日産 GT-R が2018年型を初公開
日産自動車の米国法人、北米日産は米国で開催中のデトロイトモーターショー2018において、『GT-R』の2018年モデルを初公開しました。
2018年モデルでは、全車に「日産コネクトSM」を標準装備。これは、8インチのディスプレイを核にした最新システムで、ナビゲーションやオーディオの操作が、音声認識で可能に。スマートフォンなどの操作もブルートゥースにより、ハンズフリーで行えます。
アップル社のCarPlayへの対応も図っています。
■GT-R2018年モデル、新グレードが追加、10万ドルを切る!?
また、2018年モデルには、新グレードの「ピュア」のラインナップされます。
米国ベース価格は9万9990ドル(約1106万円)と、10万ドルを切る価格を実現します。
ピュアはひとつ上の「プレミアム」グレードに対して、11スピーカーのBOSE製オーディオ、アクティブノイズキャンセレーション、アクティブサウンドシステム、チタン製エグゾーストを廃止。これにより、1万0500ドル価格を引き下げています。
■GT-R 2018年モデル エクステリア
日産 GT-R の2018年モデル
日産 GT-R の2018年モデル
日産 GT-R の2018年モデル
改めて知りたい 日産のGT-Rとは
GT-R(ジーティーアール)は、2007年より日産自動車が製造・販売しているクーペ型乗用車です。日産スポーツモデルの象徴であるスカイラインGT-Rの後継車種です。
■GT-R 基本スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4710×1895×1370mm(ホイールベース:2780mm) | |
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最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1760kg | |
燃費 | JC08モード:8.8km/L | |
エンジン種類 | DOHC・V型6気筒 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 419kW (570PS) /6800rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 637N·m (65.0kgf·m) /3300-5800rpm | |
タンク容量 | 74L | |
駆動方式 | 4輪駆動 | |
トランスミッション | GR6型デュアルクラッチトランスミッション (ファイナルドライブ一体型トランスアクスル方式) |
■GT-R グレード別価格
■GT-R Pure edition 9,960,840 円
■GT-R Black edition 11,869,200 円
■GT-R Premium edition 11,705,040 円
■GT-R Track edition engineered by nismo 13,699,800 円
■GT-R GT-R NISMO 18,700,200 円
■GT-R 試乗評価・レビュー
今やGT-Rの最高出力は570ps、最大トルクも637Nmに達する。これがニスモ仕様になると600ps、652Nmにまで拡大する。もはや正直に言えば素人の扱えるレベルではない。といってもそれは限界を極めようとした時の話であって、570psのGT-Rですら、常人の扱えるレベルではないのだが、このクルマ、何の予備知識もなく(そんな人はいないだろうが)、このクルマをGT-Rと知らずに乗ったところで、恐らくそのすべての人が素晴らしいクルマだと絶賛するに違いない。それほど、2017年モデルのGT-Rは進化し、深化し、そして昇華していた。
フラットで外乱の無い乗り味は、世界中探しても他に比較すべきクルマが思いつかない…と思えるほど。土砂降りの雨と轍にたまった雨水をものともせず、見事なほどの直進安定性を保ちながら突き進む。軽くステアリングに手を添えているだけで、まさしく矢のように直進するのだ。実は、帰路は『フェアレディZ』の試乗。Zには申し訳ないが、このZに試乗したことで、改めてGT-Rの素晴らしさが増幅された形になった。
最後に
日産のスポーツカー・GT-Rについて本記事ではまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
2018年モデルには、新グレードも搭載され、コネクティビティもより進化しています。引き続きGT-Rに注目ですね。