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ランボルギーニ ミウラの魅力とは。歴代モデルと新車・中古価格も紹介

ランボルギーニ ミウラの魅力とは。歴代モデルと新車・中古価格も紹介

スーパーカーの代名詞とも言われている「ランボルギーニ ミウラ」。そもそもの歴史や魅力と歴代モデルの紹介、また現在の価格についてもご紹介していきたいと思います。


ランボルギーニ ミウラとは

ランボルギーニミウラは、イタリアのランボルギーニが開発及び製造をした2シーターミッドシータースポーツカーになります。この「ミウラ」という名前の由来は、伝説の闘牛牧場ミウラの名にちなんで命名されています。

ランボルギーニの車には、ミウラの他にムルシエラゴやアヴェンタドールなどがありますが、それらの車の個性的な名前の由来は「牛」から来ています。

ランボルギーニミウラは、スペインの闘牛飼育家「ドン・アントニオ・ミウラ」にちなんだものとなっていることが分かります。

ランボルギーニミウラは1966年から販売されていました。

乗車人数は2人で駆動方式はMRとなっています。MRとは、ミッドシップエンジン・リアドライブ方式の意味であり、車体中心にエンジンを配置して後輪を駆動します。スーパーカーやレーシングカーがこのMRを採用していて、メリットは、走行中に旋回に入りやすく、旋回が止めやすくなり、機敏に且つ速く走ることができることです。

更に、FR(後輪駆動)では必須のプロペラシャフトがMRでは必要無いなどの構造の単純化により、重量の軽減にも成功しています。

ランボルギーニミウラの初代モデルは「P400」と呼ばれていて、この400は排気量4L(実際は3,929cc)から来ています。そして、1年後には「P400S」が販売され、350馬力あった初代モデル「P400」に比べて20馬力高くなった370馬力のモデルとなりました。その後、3年後には385馬力まで上がったモデル「P400SV」が登場することになります。

ランボルギーニ ミウラの歴代モデル

ランボルギーニミウラの歴代モデルは、主に「P400」、「P400S」、「P400SV」となりますが、この3つのモデル以外にもいくつか特殊なモデルが存在しているのです。

例えば、「Zn 75」というカスタムモデルがあります。このモデルは、タルガトップ風コンバージョンモデルであり、ランボルギーニでたった一台だけ生産されたことになっています。

また、「P400」が登場する前の年の1965年には、シャシーとエンジンのみの試作品モデル「TP400」が展示されていました。

ランボルギーニTP400

1965年11月にトリノで開催された、トリノ・オートショーにシャシーとエンジンのみの試作モデルとした展示されました。当時、FRレイアウトが普通であり、ミッドシップエンジンは珍しいものとなっていました。しかし、後にこのモデルからP400が誕生することになり、多くの富豪達を釘付けにすることになります。

ランボルギーニ ミウラP400

「P400」というモデルは350馬力のエンジンで、最高速度290km/hまで引っ張ることに成功しています。ランボルギーニは当時、風洞実験ができるほどではありませんでしたが、ニュージーランド出身の開発テストドライバーにより、これに貢献する結果となりました。そして、全長は4360mmで全幅が1760mm、全高は1055mmとなっています。車両重量は980kgで排気量は3929ccとなっています。エンジン形式は60度V型の12気筒DOHCで、5速MTの最高速度は293km/hとなっています。

ランボルギーニ ミウラP400S

「P400S」は、370馬力で等速ジョイントとベンチレーテッド・ディスク・ブレーキが装備されるようになります。

この等速ジョイントとは、入力側と出力側の速度を維持した状態で、角度を自由に変化して回転力を伝達できる継手になります。この等速ジョイントが量産されたことにより前輪駆動の車が増えることになりました。

しかし、このP400Sの馬力は実際に370馬力あったのかは曖昧であったとのことで、結果的にエンジン強化による騒音と熱に悩まされることになってしまいます。P400Sのスペックは、全長が4390mmで全幅が1780mm、全高が1100mmとなっています。車両重量は1,180kgで排気量はP400と同様に3929ccとなっています。

エンジン形式も60度V型の12気筒DOHCであり、5速MT仕様となっています。最高速度は280km/Lで、P400と比べて少し速度が遅くなっています。

ランボルギーニミウラ P400SV

「P400SV」は385馬力となります。SVとはミウラの完成形のモデルであり、現在における市場での取引価格もそれを示していることが分かります。リアサスペンションが強化され、リアタイヤは9インチホイールとなっています。 そして、ピレリのチントゥラートのタイヤを履き、リアフェンダーもワイドになりました。P400シリーズはどのモデルも形が似ているため見分けがつきにくいです。P400SVのスペックは全長が4390mmで全幅が1780mm、全高が1100mmとなっています。 車両重量は1305kgで排気量は3929ccです。エンジン形式は60度V型の12気筒DOHCで、5速MT仕様となっています。最高速度は285km/hです。P400とP400Sとの主な違いは、重量と最高速度にあることが分かります。

ランボルギーニ ミウラP400 SVJ スパイダー

P400SVJスパイダーは、1981年のジュネーブショーにランボルギーニが出品したオープン仕様のモデルです。実際には、イエローカラーのミウラSをベースにスパイダーとして加装したモデルになります。そもそもこのP400SVJは、「イオタ」という特殊なモデルの評判を耳にした顧客が、ミウラをイオタに改造したいとのことで誕生したモデルになります。イオタは、1969年にランボルギーニが一台だけ製造した実験車両「J」になります。そして、ミウラのレーシングバージョンがこのイオタになりました。

ランボルギーニ ミウラSVR

このモデルは、ランボルギーニミウラの中で最も有名な世界に一台のみのレアカーです。そして、この希少性の高いモデルが1976年に日本人のオーナーに渡ることになりました。この事実により、日本でイオタの名で大旋風を巻き起こすこととなり、大人気漫画シリーズ『サーキットの狼』にも取り上げられるようになりました。 また、このモデルは黒いインテリアが特徴です。 そして、通常のミウラと比べて大幅な車重の低減や、空力性能を向上させる固定式ヘッドライトやフロントのスプリッターなどを装備しています。ランボルギーニのイオタの人気の高さからレプリカが作られましたが、それでも信じられないくらいの高値でそのレプリカが取引されています。

ランボルギーニの魅力って?

ランボルギーニの魅力は何と言っても希少性の高さと格好良さにあります。そして、ランボルギーニにはミウラ以外にも魅力的な車種がいくつか存在しているからです。

例えば、「ランボルギーニ カウンタック」というモデルは400馬力を超え、最高速度300km/hを出したモデルと言われています。

ランボルギーニはどの車種も魅力的ですが、見分けがつきにくいようにも思われがちです。

しかし実際に見比べてみると、ランボルギーニのミウラは、ムルシエラゴやガヤルドと比べるとは違いがはっきりと分かります。特にヘッドライトの部分が特徴的です。 また、2018年にはランボルギーニのSUV「ウルス」が販売されています。

ランボルギーニ ミウラ 現在の中古車価格は?

ランボルギーニの価格は2000万円を超えるモデルが殆どです。

4WD仕様の「ガヤルド」は、中古車価格で約800万円〜2000万円で販売されています。ガヤルドはランボルギーニで一番生産数の多い車種となっています。ランボルギーニはどのモデルも高すぎて購入できないように思われがちですが、中古車であれば数百万円で購入できそうなモデルが存在することも事実です。

ガヤルド以外の車種でも走行距離が40000km以上のモデルであれば1000万円未満で購入できるモデルも存在します。ランボルギーニにはまだまだ魅力的な車種が存在します。

2014年に販売が開始された「ランボルギーニ・ウラカン」はガヤルドどの後継車種にあたり、中古車価格は2300万円〜3880万円となっています。年式は古くても5000万円以上するモデルも沢山存在します。

まとめ

ランボルギーニの車には様々な歴史があり、高級車の代名詞として世界の人々から一目置かれています。

どの車種も魅力的ですが、スペックやグレードなどを詳しく知ることでランボルギーニについて更に興味が湧くことになるでしょう。また、ランボルギーニは映画にもよく登場してきます。

映画「トランスポーター2」では「ムルシエラゴのロードスター」が登場しているので、是非視聴する機会がありましたら意識して見てみてください。そしてその魅力にもっとはまっていきましょう。

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