スバル セダンとは?
スバル レガシィ B4
セダンとは車の分類の一つで、ボンネットとキャビンとトランクが、それぞれ独立している3ボックスカーの4ドアタイプのことを言います。
スバルは、安全性を追求していながら、運転する楽しさを私たちに教えてくれます。また、唯一無二のメーカーと呼ばれ評判も高いです。
セダンというのはかなり昔から乗られている車で、今ではコンパクトカーやミニバンなどさまざまな車が現れて、その座をかなり取られてしまいました。ですが、今現在でも高級車の中にはセダンタイプのものがまだまだ多く残っています。
スバルは「職人気質で信頼性が高いメーカー」というイメージがあるとは思いますが、走りを楽しむといった車も製造しています。
人が見えないところにお金をかけていて、こだわりを持ちながら良い車を作るメーカーという感じです。そんなスバルのセダンはどういうものかを見て行きましょう。
【現行車種】スバルのセダン一覧|価格や特徴まとめ
スバル ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト(東京モーターショー2017)
スバルのスローガンは「安心と愉しさ」ですが、そのスローガンを兼ね備えた現行車種のスバルの車をご紹介します。
新車価格はスバルの公式ページを参照しながら、表示しています。現在、メーカーから新車で購入できるセダンは3車種あります。
■スバル レガシィ B4
中古車価格(消費税抜き)
中古平均価格 | 169万円 |
価格帯 | 7万円〜290万円 |
※車情報サイトResponse 中古車情報調べ(2020年4月現在)
グレード
・「B-SPORT」
全身を引き締めた、洗練のスポーティモデル
・「Limited」
確かなクオリティと充実した装備をまとったフラッグシップモデル
■スバル インプレッサ G4
メーカー希望小売価格(消費税抜き)
1.6i-L EyeSight | 2WD:1,820,000円 AWD:2,020,000円 |
1.6i-S EyeSight | 2WD:2,040,000円 AWD:2,240,000円 |
2.0i-L EyeSight | 2WD:2,040,000円 AWD:2,240,000円 |
2.0i-S EyeSight | 2WD:2,260,000円 AWD:2,460,000円 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
中古車価格(消費税抜き)
中古平均価格 | 100万円 |
価格帯 | 13.6~223万円 |
※車情報サイトResponse 中古車情報調べ(2020年4月現在)
グレード
・「1.6i-L EyeSight」
先進の安全テクノロジーと充実装備を備えたスタンダードモデル
・「1.6i-S EyeSight」
上級装備を満載し、スポーティさを際立たせたハイクオリティモデル
・「2.0i-L EyeSight」
2.0L直噴エンジン搭載。力強い走りと上級装備が魅力のハイグレードモデル
・「2.0i-S EyeSight」
所有する悦びと走りの愉しさを深めた、最上位のスポーティモデル
■スバル WRX S4
中古車価格
中古平均価格 | 286.1万円 |
価格帯 | 115.8〜453.6万円 |
※車情報サイトResponse 中古車情報調べ(2020年4月現在)
グレード
・「2.0GT EyeSight」
先進技術を携えたハイクオリティ&ハイパフォーマンスセダン
・「2.0GT-S EyeSight」
走りの質感と安全性能をさらに磨き上げたスポーティモデル
・「STI Sport EyeSight」
走り、スタイル、質感すべてにSTIのDNAを込めた最上級モデル
【現行車種】スバルのセダン一覧|スペックまとめ
それでは、スバルのセダンの現行車種のスペックについて見ていきましょう!
■【レガシィ B4】スバルの頂点
スバル レガシィ B4
国産自動車メーカーのスバルが生産し、販売しているレガシィ B4は、スバルのフラッグシップとなる車種です。
スバルと聞いて一番に名前が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
レガシィ B4は、4WDを中心に作られている唯一の国産セダンとなっています。
レガシィは、レオーネの後継車として生まれ、インプレッサより先にラリーに出場するなど、スポーツのイメージも持った車名といえます。
メインの駆動方式を四輪駆動に水平対向エンジンを搭載することで、あらゆる路面での走行安定性とスポーティーな乗り心地を実現させた独特なキャラクターで現在もなお、日本や海外でも高い人気を保っています。
特徴は、優れた四輪駆動システムと低重心の水平対向エンジンを組み合わせたメカニズムです。そのため、どんな天気の場合でも安定性のあるハンドリングと走行性能が実現できるのです。
国産セダンではフルタイム四輪駆動の車は珍しく、この「スバル レガシィB4」は独自の世界観を持っているといえるでしょう。
スバル レガシィ B4 インテリア
現行のレガシィは6代目で、2014年10月に発売されました。
現行型は、先代から全長で50mm、全幅で60mmボディサイズが拡大され、より伸びやかで高級感のあるエクステリアデザインへと進化しました。
また、ボディサイズを拡大したことで、セダンならではの室内空間のゆとりがさらに増しています。
また、レガシィといえば、初代から先代までのターボエンジン搭載車のボンネットに設けられていたエアインテークのイメージを強くお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、現行モデルは、レギュラーガソリン仕様の自然吸気2.5リッターエンジンのみに統一され、ターボエンジン搭載車がラインナップされなくなってしまいました。
これは、スバルファンを驚かせた現行モデルのトピックの一つでしょう。
ただし、もちろん先代と比較して得たものも数多くあります。
スバルの予防安全装備としてお馴染みの「アイサイト」は、現行モデルではアイサイト Ver.3へと進化しています。
アイサイト Ver.3の大きな特徴としては、新たに色が認識できるようになったことで、前走車のブレーキランプなどを認識して、より素早く反応することが可能になるなどしています。
自動ブレーキ性能も、より速い速度から、より素早く作動することができるように進化しています。
また、新たにカーブを思い通りに安定して走行できるようにする先進機能「アクティブ・トルク・ベクタリング」を装備するなど、『走れるセダン』としての魅力を、着実に磨き続けています。
スバル レガシィ B4
ここまでご紹介してきた現行レガシィの後継となる、7代目レガシィが既に北米では発売されており、国内にいつ導入されるのか、はたまた導入されないのか、気になるところです。
国内にはアウトバックのみが導入され、レガシィ B4は廃止になる可能性も予想されています。というのも、2019年の登録推移を見ていくと、B4とアウトバックを足しても前年同期比の半分に減っています。
現在の日本市場はセダンが不振ということもあり、モデル廃止もあるかもしれないということです。
新型レガシィ B4について、続報が大変気になりますね。
現行のレガシィ B4は、まだ生産は続けてられていますが、一部地域では2020年6月22日で注文受付を終了することが発表されています。
注文受付終了後も、在庫車の販売が当面続くものと思われますが、お好みの仕様や色のレガシィ B4を自由に選べる機会は、もうすぐ終わってしまうかもしれません。
スバル レガシィ B4のスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,800mm×1,840mm×1,500mm (ホイールベース:2,750mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,540kg | |
燃費 | JC08モード:14.8km/L | |
エンジン種類 | 水平対向4気筒DOHC | |
最高出力 | 129kW(175PS)/5,800rpm | |
最大トルク | 235N・m(24.0kgf・m)/4,000rpm | |
駆動方式 | AWD | |
トランスミッション | リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段後退1速 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
■【インプレッサ G4】インプレッサ一族
スバル インプレッサ G4
スバルのインプレッサG4について見て行きましょう。セダンの車はインプレッサがセダンとしてラインナップされていましたが、「インプレッサ G4」という名称になりました。
エンジン性能ですが、力強さがあるので普通の街乗りや高速道路の走行は快適に感じることでしょう。デザインでは安心を想像させる塊感や愉しさの印象を受ける躍動感があります。
スバル インプレッサ G4
ボディサイズは広い室内空間を実現して扱いやすいです。
また、トランクルームは460Lの大容量があります。シートアレンジでトランクルームを広げることができ、長い荷物を搭載可能です。
ドライブは乗る人すべてに安心を与え、ドライブ時の不快な振動騒音を低減し、乗る人すべてが心地よい感じがします。
スバル インプレッサ
運転支援システム「アイサイト」は初代モデルから採用されていて、安全性能に優れています。高い動力性能や走行性能を提供していて、評価が高い満足感が得られる車です。
トランスミッションはリニアトロニック(CVT)で燃費性能も決して悪くなく、加速性能があって走りの評価が高くなっています。
スバル インプレッサ G4のスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,640mm×1,775mm×1,445mm (ホイールベース:2,670mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,300kg | |
燃費 | JC08モード:17.2km/L | |
エンジン種類 | 水平対向4気筒 | |
最高出力 | 85kW(115PS)/6,200rpm | |
最大トルク | 1448N・m(15.1kgf・m)/3,600rpm | |
駆動方式 | 2WD | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
■【WRX S4】快速スポーツセダン
スバル WRX S4
「WRX」とはインプレッサのスポーツバージョンに付けられる名でありましたが、マイナーチェンジでインプレッサの名前が外れ「WRX STI」に変更されました。「WRX S4」はスポーツセダンの裾野を広げるために新たに設定されています。
「WRX S4/STI」では、全車でハイビームアシストが動作する40Km/hから30Km/hに変更されています。夜間の安全性を向上させました。
スバル WRX S4
「WRX S4」は毎日利用できる乗り心地や実用性に力をいれている車です。運転支援システムのアイサイトも進化しており、安全性能を大きく向上しています。
応答性に優れたスポーツリニアトロニックでエンジンの高出力の専用設計として、変速ショックのない滑らかな乗り心地になります。また、音の静かさの特徴もあります。
スバル WRX S4のスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,595mm×1,795mm×1,475mm (ホイールベース:2,650mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,540kg | |
燃費 | JC08モード:13.2km/L | |
エンジン種類 | 水平対向4気筒直噴ターボ | |
最高出力 | 221kW(300PS)/5,600rpm | |
最大トルク | 400N・m(40.8kgf・m)/2,000rpm | |
駆動方式 | AWD | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
まとめ
スバル WRX S4 最上位グレード「STIスポーツ」
以上のようにセダンタイプ3車種のスバル車を紹介してきました。
安全性能も進化をしていっているので、乗る方も安心してきます。商品としての魅力が高いスバル車の技術力などや、人と車に向かい合っている印象がよい感じです。
今後もスバル車の活躍が期待されますね。