トヨタ ハリアーとは?
トヨタ ハリアー 新型
トヨタ ハリアー 新型
トヨタから2020年6月17日に発売された4代目となる新型ハリアー。高級クロスオーバーSUVとして発売されています。実用性やスペックではなく品質やデザインを重視したクーペフォルムのSUVとされています。
初代ハリアーは1997年にデビューしました。その後2003年に2代目にフルモデルチェンジし、2005年にはハイブリッドモデルも追加され大ヒットしました。2代目は2013年7月まで異例の長期間にわたって生産が続けられましたが、一旦ハリアーの歴史はここで途絶えます。
その後、2013年11月にフルモデルチェンジを果たし、3代目ハリアーが登場しました。当初は国内専売モデルとして販売が開始されました。
2020年6月17日には4代目になる新型ハリアーがデビューし、初代から続いてきたフロントグリルのチュウヒをモチーフにしたエンブレムがトヨタのエンブレムに変更されました。
では、次に新型と旧型ハリアーの主な違いについて詳しく見て行きましょう。
トヨタ 新型ハリアーと旧型モデルの違いは?
新型ハリアー(上) 旧型ハリアー(下)
4代目新型ハリアーは3代目よりも全長で15mm、全幅で20mm大きくなっており、一方で全高は30mmダウンしました。
■ボディサイズ
旧型:全長4,725×全幅×1,835×全高1,690mm
新型 全長4,740×全幅×1,855×全高1,660mm
ハリアーのデザインと言えばグリルも特徴的となっています。初代から縦パターンを採用しています。3代目ではアクリルカバーが覆われいましたが、その奥では縦パターンが存在していました。
4代目も同様で、グリルに縦溝を設けることでハリアーの伝統を継承したデザインとなっています。
フロントマスクで特徴的となっているのは、4代目のGグレード以上でヘッドランプ内に配置されたL字型の「デイタイムランニングランプ」となっています。3代目もヘッドライトには凝っており、3本のライン状に発光するクリアランスランプが備わっています。
4代目ハリアーのプラットフォームは「GA-K」が採用されています。TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)において、ミドルサイズのFFパワートレーンに対応するプラットフォームとなっています。
トヨタの他車種では、RAV4・カムリ、レクサスではESが採用しています。
では次に新型ハリアーのハイブリッドグレードの違いについて詳しく見て行きましょう。
旧型ハリアーについて詳しく知りたい方はこちら
トヨタ 新型ハリアーハイブリッドのグレードの違いは?
トヨタ ハリアー 新型
トヨタ ハリアー 新型
新型ハリアーのグレード構成をまずは簡単にまとめていきます。(このグレード構成はガソリンも一緒になります。)
■新型ハリアーグレード構成
・S
・G
・G“Leather Package”
・Z
・Z“Leather Package”
新型ハリアーのグレード構成は上記のようになっています。「Z」グレードから安全装備や快適装備まで大体フルでつくようになります。
また、「G」と「Z」の主な違いは、「T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム」が「Z」には標準装備されています。
「G“Leather Package” 」と「G」にはオプションで設定でき、369,600円となります。
では新型ハリアーハイブリッドのグレード構成と価格・燃費について詳しく見て行きましょう。
■新型ハリアーハイブリッドグレード構成と価格・燃費
トヨタ・新型ハリアーハイブリッドグレード&価格一覧表
グレード(2WD) | 価格(税抜) | 燃費(WLTCモード) |
S ハイブリッド・2WD | 3,409,524円 | 22.3㎞/L |
G ハイブリッド・2WD | 3,636,364円 | 22.3㎞/L |
G“Leather Package” ハイブリッド・2WD | 3,909,091円 | 22.3㎞/L |
Z ハイブリッド・2WD | 4,101,091円 | 22.3㎞/L |
Z“Leather Package” ハイブリッド・2WD | 4,381,818円 | 22.3㎞/L |
グレード(4WD) | 価格(税抜) | 燃費(WLTCモード) |
S ハイブリッド・E-Four | 3,454,545円 | 21.6㎞/L |
G ハイブリッド・E-Four | 3,836,364円 | 21.6㎞/L |
G“Leather Package” ハイブリッド・E-Four | 4,109,091円 | 21.6㎞/L |
Z ハイブリッド・E-Four | 4,309,091円 | 21.6㎞/L |
Z“Leather Package” ハイブリッド・E-Four | 5,581,818円 | 21.6㎞/L |
2020年7月現在公式サイト調べ
トヨタ ハリアー 新型
トヨタ 新型ハリアーハイブリッドのおすすめは「Z」
新型ハリアーのグレードや価格の違いを詳しく見て来ましたが、新型ハリアーハイブリッドでおすすめしたいグレードは「Z」になります。
先程もお伝えしてきましたが、「Z」から安全装備から快適装備まで大体フルでつくとなると、このグレードが一番おすすめです。
「Z」グレードを選択すると「Z“Leather Package” 」とは30万円の差額があり、機能も充実していて、価格帯も抑えられるのでお得ですよね。
但し、予算に余裕のある方は、フル装備の「Z“Leather Package” 」がおすすめです。2WDと4WDの選択については、街乗り重視の方は2WDで十分かもしれません。趣味がアウトドアやウィンタースポーツの方は、4WDの選択をおすすめします。
ご自身の趣味に合わせて選択してみてくださいね。
では、次に新型ハリアーハイブリッドの外装について見て行きましょう。
トヨタ 新型ハリアーハイブリッド外装(エクステリア)
トヨタ ハリアー 新型
トヨタ ハリアー 新型
トヨタ ハリアー 新型
新型ハリアーハイブリッドは視覚に訴える高級感の演出がとてもうまく作られています。メーカー一押しのカラーは「プレシャスブラックパール」となっています。
パネルの抑揚が造る陰影は艶やかさを引き立てています。バンパーやグリル・ドアノブに配置されているクロームメッキはアクセントとなっています。
横一文字のテールランプは最近の流行を取り入れています。リアのキャビンは強く絞りこまれており、リアフェンダーの張り出しが強調されたつくりとなっています。
後ろから眺めた時の安定感は素晴らしいモノがあります。
では、次に新型ハリアーのインテリアについて詳しく見て行きましょう。
トヨタ 新型ハリアーハイブリッド内装(インテリア)
トヨタ ハリアー 新型
トヨタ ハリアー 新型
トヨタ ハリアー 新型
新型ハリアーのインテリアは、ダッシュボードのセンターに位置する大型ディスプレイがあります。画面の大きさはSとGに標準装備のディスプレイオーディオが8インチ、Z以上に標準装備されるT-Connect仕様では12.3インチもの大画面となっています。
センターコンソールには、馬の鞍をイメージした幅広のデザインで、上質感さえあります。ダッシュボードからドアパネルにかけての素材や形状、加飾も上質なつくりとなっています。
室内のイルミネーションは深いブルーが印象的となっており、新型ハリアーではトヨタとしては初めての前後方録画機能付きデジタルインナーミラーを採用しています。
デジタルインナーミラーの画像はクリアで後続車のドライバーの顔までしっかり認識できます。視界の条件が悪くなるほど、ありがたみを感じる装備となっています。
また、Zグレード以上にオプションで用意される調光パノラマルーフもトヨタ初採用となっています。
調光システムがオンの状態では障子越しのようなやわらかな光が差し込んできます。調光システムをオフにすると瞬時に透過状態に切り替わります。
シェードの電動開閉も可能となっています。
では次に新型ハリアーの口コミや評価を詳しく見て行きましょう。
トヨタ 新型ハリアーの口コミや評価は?
新型ハリアーの口コミをSNSを中心に集めてみました。ぜひ、新型ハリアーの購入の検討資料になると幸いです。
次に新型ハリアーのライバル車種について調べて行きましょう。
トヨタ 新型ハリアーライバル2車種は?
2020年6月17日に発売された新型ハリアーですが、人気があるための納期も伸びているようです。新型ハリアーのライバル車種と比較しておきたいのが、「トヨタ RAV4 ハイブリッド」と「日産 エクストレイル」になります。この2車種と比較しても圧倒的に勝っているのがハリアーの内装になります。
新型ハリアーの内装はグレードにもよりますが、内装の質感は圧倒的に他車種と比較しても新型ハリアーに分配が上がります。特に高級感が溢れた新型ハリアーの内装と2車種を比較していきます。
では新型ハリアーと良く比較されるトヨタ RAV4 ハイブリッドと日産 ローグ(日本名:エクストレイル)についてそれぞれの2車種を詳しく見て行きましょう。
■トヨタ RAV4 ハイブリッド
ヨタ RAV4ハイブリッド 新型
トヨタ RAV4ハイブリッド 新型
新型ハリアーと比較する上で、RAV4 ハイブリッドを選択しました。RAV4 ハイブリッドはとても人気のある車種で2019-2020年では日本・カーオブ・ザ・イヤーにも輝いています。
内装の画像だけ見ると、やはり新型ハリアーの高級感に圧倒されている感じがありますが、RAV4 ハイブリッドはよりアウトドア向きの車なので、少し用途が変わってくるのかもしれません。
新型ハリアーはRAV4と同じプラットフォームを使用しながら、車両の性格は異なります。ハリアーは従来型を刷新し、都会派で洗練されたシティ派SUVとなっています。
RAV4の車名には、「4 Wheel Drive」というフレーズが含まれており、4WDであることがアイデンティティーでもあります。SUVでもランドクルーザーのようなオフロードSUVのような価値観を備えています。
アウトドア派かシティ派かあなたはどちらのSUVを選択しますか。
■日産 ローグ(日本名:エクストレイル)
日産 エクストレイル
日産ローグ(北米市場向け。日本市場のエクストレイルに相当)新型
日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は6月15日、『ローグ』(日本名:『エクストレイル』に相当)の新型を発表した。
従来型ローグは2世代目モデルで、2013年9月に発表された。初代は独自デザインだったが、2代目ローグは、3代目エクストレイルの兄弟車として、北米でデビューした。このローグがおよそ7年ぶりにモデルチェンジを行い、3代目の新型が米国で発表された。
日産はエクストレイルの兄弟車と言われるローグを6月17日に発表しました。新型ハリアーとの比較に最新車種である「ローグ」を参考程度で載せています。
ローグの画像を見ると、とてお高級感溢れたつくりとなっています。
新型ハリアーは内装や装備が充実している変わりに価格も高く設定されています。その点、現在発売されている日産 エクストレイルは、価格帯も新型ハリアーと比較すると、割とリーズナブルに設定されています。
日産 エクストレイルを選ぶといい理由は、優れた実用性の高さと割安な価格設定にあります。
まとめ
本記事では、トヨタ 新型ハリアーハイブリッドについてまとめてお伝えしてきました。
只今人気沸騰中で納期は当分先のようですが、気になった方はぜひ、販売店へ試乗や見積りに出かけてみてくださいね。