【迷ってる人必見】三菱のオールラウンドミニバン 新型デリカD:5 最新情報
三菱の人気オールラウンドミニバン、デリカD:5。ビッグマイナーチェンジをおこなって2月にいよいよ発売されますね。
予約も開始しており、発売を首を長くして待っているという方も多いのではないでしょうか。
そんなデリカD:5新型気になるけど悩み中…。
そもそもデリカってどんな車なの?
という人向けに、改めて現行モデルおよび新型デリカD:5を追いました。
【おさらい】貴方は三菱のミニバン デリカD:5を知っているか?
■三菱 デリカD:5とは
現行モデル(2019年1月現在)
三菱から発売されている、デリカ D:5(ディーファイブ)とは、SUV・ミニバン型の乗用車です。
デリカ D:5は、デリカスペースギアの後継車で、世界で唯一のオールラウンダーミニバンをコンセプトに開発されました。
2007年に発売されて以来、独自の地位を築きあげている車と言えるでしょう。
スペースギア画像
【参考】三菱デリカ・スペースギア
【参考】三菱デリカ・スペースギア
■三菱 デリカD:5じゃなきゃダメという熱狂的なファンも
三菱の1BOX車の歴史の中でも、タフなオフロード走破性を持つデリカスペースギアの後継車というだけあって、D:5は乗用車的な乗り心地を持ち、3列シートなミニバンであるにもかかわらず、スペースギア同様に悪路走破性を持ったSUV要素も兼ね備えているという特徴が魅力。
まさにミニバンとSUVのいいとこどり、オールラウンダーなのがこの三菱 デリカ D:5なんです。そんな三菱 デリカ D:5には「デリカじゃなきゃダメ」という熱狂的なファンも多いです。
■三菱 デリカD:5雪道にも持ってこい?
そんなオールラウンドミニバン、三菱のデリカD:5は、悪路・雪道を走る人にとってオススメしたい車のひとつです。
2007年には、世界一過酷なモータースポーツ競技と呼ばれる「ダカールラリー」をほぼノーマル車で無事走破するなど、走行性能もお墨付き。
アウトドアで車をよく使うという方や、降雪量の多い地域に住んでいるという方にはオススメですよ。
■三菱 デリカD:5実際はどう?どんな乗り心地?試乗感想
そしてもうひとつ強く感じたのがこれだけ重心高の高いクルマでありながらコーナリング時のロール感、つまりステアリングを戻した際の車両の動きに変な“ブレ”が少ないことだ。4輪を常に制御しているAWCによる部分は大きいはずだが、変にそれらが効いているという感じはさせず、あくまでも自然に車両が動くのはこのクラスのクルマとしては利点と言える。
外観もそうだったが、室内に乗り込んだ際に「あー10年近く経っているけど別にインパネの仕上げとか、これはこれで有りだな」というのも素直な感想。デザインの世界は常に進化している中、ロングセラー商品として考えるとこの後も長く付き合えそうなデザインやオンリーワンとしての立ち位置を持つ希有な存在なのかもしれない
そしてもっと驚くのが、傾いた時にもガッシリしてるってこと! 普通のミニバンだと、急角度で傾けるとどうしてもボディが捩れちゃうんです。捩れちゃうから、スライドドアやバックドアが開閉しにくくなっちゃうんですけど、デリカD:5は傾いた状態でも、バックドアはもちろん、電動でスライドドアが開閉できちゃうほど、ボディがガッシリ! 正直言って、私は坂を登れるのもスゴイとは思いますが、実はこちらの方がスゴイ! と密かに感動してるくらいの、他にはない性能なんですよ~。
LLクラスミニバンよりも少し短い全長だからこその取り回しのよさや機動力の高さ、それなのにもかかわらずシートがしっかりしているからこその乗り心地のよさも魅力。やっぱり、老舗とかロングセラーとか言われるものって、本物の性能を持っているんですよね
【2019年2月発売】三菱 新型デリカD:5 最新情報まとめ
三菱のデリカD:5 新型
現行モデルのデリカD:5について少しわかってきたというところで、2月に発売される新型デリカD:5について見ていきましょう。
新型デリカD:5は、“TOUGH TO BE GENTLE”をコンセプトとし、プレステージ性を高め、洗練されたアクティブ感を目指しながら、ジェントルなる強さを形にしたとのこと。
いったいどんな点が変更されているのでしょうか。
■三菱 新型デリカD:5 フロントマスクが刷新
三菱 デリカD:5 新型
三菱 デリカD:5 新型
現行のデリカD:5
まず一番に目につくのが、フロントマスクが一新されたことです。
トヨタの『アルファード』や『ヴェルファイア』のように、迫力のある“ギラギラ系”となったデザインの狙いは何なのでしょうか。
三菱デザイン本部プロダクトデザイン部デザイン・プログラム・マネージャーの大石聖二氏によれば、
三菱デザイン本部プロダクトデザイン部デザイン・プログラム・マネージャーの大石聖二氏
大石聖二氏(以下敬称略):三菱としてのデザインコンセプトはこれまではすごく希薄だったのですが、現在ダイナミックシールドというデザインコンセプトを打ち出しています。当然デリカにもどこかのタイミングで入れなければいけない。その点はデザイン開発をしている際に、並行して検討していました。
今回はビッグマイナーチェンジなのですが、ダイナミックシールドのコンセプトは採用しなければならない。そこで、デザインの過程でヘッドランプの位置を下げたところ、他は大きく変更しなくてもこのコンセプトが上手くはまったのです。モデルチェンジではないのでヘッドランプユニットの開発(形状変更)までは行わないのが通常ですが、今回はドアやリアクオーターパネルなどの変更はせずとも、デザインが成立しましたので、ヘッドランプ等の新規開発を含めてフロントマスクをごっそり変えさせてほしいと要望し、実現させました。
とのこと。
■三菱 新型デリカD:5 インテリアにも全力!質感の向上を図る
三菱 デリカD:5新型
インテリアは、従来のデリカD:5の弱点となっていた質感の大幅向上が目指されました。
デザインについても、“HORIZONTAL AXIS & Gentle feel”をキーワードに、機能性とゆとりを向上したデザインを目指しているとのこと。
また、新型デリカD:5のインテリアの加飾は、原木が二股に分かれる生命力溢れる力強いサバ杢の触感を忠実に再現した立体木目を採用しています。
力強さと本物感を追求し、シルバー色のモールとのコンビネーションによりモダンで上質な空間を演出したそうです。
シート生地については、動きのある幾何学柄で、力強さと躍動感を表現。
凹凸のあるラミ付きエンボスを施すことで、丈夫で上質な仕立てを表すとともに、サイド部分は風合いの良い起毛調生地とし、メイン材とコントラストをつけたコーディネートとしているとのこと。
三菱 デリカD:5新型
■三菱 新型デリカD:5 走りもパワーアップ!
新型デリカD:5は、走りももちろんパワーアップ。
エンジンは2.3リットル直4ディーゼルターボで、型式こそ同じではありますが中身のほとんどが新設計になっています。
また、トルクが20Nmアップの380Nmとなり、2022年から施行される新しい排ガス規制にも対応するため、新たに尿素SCRシステムを採用しました。
トランスミッションは旧型の6速から8速ATへと進化して、サブフレームを新設計。それによってボディ剛性もアップしているとのこと。
■三菱 新型デリカD:5 グレードは2種類
三菱 デリカD:5 新型(アーバンギア)
新型デリカD:5には、スタンダードと、エアロフィルムをまとったアーバンギアの2つのグレードがラインアップされています。
アーバンギアは、高級感・品質感を大幅に向上させ、およそ12年ぶりの新型となった三菱のオールラウンドミニバン『デリカD:5』を、よりフォーマルで都会的な要素を強調し、新型デリカD:5のイメージリーダーとして設定された新グレードです。
「洗練かつモダンにダイナミックな塊感」を表現し、フロントグリルは、横基調のソリッドなメッキグリルを採用、都会的な表情に。
また、フロントバンパーは低く、ワイドで厚みのあるものとし、低重心かつ押し出し感をあるものとしています。
シックに!都会的に!街乗り重視!という方は、アーバンギアがオススメ。
三菱 デリカD:5 新型(アーバンギア)
三菱 デリカD:5 新型(アーバンギア)
■三菱 新型デリカD:5 買うなら新型がオススメ!な理由とは
こうしてオンロード、オフロードともに、新型の走りは「お見事!」と深く納得させられる出来栄え。
大事な家族を乗せる、というだけでなく、どこを走っても「守ってくれる」という感覚が得られるミニバンは、やっぱりデリカD:5だけだと改めて実感した。
そしてもう一つの見所でもあった、インテリアの質感や装備の充実度は、ライバルと比べても十分、対抗できる空間になっていると感じた。
とくにシートの座り心地、たっぷりとしたスペースが、3列目までしっかりと確保されているのが大きなアドバンテージ。
細かな要望を言えば、サイドウインドウに純正のロールサンシェードが付いていればもっと良かったのだが、パワースライドドアにウェルカム電動スライドドア機能が加わったり、スイッチ二度押しでロック機能が付いたりと、子育て世代に嬉しい使い勝手と先進の安全装備が揃ったのは素晴らしいところ。
外観デザインに好き嫌いはあるかもしれないが、もし好みではないとしても絶対に新型を選んだ方がいい! そう心からオススメしたいと思う。
最後に
本記事では、2月に発売予定の三菱新型デリカD:5についてご紹介いたしました。
デリカが気になっている!という方に、この記事が少しでも役立っていれば幸いです。