ホンダの軽バン!N-VAN(エヌバン)実際に乗ってみたらどう?
ホンダのN-VAN
ホンダのNシリーズに属する軽バン。それがN-VAN(エヌバン)です。
ホンダの軽商用車で、2018年の夏より発売されました。機能性重視のN-VANに加え、レジャーユースを考慮したN-VAN +STYLEの2種のモデルがあります。
N-VANって実際乗ってみてどうなの?価格は?中古だと…?そんな購入を迷っている方向けに、本記事では改めてN-VANについてまとめています。
■ホンダの軽バン!N-VAN(エヌバン)ってどんな車?
黄色いフォルムがかわいいホンダのN-VAN
ホンダの新型車、N-VANは、働く人々の生活を見つめ、さまざまな仕事での使いやすさや優れた走行性能、安全性能を追求し、軽バンの新基準となることを目指して開発されました。
主な特徴としては
■利便性
FFプラットフォームの低床フロアと助手席ダイブダウンで、大空間の荷室を実現
■助手席側ピラーレス採用による「ダブルビッグ大開口」で、積み下ろし効率を向上
■安全性能
Honda SENSINGを全タイプに標準装備
■走行性能
荷物を積載した状態でもストレスなく移動できる、優れた走行性能と乗り心地、低燃費を実現
などが挙げられます。
商用ユースで、ホンダセンシングが全グレード標準搭載になったことが嬉しいですね。
■ホンダの軽バン!N-VAN(エヌバン)人気は好調?
ホンダの鈴木麻子執行役員は7月13日に発売した新型軽商用バン『N-VAN』の累計受注台数が2万4000台を超えたことを明らかにした。発売から1か月経過した時点の受注台数は1万4000台だったことから、その後2カ月間でさらに1万台積み上がった計算になる。
鈴木執行役員は10月24日に都内で開いたN-VANの法人客であるダスキンの担当役員との対談イベントに登壇し、現在のN-VANの受注状況について「(10月22日時点で)2万4000台を超える数字を頂いている」と述べた。(2018)
ホンダの軽バン!N-VAN(エヌバン)実際に乗ってみたら?評価・口コミまとめ
■■モータージャーナリストの評価
ホンダ N-VAN L
売れ売れで困っちゃう?人気の軽バン
N-VANはデビュー以来絶好調で売れていて、その台数は目標の4倍以上。そして営業車として想定されるG/Lシリーズが、全体の4割程度を占めているというから、ちゃんと働くクルマとして売れているじゃないか…と思うのだが、この働くクルマの大半は、ほぼ間違いなく個人商店のオーナーさんといったところで、趣味性も高いオーナーが購入しているものと思われる。
ホンダのN-VANの荷室は
営業車としては少し荷室長が短い…?
営業車としてのN-VANは、不利なところがある。その一つが荷室長の短いことだ。営業車として荷物を積む場合、奥行きはかなり重要な要素となるようで、数センチの差がモノが載るか載らないかの差となるのだそうだ。その点N-VANは、ドライバーズシート背後からの荷室長が1510mmと、1755mmのハイゼットカーゴと比較して200mm以上も短い。もっとも価格とこの荷室長以外で、N-VANがハイゼットカーゴに劣る点は皆無であった。
左サイドをピラーレス!積載が便利
広々とした空間
助手席まで床下にダイブダウンさせて荷室空間とし、左サイドをピラーレス化して積載の利便性を図った点などは、荷物を積むうえでもむしろ他のライバルを凌駕して優位になるとも考えられた。それに荷物を固定するフックの存在も、特にバイクを想定したような骨太のものが床にあるなど、如何にもバイクを作るホンダならではのアイデアで、こうした点に共感できるユーザーも恐らく多いと思う
使いやすすぎて別次元
一方で、室内のドライバーズシート以外のすべてのシートを、床下収納させることによって犠牲になったのが、助手席の座り心地。写真で見てもわかる通り、そのサイズはドライバーズシートに比べて小さく、そしてクッションも薄い。つまり、このクルマで天国なのはドライバーズシートだけ、ということになる。そのドライバーズシートには何とアームレストすら付くのだから、これはもう天と地の差だ。N-VANは極めて明確なコンセプトを持ったクルマの一台。あれもこれもつかない代わりに、付いているものはとても使いやすく有益である。そしてもし、同じ俎上にキャブオーバー型ライバルをのせた場合、その差は極めて大きく、正直別次元のクルマといっても差し支えないほどよくできていた。
四角いフォルムに惚れる 便利なホンダのN-VAN
乗り心地はN-BOXなみ
同じくNシリーズ N-BOX
動力源は53ps、6.5kg-mでしかないため、活発な加速力を得るにはアクセルペダルをそれなりに踏み込み、エンジンを回す必要があるものの、高回転域を使っても耳障りなノイズとは無縁。だから走りに余裕があるように感じられるのかもしれない。
乗り心地も良路ならN-BOX並みに快適で、操縦性も軽バン専用の12インチタイヤと1945mmもの全高を感じにくい安定感を持ち合わせているからゴキゲンだ。N-VANならハードな仕事も、少なくとも運転中はストレスなくこなせそう。
しかし、基本はおひとり様仕様
ホンダのN-VAN ハンドル
ただし、気になった部分もある。まずは、ハードに働く人のためにタフに仕上げ、サポート性にもこだわったという運転席。荷室長をかせぐためか座面が短めで、シート表皮は破れに強くするため張りが硬く、ボクの体形ではどうにもかけ心地がしっくりこなかった。
つぎに、基本的に乗り心地いいいのだが、キツい段差を乗り越えたときにはガシャン、ドシンという大きめのショックが発生しがち。これは前後して乗ったN-BOXにはない現象。また、後席&助手席がダイブダウン格納でフルフラットにアレンジできるのは便利なものの、助手席をダイブダウン格納する際、シートがダッシュボード下にほんの少しとはいえ、かすって(当たって)しまうのが惜しまれる。もし、毎日のようにアレンジしていると、いつか破れてしまいそうで…。
■■ユーザー、オーナーの口コミ・評価は
ホンダのN-VAN
かなり良いです
4泊5日で伊勢・志摩に行ってきました。N-VAN納車後の初長距離でしたので、燃費情報をお知らせしようと思います。
最低燃費:12.7Km/l
最高燃費:22.3Km/l
最低燃費は、高速道路でかなり気合い入れた状態で走った結果です。速度リミッターが動作する状況が、何度も出てくるような走りです。
逆に最高燃費は、田舎道(ワインディング等含む)で40~80Kmあたりで普通に流して走った状態です。ワインディング時はECOはOFFにして走っています。今回は全て満タン方式での計測です。ちなみに、夜の高速で、クルーズコントロールで走っていると思われる長距離トラックに、こちらもACCでくっついて走ったときの燃費は18.7Kmでした。たまに加速して追い越す走りは混ざっていますが。荷物もかなり積載しての状況なので、かなり良いと思いました。
ダイハツの新型タントもすごいです
良い買い物をした!好燃費
ホンダ N-VAN +STYLE FUNターボ Honda SENSING
自宅から茨城県大洗海岸まで往路は明け方下道で、復路は北土浦から谷和原まで高速の他は県道ベースでのドライブ。
往路は県道ベースで明け方!たまに信号でストップするだけなので、約100㎞でメーター燃費が 23.9㎞ でした❗
帰りは、混んでいたので高速を使用しましたが、全体的にはそれほど燃費が落ちる事なく、意外と好燃費なので良い買い物をしたと思ってます。
多分、市街地走行はそれなりに悪くなると思いますが、自分は毎週の様に大洗海岸まで走行してますので、大変助かります。
ホンダの軽バン!N-VAN(エヌバン)価格
■ホンダの軽バン!N-VAN(エヌバン)新車価格
N-VANの新車価格は126万7920~179万9280円です。
■ホンダの軽バン!N-VAN(エヌバン)中古車価格
中古車情報サイト、カーセンサーによれば、N-VANの中古車価格は以下のようです。
平均価格:145.9万円
価格帯:99.8万円~189.8 万円
※中古車情報サイトカーセンサー調べ(2019年6月現在)
これを見る限り、物によっては新車よりも安く購入することができそうです。
価格面で悩んでいるという方は、中古で購入するのもおすすめです。
最後に N-VANは買いなのか?
いかがでしたか。本記事ではホンダの軽バン、N-VANについてご紹介しました。
N-VANは、口コミや評価にもあったとおり、今軽バンを購入検討しているのであればおすすめしたい一台と言えます。
痒い所に手が届くユーティリティはもちろん、ホンダセンシングが標準装備されてこの価格帯ということもありがたいですよね。
気になる方は是非一度、ホンダの販売店などで試乗してみてはいかがでしょうか。