トップへ戻る

スーパーキャリー登場!ハイゼットジャンボは自動ブレーキで応戦!

スーパーキャリー登場!ハイゼットジャンボは自動ブレーキで応戦!

ロングキャビンの軽トラック「スズキスーパーキャリー」が発売されました。ロングキャビンの軽トラックといえば、ライバルであるダイハツの「ハイゼットジャンボ」の独擅場でしたが、「スーパーキャリー」の登場で、両社の対決がさらに加熱しそうです。この2車、その使い勝手も注目されますが、先進安全装備の充実ぶりも見逃せません。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

スズキスーパーキャリー

スーパーキャリーVSハイゼットジャンボ室内比較

スズキスーパーキャリー

スーパーキャリーは、標準仕様のキャリートラックに比べ、キャビンを後方へ460mm拡大したことで、広い室内空間を実現しています。その結果、運転席はリクライニング角度最大40°という軽トラッククラストップとなり、シートスライド量も180mmもあり、大柄な人でもゆとりある姿勢で運転ができるほか、軽トラックドライバーにとって悲願でもある、手足を伸ばしてゆったりと車内でくつろぐことが可能となりました。

また、座席の後方には高さ920mm、横幅1235mm、長さ250mmのシートバックスペースを確保し、荷台に置けない貴重な工具、雨に濡らしたくない衣類や食品、大事な書類など、さまざまな収納に活用できます。

さらに、標準仕様に比べ120mm高い全高1885mmのハイルーフ仕様となっているので、頭上空間に余裕が生まれ、解放感が広がるとともに、小物の収納に便利なオーバーヘッドシェルフを標準装備することが出来ました。

そして、老舗であるハイゼットジャンボの室内は、運転席のシートスライド量が140mmと、スーパーキャリーの方が4㎝ながいものの助手席は100mmとスーパーキャリーと同様のスライド量です。座席後方のスペースは横幅1345mm、長さ175mmとなっていて、スーパーキャリーの方が一回り大きいスペースを確保しています。

室内対決の勝敗 スパーキャリーの完勝

ダイハツハイゼットジャンボ

老舗ハイゼットジャンボの室内は、運転席のシートスライド量が140mmと、スーパーキャリーの方が4㎝ながいものの助手席は100mmとスーパーキャリーと同様のスライド量です。座席後方のスペースは横幅1345mm、長さ175mmとなっていて、スーパーキャリーの方が一回り大きいスペースを確保しています。

室内スペースという点においては、後発のスーパーキャリーがハイゼットジャンボをすべての面で上回っています。しかし、いくらロングキャビンとはいえ、トラックは荷物を載せて「ナンボ」。荷室の方はどうなのでしょうか?

スーパーキャリーVSハイゼットジャンボ荷台対決

スズキスーパーキャリー

室内スペースにおいては、スーパーキャリーに差を付けられたハイゼットジャンボですが、荷室スペースでは面目躍如。それもそのはず、ボディサイズに制限がある軽自動車では、キャビンを広くすれば、荷室が狭くなります。室内スペースをハイゼットジャンボより広げたスーパーキャリーは、外観からもわかるように、
その荷室長はハイゼットジャンボの1,650mmに対して、スーパーキャリーは1,480mmと、170mmも短くなっています。

さらに、座席後方のシートバックスペース下部にえぐられたように伸びるフロア部分も、ハイゼットジャンボの方が15mm長いのです

荷台スペース対決の勝敗 ハイゼットジャンボの圧勝

ハイゼットジャンボ

荷室スペースに限ればハイゼットジャンボがスーパーキャリーを圧倒しているのがわかります。そのかわり、スーパーキャリーは室内に荷物をより多く載せることが出来ます。

このように、見た目は似てはいますが、仕事の種類や必要な荷物など、その用途によってこの2車の得意とするものが異なり、ユーザーも慎重に選択することになるでしょう。

そして、居住性と積載能力だけではなく、軽トラックであっても、いや軽トラックだからこそ、安全性能が求められています。次はその安全性の意を持て見ましょう。

スーパーキャリーVSハイゼットジャンボ安全性能対決

ハイゼットジャンボ

スーパーキャリーには、「誤発進抑制機能」と「後方誤発進抑制機能」の両方を軽トラックで初めて採用しており、これら2つの機能によって、前方や後方への急発進・急加速という、もっともありがちな運転ミスを抑えることで、衝突被害の軽減に貢献しています。 スーパーキャリーは、この「誤発進抑制機能」と「後方誤発進抑制機能」を、MT車を含む全車に標準装備しました。

安全性能対決の勝敗 ややハイゼットジャンボがリード

スマートアシストIII t 誤発進抑制制御機能(前方)

対するハイゼットジャンボも負けてはいません。5月14日の改良において、軽トラックとして初となる、衝突回避支援システム「スマートアシストⅢt」を採用しました。この「スマートアシストⅢt」は、ダイハツおなじみの「スマートアシストⅢ」から軽トラック用に、歩行者にも対応する自動ブレーキや車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、そして、「誤発進抑制制御機能」(AT車) をも装備しています。そして、サポカーS〈ベーシック+〉に適合しています。

どちらも高い評価であるのは確かですが、やはり、自動ブレーキを選べるという今のニーズにあったハイゼットジャンボが一歩リードということでしょうか。

まとめ

キャビンスペースを拡大した軽トラックの販売比率は、標準ボディと比べてかなり少ないはずです。しかし、独自の個性やアイデアを盛り込みにくい軽トラックにおいて、そのシェアを少しでも伸ばすためには、バリエーションを増やすしかありません。

販売台数が、スズキがハイゼットに対して1500台から2000台ほど劣るキャリーのその差をバリエーションの差と考えたなら、スーパーキャリーの投入で埋めようとする作戦は納得できます。そして、ユーザーにとっても、これで選択肢が出来たのですから、スーパーキャリーの影響は、その販売台数以上に大きいのかもしれません。

  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

関連する投稿


【おすすめの軽バン5選!】意外と使い勝手が良い?

【おすすめの軽バン5選!】意外と使い勝手が良い?

軽バンは広々とした室内空間が特徴で、街乗りにもレジャーにも利便性の高い車です。とはいえ、市場に出回っている軽バンは種類がたくさんあり、どれを選べば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめの軽バンを5種類厳選して紹介します。歴史あるモデルから比較的新しいモデルまで、簡単なスペックと新車価格をまとめましたので、乗り換えをご検討の方はぜひ参考にしてみてください。


軽商用バン、ダイハツ ハイゼットキャディー!移動販売車としても?

軽商用バン、ダイハツ ハイゼットキャディー!移動販売車としても?

ダイハツ ハイゼットキャディーは、おしゃれな外観と広い荷室スペースをもつ軽商用バンです。しかし、従来の軽バンとは異なり、人が使いやすいことにこだわって、随所に特徴をもっています。今回は、そんなハイゼットキャディーを解説します。


60年目のダイハツ ハイゼット!バリエーション解説から中古相場まで

60年目のダイハツ ハイゼット!バリエーション解説から中古相場まで

街中で見かけない日はないであろう、ハイゼット。軽トラックや軽バンは、小回りの利く小型ボディながら実用性が抜群で、あらゆるビジネスで重宝される存在ですね。そんなハイゼット、なんと60年目を迎えた歴史ある車名であることはご存知でしたか。この記事では、現行ハイゼットのバリエーションからハイゼットの歴史まで、詳しくご紹介していきます。


おしゃれ女子御用達!スタイリッシュな軽自動車9+1選!

おしゃれ女子御用達!スタイリッシュな軽自動車9+1選!

軽自動車の重要なターゲットである女性にとっては、性能も安全性も必要ですが、やはり自分の乗る車はおしゃれでなければと思っているでしょう。そこで、今買えるおしゃれでスタイリッシュな軽自動車をご紹介!比較検討してみれば、自分好みの一台が見つかるはずですよ!


ワンボックスカーなら荷物も人も積み放題!おすすめ車種はこれだ!

ワンボックスカーなら荷物も人も積み放題!おすすめ車種はこれだ!

市場ではSUV人気が止まらない勢いで継続していますが、実は最近のSUVは室内空間や荷室などのスペースユーティリティ性では意外と控えめなものもありますよね。荷物や人をしっかり運びたいなら、やはりワンボックスカーに勝るものはありません。段々ラインナップが減ってきてはいますが、その分現行各車はかなり凝縮された魅力を備えています。現行ワンボックスカーをまとめて見ていきましょう。


最新の投稿


免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)は、街乗り、通勤、アウトドアなど多様なシーンでスタイリッシュかつ快適な移動を実現する日本発の​折りたたみ式電動アシスト自転車(E-Bike)です。本記事では、MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のラインアップや特徴、購入方法まで解説します。これから電動アシスト自転車の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで電動アシスト自転車選びの参考にしてくださいね。


シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

Stellantisジャパンは2025年3月27日、シトロエンのCセグメントハッチバックモデル「C4(シーフォー)」のマイナーチェンジモデルを発表しました。同日より、全国のシトロエン正規ディーラーで、販売が開始されています。


グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィット(glafit)の電動バイク「GFR-02」は、小型で折り畳みができるので、通勤や通学で気軽に乗れて、途中で電車やタクシー・バス移動をする際にも積み込めるといった「都合のいい」使い方ができる特徴があります。本記事では、グラフィットが製造・販売している電動バイク「GFR-02」などラインアップの紹介をはじめ、価格やスペックについて詳しく解説します。また、ユーザーの口コミ・評判についても紹介しますので、電動バイクの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRXは、高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、洗練されたデザイン・上質なインテリア・そして卓越した走行性能で、ラグジュアリーSUV市場を牽引してきました。現行モデルは、快適性、安全性、環境性能を高い次元で融合。先進の安全技術「Lexus Safety System+」や、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルなど、次世代のSUVに求められる要素を全て満たしています。 この記事では、RXのエクステリアデザイン、インテリア、走行性能、安全性能、そして環境性能について詳しく解説。オーナーが語るRXのある暮らしや、RXがどんな人におすすめなのかもご紹介します。


ホンダ新型「フリード」発表!ガソリンモデルの塗装と先進安全装備を強化

ホンダ新型「フリード」発表!ガソリンモデルの塗装と先進安全装備を強化

ホンダは、2025年3月27日、3代目となる現行型「フリード(FREED)」のガソリン車の一部改良を発表。今回の一部改良に合わせ、原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い全国メーカー希望小売価格を改定しており、実際の発売は7月24日に予定しており、これに先立って、4月10日から全国のHonda Carsで受注を開始するといいます。


MOTA 車買取