スバリストであれば、86ではなくBRZを購入するでしょう。WRX STIやWRX S4といったスポーツタイプ (4WD)もありますが、同じように走るのであれば後輪駆動のBRZのほうがタイヤ代が安いです。
86とは違ったサスペンションの味付けになっていることはもちろんのこと、STI SportにはSTI専用チューニングが施されたSACHS(ザックス)ダンパーも採用されています。
86に乗っている人が多いから敢えてBRZにする、という考えでもOKでしょう。
■10位:トヨタ 86
トヨタ 86
10位にランクインしたのはトヨタ 86です。
言わずと知れた現代の国産スポーツカーを代表するFR (フロントエンジン・リアドライブ、後輪駆動)車になります。2ドアクーペで低重心な見た目がまさにスポーツカーのそれです。
2.0L水平対向4気筒エンジンを搭載、トランスミッションの種類で若干のスペック差はありますが、最高出力200馬力以上・最大トルク200N・m以上という、スポーツカーと呼ぶにふさわしいスペックとなっています。
サスペンションは前後ともに独立懸架式、そしてブレーキはリアにもベンチレーテッドディスクまたはディスクを採用するなど、贅沢な仕様です。
AT車ではSPORTやSNOWなどの走行モードを選択することができるようになっています。
貴重!少なくなったFR車のメリット、デメリットや注意点などをご紹介 | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/3373自動車の基本であり続けたフロントエンジン・リアドライブ(以降、FR)という形態のFR車ですが、現在では少数派になっています。その理由と、現在新車で購入できるFR車と中古で安く買うことができるFR車について、また、FR車のメリット・デメリットについてもお伝えします。
トヨタ 86のスペック・価格
【スペック】
■ボディサイズ (mm)
全長×全幅×全高:
G・GT:4,240x1,775x1,285~1,320
GR/GR SPORT:4,280~4,290x1,775~1,790x1,320
ホイールベース :2,570
トレッド (前/後):1,520~1,525/1,540
■車両重量 (kg)
G・GT1,210~1,260
GR/GR SPORT:1,460~1,490
■最大乗車定員 (名):4
■エンジン
型式:FA20 (水平対向4気筒エンジン)
総排気量 (L):1.998
最高出力 (kW(PS)/rpm):152(207)/7,000 (6MT)、147(200)/7,000 (CVT)
最大トルク (N・m(kg・m))/rpm:212(21.6)/6,400~6,800 (6MT)、205(20.9)/6,400~6,600 (CVT)
最低地上高:130
■トランスミッション:6MT、6AT
■サスペンション
フロント:マクファーソン・ストラット式
リア:ダブルウィッシュボーン式
■ブレーキ
フロント:ベンチレーテッドディスク
リア:ベンチレーテッドディスクまたはディスク
■スタビライザー
フロント:データ無し
リア:データ無し
■燃費 (km/L):11.8~12.8 (WLTCモード)
■駆動方式:2WD (後輪駆動)
■純正タイヤサイズ
Gグレード:205/55R16 91V
GT・”GT Limited”:215/45R17 87W
GT “Limited•Black Package”:215/45R17 87W
GR SPORT:215/45R17 87W
GR:フロント215/45R17 、リア235/45R17
■車両価格
【新車】(消費税10%込)
2,671,900~5,060,000円
【中古車】
169.4~425.0万円
※新車情報は公式サイト調べ(2020年1月現在)
※中古車相場はレスポンス中古車検索より(2020年1月現在)
筆者のおすすめポイント:価格帯が広く豊富なグレードバリエーション
新車価格が2,671,900~5,060,000円と価格帯の広さが印象的です。GやGTなどの通常グレード4種類と、GR系(GR/GR SPORT)のグレード2種類、合わせて6種類のグレードから選ぶことができます。
リーズナブルに86に乗りたい方、そこそこ良いグレードが欲しい方、予算があるので上位グレードが欲しい方、など幅広い購入層の心を満たしてくれるのです。
まとめ
2020年最新のおすすめ国産スポーツカーを10車種、ランキング形式で紹介しました。
走行性能が高くなればなるほど、維持費は高くなります。エンジンが高出力になる程タイヤが大きくなることも、紹介した通りです。
以上の点を理解した上で、自身に一番合う乗りたいスポーツカーを選んでみてはいかがでしょうか。