれるような車種の登場とはならないと思いますが、自動車市場の今後の未来を占うショーとなるだけに各社の動向に注目が集まります。

まもなくの開催を楽しみに待ちましょう。

Japan Mobility Show 2025 開催概要と見どころ|未来を体感できるイベント徹底解説 | カーナリズム

https://matome.response.jp/articles/6742

「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」が、10月30日(木)~11月9日(日)の期間、東京ビッグサイトで開催されます。70年続いた東京モーターショーから進化し、クルマだけでなく未来の暮らしや文化、ビジネスを体感できるイベントへと拡大。未来都市を再現した「Tokyo Future Tour 2035」やスタートアップ共創企画、子ども向け体験など多彩なプログラムが用意されています。本記事では、Japan Mobility Show 2025の開催概要や注目の見どころをわかりやすく紹介します。

2025年9月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 ヤリス トヨタ 13,670 104.8
2(ー) 2 カローラ トヨタ 11,523 89.9
3(ー)  3 ライズ トヨタ 9,407 108.4
4(ー) 4 ルーミー トヨタ 8,564 81.6
5(↑) 6 フリード ホンダ 7,502 83.9
6(↓) 5 シエンタ トヨタ 7,464 74.4
7(↑) 10 ノート 日産 7,402 68.3
8(↑) 12 ヴェゼル ホンダ 7,401 126.9
9(↓) 7 アルファード トヨタ 7,373 150.2
10(↑) 11 セレナ 日産 6,928 83.8
11(↓) 9 ノア トヨタ 6,721 105.0
12(↓) 8 ヴォクシー トヨタ 6,623 99.5
13(↑) 14 クラウン トヨタ 5,351 90.7
14(↑) 21 フォレスター SUBARU 4,976 190.9
15(↑) 38 ジムニー スズキ 4,834 225.5
16(↓) 13 アクア トヨタ 4,587 76.7
17(↓) 16 ステップワゴン ホンダ 4,575 126.2
18(ー)  18 ランドクルーザー トヨタ 4,408 76.3
19(ー) 19 フィット ホンダ 4,148 62.1
20(↑) 15 ソリオ スズキ 4,097 89.3
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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