トップへ戻る

【カーオーディオ】プロショップ店員にサブウーファーの選び方を聞く

【カーオーディオ】プロショップ店員にサブウーファーの選び方を聞く

車内での"音楽"はドライブ等において重要な役割を担います。こちらの記事ではサブウーファーについて今さら聞きにくい基本的な基礎知識と選び方について、プロショップの店員に聞いた内容をまとめて記事にしています。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

サブウーファーの今さら聞けない基礎知識 選び方について

ドアのスピーカーが出す音よりも低い音の再生を担当するユニット「サブウーファー」。

カーオーディオにはなくてはならない重要アイテムですが、種類が多く使い方にもいろいろな考え方があるので、いまいちよくわからない…と言う方は多いのではないでしょうか。

ということで、サブウーファーについての素朴な疑問を一気にクリアにしていただくための記事をまとめて掲載していきます。カーオーディオ・プロショップに教えて頂いた情報を元に、基礎知識を解説していきます。

口径違いでサウンド傾向は異なるが、鳴らし方でコントロール可能

まずサブウーファーには、口径違いが様々あります。18cmのモデルがあったり、30cmもの大型タイプがあったり…。口径違いについての傾向と対策から訊ねました。

プロショップ店員「一般的には、口径が小さいタイプはタイトな低音が出しやすい、反応スピードも速いのでキビキビと低音を鳴らしやすい、と言われることが多いです。対して口径の大きいタイプは、より低い音までを出すことができますので、ローエンドまで伸ばしたい、ゆったりとした低音が欲しい、そういう方に向いています。」

プロショップ店員「さらには、口径が小さめのもののほうが、フロントスピーカーと音がつながりやすい、という傾向もありますね。全体的なサウンドの一体感を重視したいと思ったら、大き過ぎないものを選んだほうが無難です。」

プロショップ店員「ちなみに、タイトな低音が欲しいので小口径モデルを選びながらも、敢えて2発使いとすることで量感も確保しようとするアプローチもあります。口径ですべてが決まるというものでもないので、大きいものでなければだめだとか、決めつける必要はないですね。」

プロショップ店員「また、取り付け上の都合で小さいものを選ばざるを得ない、というケースも出てきます。自分のクルマのどこに取り付けたいか、それによっても使える大きさが限定されることもあるわけです。最初に、取り付ける場所、取り付けるスタイルから考える、という選定方法もあります。そしてどのような音が欲しいかについては、鳴らし方でコントロールすることも可能なんです」

"インピーダンス"や"ボイスコイル"違いによる傾向と対策は?

サブウーファーには、"口径違い"に加えて、さらには、"インピーダンス"や"ボイスコイル"といった違いもあります。これらについてはどのように考えるといいのでしょうか。

プロショップ店員「“インピーダンス”とは、簡単に言ってしまうと“抵抗値”のことで、単位には“Ω(オーム)”が使われています。オームの法則に従って考えれば、抵抗値が少なくなるほど、大きな電流が流れます。であるので、“インピーダンス”の低いサブウーファーには大きなパワーが入れられますから、パワフルに鳴らせる、ということは言えると思います。」

プロショップ店員「しかし、サブウーファーを選ぶ際には、“インピーダンス”ありきで考える必要はないと思います。どのように鳴らすか、という接続上の都合によって最適なものを選ぶ、という考え方で良いでしょう。

プロショップ店員「サブウーファーを1発だけ鳴らすとき、それをブリッジ接続で鳴らしたいとき、2発を直列接続で鳴らしたいとき、並列接続で鳴らしたいとき、3発、4発と個数を増やしたいとき、というように、いろいろな鳴らし方、接続の仕方が考えられるのですが、その都合に合った“インピーダンス”のモデルを選ぶ、という手順でいいと思います。」

プロショップ店員「その部分については、プロショップに任せれば良いのではないでしょうか。お客様的には、“インピーダンス”を大きく気にする必要はないでしょう。」

プロショップ店員「次に、“ボイスコイル”が“シングル”か“ダブル”か、についてですが、その名のとおり、“ダブル”になれば磁気回路が2つになるわけですね。磁気回路が2つあれば、それぞれにパワーアンプの1chずつをあてがうような使い方をして、よりパワフルに鳴らすことが可能となります。」

プロショップ店員「というわけで、パワーを優先させる場合には、“ダブルボイスコイル”の製品が選ばれ、音質を優先させる場合には、“シングルボイスコイル”の製品が選ばれる、という側面はありますね。」

プロショップ店員「とは言いつつも、“ボイスコイル”のタイプありきで製品選びをする必要はないと思います。好きなブランド、好きなモデル、奥行きの有るタイプか薄型か、そういうところから選んでいくと、結果それが“ダブル”であったり、“シングル”であったりと、後から付いてくる要素、でもあるのです。」

プロショップ店員「なお、“ダブルボイスコイル”のほうは、上手に鳴らすための難易度は上がります。特に、それぞれの“ボイスコイル”にパワーアンプの別chを接続する場合には、ゲインを厳密に合わせる必要がある等々、もろもろのセッティングがシビアになってくるんです。アンプのch数が多く必要になる、という意味でも難易度(コスト)が上がっていきます。一応、このことは頭に入れておくと良いのではないでしょうか」

カーオーディオ・スピーカー交換に関連する記事

  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

関連する投稿


タイヤ交換の値段や交換時期の目安は?持ち込みができるお店と安くするポイントを解説

タイヤ交換の値段や交換時期の目安は?持ち込みができるお店と安くするポイントを解説

これからタイヤ交換を考えている方に必要な情報を一覧でわかりやすく解説します。タイヤ交換時期の目安や、タイヤ交換の値段、ガソリンスタンドやオートバックスのようなカー用品店など、自分で選んだタイヤを持ち込みできる店舗とそれぞれのメリット・デメリットをはじめ、タイヤの持ち込み交換を安くするポイントや、ネットでタイヤ購入と交換する店舗予約が同時にできるサービスもあわせて紹介します。


バリアスコート|プロも納得の極艶!ワコーズコーティング剤

バリアスコート|プロも納得の極艶!ワコーズコーティング剤

バリアスコートとは、ワコーズが開発した非常に効果のあるコーティング剤のひとつ。本記事では、ワコーズのバリアスコートの使用方法、使用時の具体的な効果を紹介します。また、その際の注意点もわかりやすく解説。さらに、バリアスコートを実際に使用した方による口コミを、よい評価はもちろん悪い評価も同時にお見せします。バリアスコートとガラスの相性についても触れます。


【2021年最新】おすすめハンドルカバー最新10選!オシャレもスポーティも選び放題

【2021年最新】おすすめハンドルカバー最新10選!オシャレもスポーティも選び放題

車の運転での安定性向上や内装をよりおしゃれにするアイテムであるハンドルカバー。今回はまだハンドルカバーを付けたことがない人向けにその必要性や選び方、購入時のポイント、おすすめハンドルカバーまでご紹介していきます。


ロックナットの仕組みと外し方|紛失時の対応も紹介!

ロックナットの仕組みと外し方|紛失時の対応も紹介!

大切な愛車を盗難から守るためのセキュリティパーツ「ロックナット」について紹介します。ロックナットの仕組みや種類、使用方法から取り外し方、また、キーアダプター・ソケットを紛失してしまった場合の対応方法や、取り外しを店舗にて行う場合の工賃・費用、おすすめのロックナットについても掲載しています。


ETCの取り付けは自分でできる?店舗で取り付ける場合の料金や作業時間も比較

ETCの取り付けは自分でできる?店舗で取り付ける場合の料金や作業時間も比較

ETCの取り付けをどこですれば良い?そもそも自分で取り付けることは可能?ETCの取り付け方やカー用品点等で取り付ける場合の料金・費用は?取り付けにかかる時間は?その他、自分でETCを取り付ける際の注意点などを説明しています。


最新の投稿


ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカは2025年3月27日、ハッチバック「M55 1st Edition(エムダブルファイブ ファーストエディション)」を公開。2026年の生産販売予定台数250 台の正式発売に先駆けて同日より全国のミツオカ取扱拠点にて先行予約の受付を開始しているといいます。


免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)は、街乗り、通勤、アウトドアなど多様なシーンでスタイリッシュかつ快適な移動を実現する日本発の​折りたたみ式電動アシスト自転車(E-Bike)です。本記事では、MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のラインアップや特徴、購入方法まで解説します。これから電動アシスト自転車の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで電動アシスト自転車選びの参考にしてくださいね。


シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

Stellantisジャパンは2025年3月27日、シトロエンのCセグメントハッチバックモデル「C4(シーフォー)」のマイナーチェンジモデルを発表しました。同日より、全国のシトロエン正規ディーラーで、販売が開始されています。


グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィット(glafit)の電動バイク「GFR-02」は、小型で折り畳みができるので、通勤や通学で気軽に乗れて、途中で電車やタクシー・バス移動をする際にも積み込めるといった「都合のいい」使い方ができる特徴があります。本記事では、グラフィットが製造・販売している電動バイク「GFR-02」などラインアップの紹介をはじめ、価格やスペックについて詳しく解説します。また、ユーザーの口コミ・評判についても紹介しますので、電動バイクの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRXは、高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、洗練されたデザイン・上質なインテリア・そして卓越した走行性能で、ラグジュアリーSUV市場を牽引してきました。現行モデルは、快適性、安全性、環境性能を高い次元で融合。先進の安全技術「Lexus Safety System+」や、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルなど、次世代のSUVに求められる要素を全て満たしています。 この記事では、RXのエクステリアデザイン、インテリア、走行性能、安全性能、そして環境性能について詳しく解説。オーナーが語るRXのある暮らしや、RXがどんな人におすすめなのかもご紹介します。


MOTA 車買取