■ランドクルーザー(トヨタ)
地球上どこでも走れるクルマであり、かつ地球で最後に残るクルマであることを開発の掟として示している車…。
そう、ランドクルーザーのことです。
ランクルは、トヨタ自動車が製造する最上級モデルの大型クロスカントリー車です。日本だけではなく、海外でも人気ですね。
車名の由来は、英語のランド(Land)「陸」、クルーザー(Cruiser)は「巡洋艦」で「陸の巡洋艦」という意味。
走破性に定評のあるランクルにまさにぴったりのカッコイイ名前だと思いませんか?
■キザシ(スズキ)
2009年から2015年まで発売されていた、スズキのコンパクトカー・セダンのキザシ。
「キザシ」というなんともシンプルかつ潔いネーミングに惹かれる一台です。
2013年から、日本の警察におけるパトロールカーとして導入が始まり、2014年には一部警察本部に黒白パトカー仕様も配備されています。
パトカー仕様としての導入台数は、日本国内におけるキザシの総登録台数の1/4に当たる数字なので、何気なく見ていたそのパトカー、それキザシだよ。
ということも少なくないと思われます。
車名の由来は、「世界の市場に向け、新しいクルマ作りに挑戦する兆しを見せる」という意味を込めた「兆し」から。
光岡自動車以外での、和風のネーミングはとても珍しいですよね。
■ハリアー(トヨタ)
「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」として開発されたハリアー。
もともとは、初代と2代目モデルがレクサスブランドにおいて「RX」として販売されていました。
RX時代には、国外でも発売されていましたが、ハリアーにフルモデルチェンジ以降は、日本国内専売車種となっています。
ハリアー、車名の由来は、鷹の一種である「チュウヒ」の英語名から。
それにちなんで、エンブレムのモチーフもチュウヒになっていますので、ハリアーは顔を見るだけですぐに見分けることができますよ。
■RAV4(トヨタ)
RAV4(ラヴフォー)は、1994年に誕生したトヨタのクロスオーバーSUVです。
モノコック構造の乗用車をベースにし、今注目度の高いクロスオーバーSUVの元祖として世界で人気を博した世界戦略車です。
初代のRAV4は、日本でいう「5ナンバーサイズ」に収まるコンパクトサイズのクロスオーバーSUVだったものの、北米市場の要求などにより、モデルチェンジのたびにボディサイズを拡大し、2代目以降は3ナンバーサイズになりました。
惜しまれながらも、2016年に日本生産が終了しました。そして2019年、RAV4が日本復活します。今から期待の一台です。
車名の由来は「Recreational Active Vehicle 4Wheel Drive」を略したものです。
■メビウス(ダイハツ)
ダイハツのハイブリッド車で、優れた低燃費を実現しながら快適な静粛性を持っている車、それがメビウスです。
エンジンとモーターの効率的な切り替えで伸びのある加速を実感でき、室内空間も2列シートにこだわっていることもあり、広々とした造りになっています。また、長時間の走行でも疲れを感じない快適さを追求しています。
メビウスは2013年より販売され、2017年に一部改良が行われました。
車名の由来はドイツ語Möbius(メビウスの輪・永遠の象徴)から。このメビウスの輪のように、低燃費と広い室内で、どこまでも走っていける車だということを表しているんだそうですよ。
■エクリプスクロス(三菱)
2018年3月より発売された三菱の新型コンパクトSUV。それがエクリプスクロスです。
三菱が目指したのは、「アウトランダーやRVRなどといった実用性を重視したモデルをベースに、加えてスタイリッシュなクーペスタイルの融合させた全く新しいジャンルの車」。
車名の由来ですが、「エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)」とは、「エクリプス」自体は「日食」「月食」の「食」の意味。主に皆既日食からイメージされています。
一方「クロス」はクロスオーバーSUVの意が込められています。
響きからすでにカッコイイですが、由来を聞くとさらにエクリプスクロスが好きになりますね。
まとめ
いかがでしたか。
本記事では、カッコイイ!素敵!気になる!といった車名をご紹介いたしました。貴方の気に入る車名・カッコイイと思う車名・気になっていた車名があれば幸いです。
響きがカッコイイ車名はもちろんですが、由来を知るとさらにその車のことを知ることができ、改めてカッコイイと思わせる車も多いです。
貴方の愛車の名前の由来も調べてみてはいかがでしょうか?もっと愛車のことを好きになれるかもしれませんよ。