新しい車の方が高く売れる?
まず大前提として、やはり新しい車(年式が新しい)のほうが比較的高値になる傾向にあります。車種やキズ・事故等の履歴にもよりますが、一般的に考えれば10前の車と、2年前の車では売る・買う際に価格に大きな差が出ます。
また、車を査定する側は「自分(売り手)では大好きな色や見た目(車種)だから買った」というのを全く加味しません。たとえ、査定のポイントが「車種・年式・色」が三大原則だとしても、自分の好みではなく、その時売れているものを考えて査定するのです。
一昔の「車がステータス」「いつかはクラウン」という時代に比べれば、現在はより効率的に効果的な車選びをしている方が多い印象を受けます。その中でも乗った時に楽しくなるような車を、環境、そして予算に合わせ購入していきます。
車選びも時代によって変わる!
バブル期前後の時代では車を持っていることがステータスであり、女子からモテると言われていました。
どんなボロ車でも、車のない人よりも持っている人の方がモテることもありました。フロなしアパートに住みながらポルシェに乗っているというように、経済環境はどうであれ食費を切り詰め借金をしてまで高級車を購入するということもあったとか。
有名でかっこいい車にさえ乗っていれば良しとされていたのです。そのため、車選び(購入)も多少無理をしてでも、より良い有名でかっこいい車を求める傾向にありました。
それに比べ現代は住んでる環境や家族構成、使用頻度や燃費効率など様々のデータを換算して自分にベストマッチする車を選ぶ。という時代に変わったと言えるのではないでしょうか?
昔と比べればインターネット等の普及もあり、情報量が大幅に違うという背景も1つの要因かと思います。しかし、しっかりと自分の置かれている状況に見合ったものを買うという傾向なのを強く感じます。
バブル期前後と現代の車選びの違いからもわかるように、時代によって車選びに至るまでも全く異なっているのです。
売る時を考える“しっかり派”が増えている!?
現代の車選びでは、しっかりと自分にあったものを考えて選んでいることが多いですが、同様に売る時のことを考え、購入の際の車選びをすることも増えています。要するに、売るときを見越して「高く売れそうな車を買う」という選択肢が増えているのです。
「購入する車が、何年後にいくらになっているか?」を予想し、見立てることで「高く売れそうな車」を特定して買う。このサイクルが確立できれば、お金を無駄にすることなく購買活動が行えます。
ではその「高く売れそうな車」はどうやって探す・選ぶのでしょうか?未来のことなど誰にもわかりませんし、予想が外れてしまうなんてことも多々です。その中で1つの指標となるのが、「何年ごとに車を買い替えるか?」ということです。
平均値にはなりますが、買い換えスパンは7-9年と言われています。実際に買取業者に聞いてみると、年式が9~10年以上前の車は、あまり高い査定額はつかないようです。
現在の愛車を9~10年乗って、査定が10万円程度を良しとするか、早めに乗り換えを検討し5-7年で査定を高く引き出すか。この2つはどちらが損か得かで選べないと思います。しかし、一度検討して計画を簡単に立てて見るのもにざっと計画しておくことも効率的・効果的な買い替えにつながるのではないでしょうか。
現在、自分の車にはどれほどの価値があるのか?
現在の自分の車の価値を知ることで高く売ることができるのならば、買い換えた方が良い場合もあるかもしれません。複数の査定会社に一括で依頼ができるサービスがあるのをご存知ですか?
「ナビクル」はそんなサービスを提供しており、CMでもおなじみのエイチームライフスタイルが運営しています。
今の価値を知っておくことは将来の買い替えにも有意義ですし、もし意外な金額が出たなら買い替えの時期ということなのかもしれません。実際の査定額もみてから考えてみるのも良いと思います。
実際の査定額を調べてみよう!
最後に
いかがでしたでしょうか?
「売り時=買い換え時」なんてことはよくあるのです。車とよい距離感でお付き合いができると、良いサイクルで新車と愛車のサイクルが回っていくかもしれませんね。