トヨタ シエナとは?
トヨタ・シエナ新型
トヨタ シエナ(Sienna)は、アメリカでトヨタ自動車が製造し、北米を中心に韓国や台湾でも販売されているミニバンになります。
初代が発売されたのは1997年「プレヴィア」(日本名はエスティマ)の後継モデルとして初代が登場しました。
新型シエナは4代目のモデルとなり、10年ぶりのフルモデルチェンジとなります。本来は4月開催の「ニューヨークモーターショー」で披露される予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、ショー自体が中止となったため、新型シエナの発表はライブ配信で公開されました。
日本国内でも販売を開始してほしいと期待が寄せられていますが、果たしてどのようになるのでしょうか。
では、詳しい新型シエナのエクステリアについて見ていきましょう。
トヨタ 新型シエナのエクステリア・フロントマスクは新幹線?
トヨタ・シエナ新型
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トヨタ・シエナ新型
新型のデザインは、カリフォルニア州のキャルティとミシガン州アナーバーのデザインスタジオが共同で手がけた。車台は、「TNGA」の「Kプラットフォーム」をベースにしている。
フロントのデザインは、日本の新幹線からインスピレーションを得て、滑らかでスピーディかつ、自信あふれる造形とした。ヘッドライトは高い位置にレイアウトされ、横長デザインを採用する。LEDフォグランプが組み込まれたアンダーグリルは、ワイドで安定感あるスタンスを強調している。
トヨタ新型シエナのフロントマスクは、日本の新幹線からデザインを採用されたとの情報があります。ミニバンでは、アルファードやヴェルファイヤ以上の見た目にインパクトのあるデザインとなっています。
前後の灯火類はLEDを使用しており、スポーティな専用エクステリアパーツが装着された「XSE」は、新型シエナで初めて採用された20インチのアルミホイールがついています。他のグレードとは、専用の前後のバンパーなどで差別化を図っています。
全長は5mを超えるかなり大きいミニバンですが、ここで似たような車種と大きさを比較しておきましょう。
車種名 | ボディサイズ(全長×全幅×全高)(mm) |
エスティマ | 4,820×1,810×1,745(mm) |
グランエース | 5,300×1,970×1,990(mm) |
アルファード | 4,945×1,850×1,950(mm) |
他車種と比較してもわかるように、グランエースに近い全長になり、実際の新型シエナも全長が5mを超えることが予想されることから、かなり大きいボディになります。
では次に、新型シエナのインテリアを詳しく見ていきましょう。
トヨタ 新型シエナのインテリアは?
トヨタ・シエナ新型
インテリアは、「バスを運転しているような気持ちになりたくない」という米国のミニバンの顧客の意見を重視した。トヨタによると、ミニバンの実用性と、よりパーソナライズされたドライブ体験を求めるエモーショナルさを組み合わせる手法について、慎重に検討を重ねたという。
モダンなインストルメントパネルは、水平基調とした。ワイドなセンタータッチディスプレイ、各部に設けられた収納、「ブリッジコンソール」を備えた開放感のあるインテリアを追求している。
「ブリッジ・コンソール」と呼ばれるセンターコンソールを完備。
コックピットは新型ハリアーやRAV4に共通するイメージのデザインとなっています。シフトレバーはブリッジ・コンソールと呼ばれる大型センターコンソールの中に設備されたフロアシフトになっています。
室内のシート配列は従来通りの3列のみで、2列目のキャプテンシートには635mmのロングスライド機能やオットマンが設定さえれており、細部に渡るこだわりが詰まっています。
トヨタ・シエナ新型
また7インチのデジタルメーターでハイブリッドシステムのインジケーターを表示。9インチのタッチスクリーン「トヨタ・オーディオ(Android AutoおよびApple CarPlayに対応)を完備しています。
最上級グレードには、10インチのヘッドアップディスプレイも採用されており、先進技術を搭載しています。
■その他の特別な機能
・スライドサイドドアやリアゲート(キックオープン・クローズ機能付き)
・2列目シートのロングスライド機能
・冷蔵庫
・デジタルバックミラー
・10インチカラーヘッドアップディスプレイ
・12スピーカーJBLプレミアムオーディオシステム
■オプション設定(アウトドア・キャンプ向け)
・キャリアクロスバー
・自転車ラック
・1500Wインバーター(120V ACコンセント完備)
がオプションとして用意されています。広い室内空間を利用して、車中泊やキャンプなどへ出かけるのもおすすめです。
トヨタ 新型シエナは全車でハイブリッドシステムを採用
トヨタ・シエナ新型
新型シエナの特徴は、パワートレインを全てハイブリッドシステムを採用したことです。2.5リッターの直4エンジンに2個のモーターを組み合わせました。
システム全体でも243hpを発揮し、大柄なボディにもかかわらず燃費も約14km/Lとなっています。グローバルプラットフォーム「TNGA-K」をベースに快適性や実用性を追求し、開発されました。
第二世代「トヨタセーフティセンス」歩行者保護システムが全グレードで標準装備となり、安全性の向上が図られています。
また、オプションでもAWDモデルを設定することができます。最大で約1.6トンの牽引能力も備わっています。
では、トヨタ・シエナの気になる口コミを見て行きましょう。
トヨタ・シエナに関する口コミ・評価
日本での新型シエナの口コミを拾ってピックアップしてみましたが、カッコイイとの内容もちらほら見受けられました。
日本国内でシエナに乗るのは、狭い道路事情もあるのでなかなか難しいかもしれませんが、運転に自信のある方にはとってもおすすめしたいクルマとなっています。
アウトドアシーンなどにもピッタリのクルマですね。ぜひ日本導入の情報も期待しながら待ちたいところです。
まとめ
本記事では、アメリカを中心にその他韓国や台湾でも販売されている新型シエナの発売・最新情報についてまとめてみました。
日本では、未発売モデルの新型シエナ。旧エスティマにも似ているフォルムなので、日本でも発売を期待される声も聞こえてきます。
今後の発売情報を期待しつつ、最新情報を待ちましょう。