車載スマホホルダーって何?
スマートフォンホルダー「EC-180」
車載スマホホルダーとは、自動車のダッシュボードなどにスマホを固定しておくためのホルダーです。
車載ホルダーを利用すれば、運転中にスマホを固定することができます。地図アプリと連動させて携帯をカーナビ代わりに利用する、音楽を聴きながら運転をする際に便利なアイテムとなります。
充電機能付きの車載ホルダーも販売されていて、移動中に充電することも可能となっており、車にホルダーを取り付けておけば駐車中に車内で動画を視聴する、誰かと電話をするのにも利用できるでしょう。
車載スマホホルダーのメリット
スマートフォンホルダー「EC-180」
運転中に携帯電話をダッシュボードなどに置いていると落下することがあり、注意がそらされてしまうかもしれません。スマホ・ホルダーに固定しておけば、運転中に携帯電話が落下することがありません。
携帯電話を携帯のGPS機能をカーナビの代わりに使用する場合は、ホルダーを活用すれば一目で地図を確認することができるようになります。スマホ・ホルダーの中にはディスプレイの角度や位置を自由に変えることができるものもあるので、見やすい位置で固定できます。
ホルダーがあれば携帯を手で持って操作をする必要がないので、停車中に簡単に操作ができるようになります。
スマートフォンをお持ちの方で自動車に乗る機会の多い方は、車内にホルダーを取り付けておくことをおすすめします。
車載スマホホルダーの種類
ダッシュボードよりも下向きに設置できる車載ホルダー「200-CAR046」
ホルダーには、固定方法や設置場所などでいくつかの種類があります。携帯電話を設置したい場所や車の運転席の構造を考えて、自分の車に合ったタイプのホルダーを選ぶことが大切になります。
スマホ・ホルダーの種類ですが、自動車側に固定する方法として5つに分けられます。ダッシュボードの形状やスマホを固定したい場所をよく考えた上で、適切なものを選ぶようにしましょう。
■1. 吸盤・粘着ゲルタイプ
自動車のダッシュボードのフラットな部分にホルダーを固定したい場合は、吸盤・粘着ゲルタイプがおすすめになります。突起物のない平らな面に吸着させられるので、設置場所の自由度が高いというメリットがあります。
吸盤・粘着ゲルタイプのホルダーは何年も使用するうちに吸着力が弱くなるので、水洗いをする、または交換をする必要があります。
吸着させる際は凹凸のないフラットな面が理想的で、曲線があるとうまく固定することができないので注意しましょう。
■2. クリップタイプ
クリップタイプは、ダッシュボードやその他の場所にある凹凸にクリップを挟んでホルダーを固定します。クリップを挟めるような場所があればどこでも固定することができ、簡単に取り外すことも可能となります。
クリップの部分はゴムなどが付いているので、車の内装に傷をつける心配もありません。クリップタイプのスマホ・ホルダーは簡単に取り外せるので、自動車以外にも自宅やオフィスで使用することも可能となっています。
フレキシブルなアームが付いているホルダーを選べば、携帯電話を設置する場所の自由度が高くて便利になります。ただし、完全にフラットな面上にはクリップを挟むことができないので注意が必要となります。
車の運転席やダッシュボード周辺の形状を確認して、挟めそうな場所があればこのタイプのホルダーを購入すると良いでしょう。
■3. エアコン吹き出し口に取り付けるタイプ
これは、エアコンの吹き出し口のファンの部分にホルダーを固定するものになります。エアコンの吹き出し口は全ての車に付いていて、中央部分のほかにドアの側にもあるのでどちらか選ぶことができます。
エアコンの吹き出し口付近にスマホを固定すれば、運転の際に視界が妨げられないという利点があります。
エアコン吹き出し口に取り付けるスマホ・ホルダーは、設置する方法が簡単で差し込むだけで取り付けることができ、ほぼすべての車種に使用可能となります。夏であればクーラーの冷気で冷やすことができるので、スマホの放熱性が良くなります。
エアコン吹き出し口に取り付けるタイプのホルダーの注意点は、取り付けられる場所が限定されてしまいます。別の場所に携帯を固定したい場合は、他のタイプのスマホ・ホルダーを選ぶ必要があるでしょう。
車載スマホホルダーの選び方
オートバックス、PBワイヤレス充電スマホホルダー
車載スマホ・ホルダーを選ぶ場合は、最初にホルダーの固定場所や取り付け場所を考えるようにしましょう。運転席のデザインは車種ごとに違うので、固定ができそうな場所や形状ごとに使用できるものを選ぶ必要があります。
ホルダーの場所や固定方法が決まったら、角度調整やアームの有無を比較するようにしましょう。ホルダーを固定する場所によっては、スマホが遠すぎてしまう場合があります。アーム式のホルダーなら、自由度が高いのでどこでも固定できる可能性があります。
車載ホルダーを選ぶ場合は、十分なホールド力を持っている製品を選ぶことも大切になります。自宅とは違い、運転中に振動し強い加速度がかかることがあるため、運転中にホルダーが外れ位置がずれてしまうと、携帯電話に気を取られてしまう恐れがあります。
スマホをホールドする側のクリップのサイズや形状にも注意が必要となります。大きなサイズの携帯電話だと、クリップで固定することができない場合があります。
スマホ本体のサイズや重量によってはクリップのホールド力が不足して、運転中に落下することや角度が変わってしまうこともかあるもしれません。
まとめ
車載ツインスマホホルダー
マイカーを運転する機会が多い方は、スマホ・ホルダーを活用すると車内でスマホを便利に利用できるようになります。
ホルダーにはいろいろなタイプがあるので、運転席のデザインや携帯電話を固定したい場所ごとに選ぶようにしましょう。運転中に携帯電話に気を取られないようにするために、しっかりホールドできるものを選ぶことが大切になります。
しかし、運転中に携帯電話を気にしすぎることはやめましょう。道交法にも運転中の携帯電話に関する罰則規定もありますので、安易に使用することは避け安全運転を心掛けましょう。