ポータブルバッテリーとは
ポータブルバッテリー「リベイド E500」
キャンプ、車中泊、アウトドアに今ではポータブルバッテリーは欠かせないものとなっています。
ポータブルバッテリーとは、家庭用コンセントから給電するものだけではなく、ソーラーパネルや車のシガーソケットから充電できるものもあります。
屋外でも調理器具やノートパソコンを使うことができるので、快適に過ごす「幅」がグッと広まるのです。
もちろんスマホも充電可。モバイルバッテリーの代わりにもなるので、これ1台でマルチに活躍します。
1.3kg~8.0kgのものがあり、その電力量と重さは比例します。
使う目的に合わせてポータブルバッテリーを選びましょう。
■ポータブルバッテリーはこんなに役に立つ!
これからの季節、車でキャンプに出かける方も多いと思います。
しかし近年の夏で心配なのが「熱中症」
ウキウキして自分の体調を忘れがちで、気づいたら熱中症にかかってしまうことも。特にお子さん連れの親御さんは心配ですよね。
ポータブルバッテリーがあれば冷えた飲み物を用意できる小型冷蔵庫も利用できますし、その他扇風機や、充電式シャワーを用意することができます。
■災害時に注目されているポータブルバッテリー
災害時など「もしもの時」にショールームで車中泊、日産が体験プログラム
そしてアウトドアではない目的でもポータブルバッテリーは注目を浴びています。
それが地震や水害などの災害で車中泊を余儀なくされるときです。
2020年、世界中が新型コロナウイルスの流行に襲われました。
もし、そんなときに同時に水害・地震などの災害が起きたとき、今までは近くの学校や公民館に避難することが当たり前でしたが、どうしてもそこでは人が密集してしまいますし、清潔さも保ちにくいですよね。
さらにプライバシー保護もしたいという家族は車中泊をすることも多くなっています。車中泊ですと人の集まりも家族単位ですみますし、ポータブルバッテリーがあればスマホの充電や、調理器具で温かいものを食べることもできます。
夜でもお子さんが心細くならないよう光源も確保できるでしょうし、シャワーで清潔さを保つことができます。
ですから、普段アウトドア派ではない方々も、ポータブルバッテリーを持っていれば大いに役に立つでしょう。
ポータブルバッテリーの選び方
どうやって選べばいい?
さて、ポータブルバッテリーはどのようなものを選ぶとベストなのでしょうか。
これからそのポイントをお話したいと思います。
ポータブルバッテリーは出力する電力の波形の違いから正弦波・矩形(くけい)波の2種類があります。
正弦波のモデルは家庭用のコンセントのように使うことができますが、矩形波のモデルは作動が不安定になったり、使えない電気用品があるので購入の際には注意してください。
次にポータブルバッテリーの容量についてです。
一般的にアウトドアや車中泊は約250Wh、野外や災害時には約400Wh必要とされています。ちなみにWh(ワットアワー)とは、1時間あたりに使用できるワット数のことです。
電化製品の消費電力の目安としては、扇風機が約20W、ノートパソコンが約30W、小型冷蔵庫が約50W、液晶テレビが約150W、電子レンジやホットプレートや電気ケトルが約1200W程度です。
つまり、約400Whのポータブルバッテリーなら小型冷蔵庫が最大8時間ほど持続するということになります。
しかし電気ポットや電子レンジなどW数のあまりにも高い電化製品はいくら便利でもポータブルバッテリーで使うには適さないことがわかりますね。
またドライヤーなども以外と多くの電力を消費するので使用する電化製品を選ぶときは注意しましょう。
ポータブルバッテリーのおすすめ商品5選!
ではいよいよおすすめポータブルバッテリーの紹介です!
この夏、あなたはどの商品を購入しますか?
■アンカー PowerHouse 434Wh
モバイルバッテリーのメーカーとしても定番のアンカー。
容量は約434Whの大容量。12Vシガーソケット、ACコンセント、4つの急速充電USBポートへの出力が可能です。
また、リチウムイオンバッテリー採用により、従来の製品より大幅な小型化・軽量化を実現。重さは約5.3㎏です。
電圧や温度をバッテリーマネジメントシステムで適切に管理していますので、ショート予防をしながらも静音設計となっています。
小型冷蔵庫は約7時間、キャンピングライトなら約100時間稼働させることができます。
■チーロ cheero Energy Carry 450Wh
約450Wの大容量で、出力はACが2つ、USBが4つ、シガーソケットが1つ、DCジャックが4つあります。重さは約5.4kgです。
前面についている出力口には防塵・防滴カバーがついており、雨やゴミ・汚れから守ります。
また、本体はコンセントや別売りのソーラーパネルから充電ができます。バッテリー切れ(0%)のiPhoneXなら45分で約75%まで充電でき、iPad Pro(2018)であれば2時間10分でフル充電が可能。
荷重電時・過放電時・ショート時・発熱時には自動停止機能を搭載しており、高い安全性が確保されています。
■SmartTap PowerArQ 619Wh
PowerArQ(パワーアーク)は、長期保管でも3ヶ月に1回の充電でOKとなっており、安心な商品です。
バッテリーの容量は約626Whです。約7~9時間でフル充電できます。別売りでソーラーパネルもあるので充電切れも気になりません。
重さは6kgとアンカー、チーロに比べて重めですが大容量です。また、男性的な無骨なカラーリング6色展開と、「夏の男」の力強い味方です。
■LACITA エナーボックス
LACITAのエナーボックスは安心の国内製品設計で、安全性や保証がしっかりしています。
バッテリーの容量は約444Whです。このハイパワーで電化製品を複数同時に使用することもできます。
出力はAC、USBポートがそれぞれ3つずつ、DCポートが1つの計7個。重さは約5.0kgです。
さらにエナーボックスは多くのポータブルバッテリーで使われているリチウムイオン電池ではなく、トヨタ・プリウスPHVにも使用されている「三元系リチウムポリマー電池」を使用しています。
この電池の特徴は自然放電しにくく低発熱で、内部のショートを防ぎ衝撃にも強いことからより安全性が高まっています。
こちらもソーラーパネルが別売りになっています。
■suaoki ポータブル電源 S601
バッテリーの容量は約222Wh (3.7V 60000mAh / 11.1V 20000mAh)。
重さはなんと3.5kg。この5選の中では最も軽く、女性でも持ち運びできそうですね。
出力はAC/DC、USBポートともに2つずつです。
充電は家庭用コンセント、シガーソケット、そして専門のソーラーパネル(別売り)による充電も可能です。
■【番外編】 HONDA LiB-AID E500
おすすめポータブルバッテリーサイトにはなかなか登場してませんが、あのホンダもポータブルバッテリーを出しているのです!
家庭用コンセントや車のアクセサリーソケットからの充電だと約6時間で完了します。300Wだと約1時間、500Wだと約35分間の電力が取り出せます。
1台だけでは心もとないというときは並列接続することで使用することができます。
色もレッド・ホワイト・ブラックの3色からお選びいただけます。
まとめ
アウトドアも快適に!
ポータブルバッテリーというとアウトドアだったり、イベントに使用するという印象が強いかもしれません。。
しかし、毎年の災害や今年のように新しい感染症が私たちの身近に迫っているかもしれないことを考えると、各家庭に1台用意しておいた方がいい時代でしょう。
もしもの時も役立つこと間違いなしですよ!