光岡自動車のヒミコとは
2代目 光岡 ヒミコ
光岡自動車の超個性的な二人乗りオープンカー、その名前が”ヒミコ”です。ヒミコと言えば、日本人なら誰もが知る古代国家の女王ですが、その名前を冠したこのクルマは魅力的な2シーターオープンカーです。
平成20(2008)年にインターネットで先行予約を開始し、販売が始まりました。基本的にはロードスター三代目のパワーリトラクタブルハードトップをベースにしたもので、ホイールベースについてはロードスター三代目より長く伸びたスタイルとなっているのが特徴です。
グレードは三種類設定され、スタンダード、プレミアム、ハイ・プレミアムがあります。
光岡の車全般に言えることですが、ボディをオリジナルのものに乗せ換える改良を施すことが標準となっており、ハンドメイドで作られることからも一か月の生産台数が約3台前後と非常に少なくなっています。
それでもネットでの先行予約を中心に人気が高いことから、平成21(2009)年には35台程度販売しました。ちなみに海外のユーザーを考慮して左ハンドルの車も設定されました。
この車の姉妹車であるオロチは平成26(2014)年に生産を終了したため、その後ヒミコは光岡のフラッグシップカーを担うことになりました。
光岡ヒミコの中古車 モデル別中古車相場・中古価格
■初代ヒミコ(2008年~2018年)
初代 光岡 ヒミコ
クラシックとモダンを両立させたオープンカーであるヒミコのデザインは、フロントフェンダーからリアフェンダーへと流れるような波のラインとなって、豪華客船が大海を進むイメージでデザインされ、メタルトップとなるルーフは電動で開閉が可能になっています。
ベース車両は3代目マツダ ロードスターで、エンジンもマツダ製2.0L直4DOHCエンジンを採用しています。
スタンダード、プレミアム、ハイプレミアムの3グレードが用意され、ミッションはスタンダード、ハイプレミアムには6ATが、プレミアムには6MTが搭載されています。
平均価格 | 約460万円 | |
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価格帯 | 約375万円~538万円 |
■2代目ヒミコ(2018年02月~)車両紹介
2代目 光岡 ヒミコ
2代目ヒミコは、ベース車両を4代目ロードスターとなります。
新ボディとなった2代目は、6速MTと6速ATが設定されています。また、ホイールベースに関しては先代ではベース車より長めに設定していましたが、2代目ではそれを短縮する代わりに、オーバーハングを延長しているのが初代との相違点です。
平均価格 | 約634万円 | |
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価格帯 | 約595万円~659万円 |
【参考】光岡 ヒミコ(2018年~)新車価格
※公式サイト調べ(2019年10月現在)
S(6MT) | 5,160,100円~ |
S Special Package(6MT) | 5,472,170円~ |
S Special Package(6EC-AT) | 5,642,670円~ |
S Leather Package(6MT) | 6,048,240円~ |
S Leather Package(6EC-AT) | 6,185,740円~ |
まとめ
2代目 光岡 ヒミコ
光岡 ヒミコは生産台数が多い車ではないため、中古車も数えるほどしか出回っていないのが現状です。
自分の欲しい仕様の個体を見つけることは難しいかもしれませんが、なるべく安く手に入れたいという方は中古車も検討してみてはいかがでしょうか。