フェラーリの現行車種一覧
■812スーパーファスト
812スーパーファスト
エンジン種類 | V型12気筒DOHC | |
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最高出力(kW(PS)/rpm) | 588kW(800PS) /8500rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 718N·m (73.2kgf·m) /7200rpm | |
駆動方式 | FR | |
トランスミッション | 7速DCT |
フェラーリの812スーパーファスト。
F12ベルリネッタの大幅改良モデルです。
車名の由来は、800馬力の12気筒=812と、由緒あるクラシック・フェラーリの名称を組み合わせたもの。スーパーファストは、文字どおり“凄く速い”を意味しています。
フェラーリ史上最強のFRロードカーの名前として、まさしくこれ以上ない組み合わせと言えます。
排気量を6.3リットルから6.5リットルに拡大したV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを、フロントミッドシップに搭載。最大出力800ps/8500rpm、最大トルク73.2kgm/7000rpmを引き出します。
0‐100km/h加速は2.9秒、最高速は340km/h以上と、世界屈指の性能を誇ります。
■GTC4ルッソ
GTC4ルッソ
GTC4ルッソは『FF』(フェラーリ・フォー)の大幅改良モデルです。
FFに対して、内外装を一新。排気量6262ccの直噴V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、再チューン。
最大出力は660psから690psへ30ps向上。最大トルクも69.6kgmから71.1kgmへ、1.5kgm高められています。
0-100km/h加速3.4秒、最高速335km/hの性能を誇ります。
GTC4ルッソは2017年に「最も美しいスーパーカー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれています。
エンジン種類 | V型12気筒DOHC | |
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最高出力(kW(PS)/rpm) | 507kW(690PS) /8000rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 697N·m (71.1kgf·m) /5750rpm | |
駆動方式 | 4WD | |
トランスミッション | 7速DCT |
■488GTB(⇒後継車 F8トリブート)・488スパイダー
488GTB
フェラーリ『488 GTB』は、『458イタリア』の後継車にあたるフェラーリV8エンジンシリーズの最新モデルです。
新開発の3902ccV型8気筒ガソリンエンジンは、ターボにより加給。最高出力は492kW、最大トルクは760Nmを発揮し、0‐100km/h加速3秒、0‐200km/h加速8.3秒を叩き出します。
後継車は、ジュネーブモーターショー2019で公開されたF8トリブート。
フェラーリ F8トリブート
フェラーリは2月28日、スイスで3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2019において、フェラーリ『F8トリブート』(Ferrari F8 Tributo)を初公開すると発表した。
F8トリブートは、『488GTB』の後継モデルだ。フェラーリ伝統の2シーターベルリネッタであり、F8トリブートのネーミングには、オリジナルモデルの妥協なきエンジンレイアウトと、パワーへのオマージュが込められている。
0~100km/h加速2.9秒、最高速340km/h
488 スパイダー
エンジン種類 | 水冷90度V型8気筒(DOHC) + ツインターボ | |
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最高出力(kW(PS)/rpm) | 492kW(670PS) /8000rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 760 /3000rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | 7速DCT |
■488ピスタ・488ピスタスパイダー
488ピスタ
488ピスタ
488ピスタは、488シリーズの高性能版=スペシャルシリーズ、という位置づけ。
サーキット走行に重きをおいて開発されたがゆえ、徹底的な軽量化と、488GTE(耐久シリーズ用)や同チャレンジはもちろん、F1マシンからもヒントを得た、エアロダイナミクスやシャシーダイナミクス、パワートレーン技術を採りいれました。
盛り込まれたサーキット由来のテクノロジーは、質量ともに歴代スペシャルシリーズ最高、なんだとか。
ピスタ。イタリア語でサーキットの意だ。フェラーリがそんな名称を、たとえごく限られたカスタマー向けだったにせよ、外連味なくロードカーに付けたとしたならば、その意味するところは明らかだろう。乗る人すべてにサーキットでの一流パフォーマンスを。それが開発のメインコンセプトに他ならない。
488 ピスタ スパイダー
488ピスタスパイダーは、フェラーリ『488スパイダー』の軽量高性能モデル。
ミッドシップに搭載されるのは、488スパイダー用がベースの3902ccV型8気筒ガソリンツインターボエンジン。
新設計のチタニウム製コンロッドをはじめ、カーボンファイバー製インテークプレナム採用などのチューニングが図られました。この結果、最大出力は720hp/8000rpm、最大トルクは78.5kgm/3000rpmを獲得。488スパイダー(最大出力670hp、最大トルク77.5kgm)に対して、パワーは50hp、トルクは1kgm強化されています。
エンジン種類 | V8ツインターボ | |
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最高出力(kW(PS)/rpm) | 530kW(720PS) /8000rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 770N・m/3000rpm | |
駆動方式 | MR | |
トランスミッション | 7速DCT |
■GTC4ルッソT
GTC4ルッソT
GTC4ルッソは、V型12気筒エンジンの『GTC4ルッソ』シリーズの追加モデルで、V型8気筒エンジンを搭載しています。
GTC4ルッソTのコンセプトについて、フェラーリ極東・中東エリア統括CEOのディーター・クネヒテル氏は、「週末のロングドライブだけではなく、日常のドライブにも適したスポーツ性と多用途性を備えたクルマだ」と話します。
そのユーザー層は、「30歳から40歳の若年層だ」とクネヒテル氏は語ります。
これらユーザーは、「これまでとは違うエレガントなクルマを求めているものの、四輪駆動は必要としておらず、毎日の通勤はもちろん、スポーツを楽しみにビーチへ行ったり、子供の学校への送迎、またパートナーと夕刻にドライブを楽しんだりするために乗りたいと思っている」と述べます。
つまり、「様々な使用条件に応える多彩な機能性が重要となり、これに応えるV8ターボエンジンは大きな魅力となるだろう」とのこと。
エンジン種類 | V型8気筒DOHCツインターボ | |
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最高出力(kW(PS)/rpm) | 449kW(610PS) /7500rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 760N・m/3000-5250rpm | |
駆動方式 | FR | |
トランスミッション | 7速DCT |
■ポルトフィーノ
ポルトフィーノ
ポルトフィーノは、『カリフォルニアT』の後継モデルとして開発されました。
フェラーリ初の電動リトラクタブルハードトップ装備のオープンカー、カリフォルニアTの特徴を受け継ぎながら、電動リトラクタブルハードトップは完全新設計。
低速走行中でも、わずか14 秒で開閉可能になりました。
また、カリフォルニアTで21点の部品構成だったAピラーは、ポルトフィーノでは2点のコンポーネントで仕上げるなどして、車両全体では、カリフォルニアT比で80kgもの軽量化を果たしています。
エンジン種類 | V型8気筒DOHCツインターボ | |
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最高出力(kW(PS)/rpm) | 600PS/7500rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 760N・m/3000-5250rpm | |
駆動方式 | FR | |
トランスミッション | 7速DCT |
■モンツァSP1・SP2
モンツァSP1
モンツァ SP2
マラネロ本社のデザイン センターにて発表された、新シリーズIcona(イコーナ)のファーストモデル。それが「モンツァ SP1」「モンツァSP2」です。
新型モンツァ SP1はシングルシーターのロードカー。
そして新型モンツァ SP2は2シーターモデルになっています。
モンツァSP1 とSP2は合わせて限定500台の販売で、コレクターズアイテムとしてフェラーリが認める優良フェラーリオーナーにしか購入権利が与えられないんだとか。
モンツァSP1は、ステアリングホイールを握るドライバーに、独特のエクスペリエンスをもたらす妥協のないシングルシートロードカーとして設計。ウインドスクリーンもルーフも装備しない独特の車体構造のために、エアロダイナミクスは、既存のフェラーリとは異なるアプローチで開発。特許を取得した「バーチャルウインドシールド」によって、ドライバーは高速走行時にもドライビングに集中できるという。
エンジン種類 | V型12気筒 | |
---|---|---|
最高出力(kW(PS)/rpm) | 603(810PS)/8500rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 710N・m(73.3kgf·m)/70000rpm |