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車検証を紛失した際の再発行 必要書類、申請方法、掛かる費用は?

車検証を紛失した際の再発行 必要書類、申請方法、掛かる費用は?

自動車検査証が毀損・紛失または盗難されてしまった場合の再発行方法をご紹介します。軽自動車と普通自動車で違う再発行方法や、本人・代理人・ディーラーや業者で違う必要書類、費用の詳細もご紹介します。

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再発行の方法は軽自動車と普通乗用車によって違う

皆さんご存知かと思いますが、「自動車検査証」とは車が保安基準に適合することを証明する書類です。省略して「車検証」と呼ばれます。

本記事では車検証を汚したり紛失してしまった場合の再発行の方法をご紹介します。

まず1番最初にお伝えしたいのが、自動車検査証の再発行は「軽自動車か、普通乗用車かで再発行の方法・申請場所・必要書類が異なる」ということです。お持ちの車の車種を確認した上で、本記事をお読み下さい。

【普通自動車】車検証の再発行方法

まず、普通自動車の車検証の再発行方法についてご紹介します。

【普通自動車】車検証再発行の受付場所と時間

普通自動車の車検証再発行の受付場所と受付日はこちらです。

■受付場所:お持ちの車のナンバープレートを管轄する陸運局
普通自動車の場合、車検証再発行を管轄しているのは陸運局です。
必ずお持ちの車のナンバープレートを管轄している陸運局に申請する必要があります。例えば、品川ナンバーの方は品川の陸運局に行く必要があります。

■受付日:平日のみ
受付日は平日のみの為、仕事で平日に陸運局に行けない方は代理人やディーラー等の業者を通した申請が可能です。

【普通自動車】車検証の再発行のながれ

車検証の再発行の流れをご紹介します。代理人やディーラーに依頼した場合も再発行のながれは同様です。

1.陸運局にて無料配布されている再交付申請書(OCRシート3号)と収入印紙を購入します。
2. 再交付申請書を記入し、購入した収入印紙を手数料納付書に貼り付けます。
3. 受付に書類を提出し、身分証明書を提示します。
4. 新しい車検証が再交付されます。

【普通自動車】車検証の再発行に必要な書類

車検証の再発行には下記の書類が必要です。平日に陸運局に行けない方は代理人が申請する場合の書類を準備して下さい。

《本人が申請する場合》
■身分証明書
→運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどが身分証明書として有効です。
■再交付申請書(OCRシート第3号様式)
→陸運局にて無料で配布されている再交付の申請に関する書類です。
※1 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり
■手数料納付書
→陸運局にて購入する再交付の手数料納入に関する書類です。
■認印
→再交付申請書に認印が必要になる為、持参しましょう。

■(汚損などで車検証が手元にある場合のみ)車検証の原本
→汚損した車検証がある場合は原本の返納が必要です。
■(紛失・盗難などで車検証が手元にない場合のみ)理由書
→車検証が返納できない理由を記載した文書です。
 ※2 本記事内に国土交通省が作成した理由書のPDFへのリンクをご用意しています。
 該当の陸運局で使えるかどうかは各陸運局にお問い合わせ下さい。

《代理人が申請する場合》
■身分証明書
→代理人の身分証明書が必要です。
■再交付申請書(OCRシート第3号様式)
→陸運局にて無料で配布されている再交付の申請に関する書類です。
 ※1 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり
■手数料納付書
→陸運局にて購入する再交付の手数料納入に関する書類です。
■委任状(依頼者の押印があるもの)
→依頼人が代理人に委任したことを示す書類が必要で、形式は自由です。
■(汚損などで車検証が手元にある場合のみ)車検証の原本
→汚損した車検証がある場合は原本の返納が必要です。

■(紛失・盗難などで車検証が手元にない場合のみ)理由書
→車検証が返納できない理由を記載した文書です。
 ※2 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり

《ディーラーなど業者が申請する場合》
■再交付申請書(OCRシート第3号様式)
→陸運局にて無料で配布されている再交付の申請に関する書類です。
 ※1 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり
■手数料納付書
→陸運局にて購入する再交付の手数料納入に関する書類です。
■委任状(依頼者の押印があるもの)
→依頼人が代理人に委任したことを示す書類が必要で、形式は自由です。
■(汚損などで車検証が手元にある場合のみ)車検証の原本
→汚損した車検証がある場合は原本の返納が必要です。

■(紛失・盗難などで車検証が手元にない場合のみ)理由書
→車検証が返納できない理由を記載した文書です。
※2 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり

※ 再交付申請書のテンプレートは下記URLの「第3号様式」をクリックするとPDFが表示されます。陸運局で使用できるかは各陸運局へお問い合わせ下さい。

【普通自動車】車検証の再発行の費用

車検証の再発行にかかる費用は下記の通りです。本人が申請する場合とディーラーが申請する場合では費用にかなり違いがあるため、時間に余裕がある方はご自身での申請がおすすめです。

《本人が申請する場合》
■再交付手数料
300円

《代理人が申請する場合》
本記事ではご家族やご友人など、ご自身で代理人を立てる場合は依頼費用は発生しないと想定します。
本人が申請する場合と同じく
■再交付手数料
が必要です。

《ディーラーが申請する場合》
ディーラー等の依頼する業者から陸運局までの距離や業者によって掛かる費用、手間賃は異なります。
■手間賃相場3000〜5000円ほど
に加えて
■再交付手数料
が必要です。

【軽自動車】車検証の再発行方法

次に、軽自動車の車検証再発行の方法についてご紹介します。

【軽自動車】車検証再発行の受付場所と時間

軽自動車の車検証再発行の受付場所と受付日はこちらです。
軽自動車に関する申請は、軽自動車検査協会が行っています。

■受付場所:お持ちの車のナンバープレートを管轄する軽自動車検査協会の事務所または支所
軽自動車の申請場所は数が多くあります。例えば品川ナンバーは品川区、中央区、港区、目黒区、渋谷区、大田区、大島支庁、三宅支庁、八丈支庁、小笠原支庁など10の申請場所があります。

詳細な申請場所は軽自動車協会のHPをご覧ください。

■受付日:平日のみ
軽自動車協会の受付日も平日のみです。仕事で平日に軽自動車協会に行けない方は代理人やディーラーを通した申請が可能です。

【軽自動車】車検証の再発行のながれ

軽自動車の車検の再発行の流れについては詳細を見つけることができませんでしたが、普通自動車の再発行のながれと同様です。

【軽自動車】車検証の再発行の必要書類

軽自動車の車検証の再発行の必要書類は下記の通りです。

《本人が申請する場合》
■身分証明書
→運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどが身分証明書として有効です。
■再交付申請書(軽第3号様式)
→自動車検査証に記載の使用者の押印が必要です。個人の場合は認印または署名が、法人の場合は代表者印または署名が必要です。
 ※1 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり
■認印
→再交付申請書に認印が必要になる為、持参しましょう。
■(汚損などで車検証が手元にある場合のみ)車検証の原本
→汚損した車検証がある場合は原本の返納が必要です。


《代理人が申請する場合》
■身分証明書
→代理人の身分証明書が必要です。
■再交付申請書(軽第3号様式)
→自動車検査証に記載の使用者の押印が必要です。個人の場合は認印または署名が、法人の場合は代表者印または署名が必要です。
 ※1 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり
■(汚損などで車検証が手元にある場合のみ)車検証の原本
→汚損した車検証がある場合は原本の返納が必要です。

《ディーラーなど業者が申請する場合》
■再交付申請書(軽第3号様式)
→自動車検査証に記載の使用者の押印が必要です。個人の場合は認印または署名が、法人の場合は代表者印または署名が必要です。
 ※1 記事内にPDFテンプレートへのリンクあり

■(汚損などで車検証が手元にある場合のみ)車検証の原本
→汚損した車検証がある場合は原本の返納が必要です。

※1 軽自動車の再交付申請書のテンプレートは下記URL「申請依頼書 様式1」をクリックするとPDFが表示されます。印刷して使用することが出来ます。

【軽自動車】車検証の再発行の費用

車検証の再発行にかかる費用は下記の通りです。

《本人が申請する場合》
■再交付手数料
300円

《代理人が申請する場合》
本記事ではご家族やご友人など、ご自身で代理人を立てる場合は依頼費用は発生しないと想定します。
本人が申請する場合と同じく
■再交付手数料
が必要です。

《ディーラーが申請する場合》
普通自動車と同じくディーラーから軽自動車協会までの距離によって手間賃が違います。詳しい相場は見つけることができなかったのですが、軽自動車協会は多くの場所にあることから普通自動車よりも相場は安いと考えられます。

再発行された車検証は郵送できるの?

再発行が行われた車検証は郵送できるのでしょうか?

本人が申請する場合は、普通自動車と軽自動車ともに郵送を行っていないため窓口で受取が必要です。
ディーラーが申請する場合は、窓口での受取後に郵送を行ってくれる場合があります。
依頼するディーラーに郵送が可能かをご確認ください。

まとめ

本記事では普通自動車、軽自動車で車検証を紛失・毀損してしまった場合の再発行方法をご紹介しました。本人が車検証の再発行を行えば費用は少なく抑えることができる点がご理解いただけたと思います。

車検に関する情報はこちらもご覧ください。

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