レンジローバー イヴォーク新型プロトタイプを激写
レンジローバーのエントリー・クロスオーバーSUV『イヴォーク』次期型プロトタイプが、ニュルブルクリンク北コースで高速テストを開始しました。
捉えた最新開発車両は、フロントバンパーの擬装が取れ、新デザインが徐々に明らかになってきています。
新型イヴォークは3ドアが廃止された模様です。
■新パワートレインはディーゼル・ガソリン、そしてHVモデルも…
イヴォーク新型のパワートレインは、最高出力148ps、178ps、そして237psの3バージョンが用意される2リットル直列4気筒インジニウム・ディーゼルターボエンジン、最高出力245ps、296psの2バージョンの2リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをラインアップし、ZF製9速ATと組み合わされます。
また新開発の1.5リットル直列3気筒インジニウムエンジンと電気モーターの48Vマイルドハイブリッドシステム搭載モデルの登場も噂されています。
■5ドア&コンバーチブルに2タイプ設定か
プラットフォームには現行「D8」アーキテクチャのアップデート版が採用され、ホイールベースと、トラック幅の拡大が予想されています。
また現行モデルに設定されている「3ドア」は廃止され、需要の高い5ドアと個性あふれるコンバーチブルの2モデルとなると考えられています。
■【スクープ動画】
ニュルブルクリンクでの高速テストの様子も動画にて捕らえられています。
動画を見ていただくと、コーナーの立ち上がりや直線で、力強い走りを見せています。
開発は順調と言ったところでしょうか。
■ワールドプレミアは2018年秋以降か
ワールドプレミアは、2018年秋以降となると見られています。
【改めて知りたい】ランドローバー レンジローバーのイヴォークとは
レンジローバー イヴォーク(2014年モデル)
レンジローバーイヴォークとは、イギリスのランドローバー(今現在はインドのタタ自動車傘下)が生産し、販売するクロスオーバーSUVです。
2009年に初代が発売され、日本には2012年より発売されています。2017年モデル発売の際に、SUVとしては世界初となる、ソフトトップルーフのコンバーチブルモデルを発売しています。
ボディはかなり剛性アップを果たしているのか、ほぼあらゆる路面状況でみしりともしない強固さを見せる。考えてみればSUVだからオープンのままラフロード走行だって想定しなくてはならないわけだから、ターマックでガタピシしていたのでは話にならないわけだ。それに囲まれ感が非常に高く、コマンドポジションという独特のドライビングポジションを採用していたはずのレンジローバーとは趣がだいぶ違う。しかし、コンバーチブルの場合、この感覚はむしろ歓迎だった。
■レンジローバー イヴォーク 基本スペック 燃費・ボディサイズ
レンジローバー イヴォーク(2014)
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,355×1,900×1,660mm(ホイールベース:2,660mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,860kg | |
燃費 | JC08モード:10.6km/L | |
エンジン種類 | 2.0L Si4 ガソリンエンジン | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 177kW(240PS) | |
最大トルク(N・m/rpm) | 340N·m | |
タンク容量 | 68L | |
駆動方式 | 4WD | |
トランスミッション | 9速オートマチック | |
最大渡河水深 | 500(欧州データ) | |
最低地上高 | 210(欧州データ) |
最後に
本記事では、発売が気になる、2代目レンジローバーイヴォークについてご紹介いたしました。
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