トヨタ ヤリスクロスとは?
トヨタ自動車は、新型コンパクトSUV『ヤリス クロス』を8月31日より発売する。同時に、グレード体系および価格が発表された。1.5リットルガソリン車は「X“Bパッケージ”(2WD)」の179万8000円から、ハイブリッド車は「HYBRID X(2WD)」の228万4000円から。
トヨタ ヤリスクロス HYBRID G(2WD)
2020年8月31日、ヤリスクロスが発売されました。2020年2月にヤリスが発売されてから約半年が経過し、コンパクトSUVの「ヤリスクロス」の発売となりました。
ハイブリッド車とガソリン車が用意されており、ガソリン車とハイブリッド車の両方に4WDが用意されています。グレードやカラーも充実し、コンパクトSUV市場が益々混戦の予感さえします。
では、気になるヤリスクロスの価格やグレードはどのようになっているのでしょうか。詳しく見て行きましょう。
トヨタ ヤリスクロスグレードや価格は?
トヨタ ヤリスクロスグレード一覧表
グレード(2WD) | 価格(消費税抜き) |
HYBRID Z 1.5L・2WD | 2,349,091円 |
HYBRID G 1.5L・2WD | 2,176,364円 |
HYBRID X 1.5L・2WD | 2,076,364円 |
ガソリン車 | 価格(消費税抜き) |
Z 1.5L・CVT・2WD | 2,009,091円 |
G 1.5L・CVT・2WD | 1,836,364円 |
X 1.5L・CVT・2WD | 1,723,637円 |
X“Bパッケージ” 1.5L・CVT・2WD | 1,634,546円 |
2020年8月末現在トヨタ公式サイト調べ
トヨタ ヤリスクロスグレード一覧表
グレード(4WD) | 価格(消費税抜き) | |
HYBRID Z 1.5L・E-Four | 2,559,091円 | |
HYBRID G 1.5L・E-Four | 2,386,364円 | |
HYBRID X 1.5L・E-Four |
| |
ガソリン車 | 価格(消費税抜き) | |
Z 1.5L・CVT・4WD | 2,219,091円 | |
G 1.5L・CVT・4WD | 2,046,364円 | |
X 1.5L・CVT・4WD | 1,933,637円 | |
X“Bパッケージ” 1.5L・CVT・4WD | 1,844,546円 |
2020年8月末現在トヨタ公式サイト調べ
■ヤリスクロスのボディカラー展開
トヨタ ヤリスクロスのボディカラー。左が2トーン、右がモノトーン
ボディカラーは、表情豊かで存在感が際立つ「ブラスゴールドメタリック」、従来色より立体感が強調された「シルバーメタリック」の新色をはじめ、全8色を設定。ツートーンカラーも7タイプから選択可能。
ボディカラーも新色をはじめ、全8色用意されており、ツートンカラーも全7色。カラー展開は豊富なラインナップで、ヤリスクロスの魅力の一つに感じさせられます。
これだけカラーが充実していると、正直迷ってしまいますよね。
では、次にヤリスクロスのエクステリア(外装)について詳しく見て行きましょう。
トヨタ ヤリスクロスエクステリア(外装)
トヨタ ヤリスクロス HYBRID X(2WD)
トヨタ ヤリスクロス HYBRID X(2WD)
エクステリアデザインのキーワードは「ENERGETIC SMART」。アクティブで洗練されたバランスの良いプロポーションを追求した。立体構成で精悍な印象を与えるフロントビュー、水平基調の軸によるSUVらしい力強いサイドビュー。リヤビューはスクエア形状の中央部と大きな開口のバッグドアが機能性の高さを訴求し、大きく張り出したフェンダーが力強さを表現する。
ヤリスクロスのエクステリアデザインは、アクティブで洗練されたデザインが追求されています。フロント・リア・サイド、何処から見てもかっこよさと洗練されたデザインが魅力的です。
大きく張り出したフェンダー部分はとても印象的で、力強さが表現されており、よりSUVらしいデザイン性が表現されています。
では、次にヤリスクロスのインテリア(内装)について詳しく見て行きましょう。
■トヨタ ヤリスクロスインテリア(内装)
トヨタ ヤリスクロス HYBRID Z(内装色:ダークブラウン)
インテリアでは、センターコンソールからディスプレイオーディオ(DA)にかけて、縦方向の流れを強調することで力強さを表現。視認性に優れたTFTカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイおよびメーター、DAの上方配置とヘッドアップディスプレイ(HUD)の採用により視線移動を最小限にし、運転に集中できるインテリアを実現している。
ヤリスクロスのインテリアは力強さを表現したデザイン性の高さに、優れた視認性の高さ、運転に集中できるインテリアをより表現されており、細部に渡り運転手にとってはうれしいつくりが実現された室内空間が演出されています。
トヨタ ヤリスクロス HYBRID Z(内装色:ダークブラウン)
トヨタ ヤリスクロス HYBRID Z(内装色:ダークブラウン)
■荷室空間には高さとゆとりを充実
トヨタ自動車》4:2:4分割可倒式リヤシート
デッキボード下段時には、コンパクトSUVトップクラスの荷室容量390リットルを実現。スーツケースまたはゴルフバッグ2個を収納可能とするなど、高さと広さをいかして様々な荷物に対応する。
また、4:2:4分割リヤシート、6:4分割アジャスタブルデッキボードをトヨタコンパクトSUVとして初採用。荷物の固定には、ユーティリティフックとフレックスベルトを組み合わせ、多彩なデッキアレンジを可能とし、アクティブライフをサポートする。
さらに荷物運搬時に便利なハンズフリーパワーバックドアをトヨタコンパクトSUVとして初設定。スマートキーを携帯し、リヤバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアを自動開閉できる。
ヤリスクロスはコンパクトSUVトップクラスの荷室容量を実現し、分割リヤシートにはたくさんの道具も乗せることが可能です。
また、ハンズフリーパワーバックドアの設置により、バックドアを自動開閉できるシステムの搭載はユーザー思いの車です。コンパクトSUVとしては初搭載と充実の機能ばかりです。
では、次にヤリスクロスの走行性能について見て行きましょう。
トヨタ ヤリスクロスは優れた走行性能を実現
ヤリス同様、コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、軽量かつ高剛性、低重心なボディを追求。サスペンションの一新とあわせ、軽快なハンドリングと上質な乗り心地を両立した。
走行性能では、街乗りからレジャーまで幅広く活躍する4WDシステムも設定する。ガソリン車には路面状況に応じた走行支援を3つのモードから選択できるマルチテレインセレクトなど、SUVの走りを堪能できる機能を搭載。ハイブリッド車には、E-Four(電気式4WDシステム)を設定している。
また直列3気筒1.5リットルダイナミックフォースエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムは、力強くシームレスな走りとともに、クラス世界トップレベルとなる30.8km/リットル(WLTCモード)の低燃費を実現する。
走行性能については、街乗りからレジャーシーンまで幅広く活躍できるシステムの搭載はうれしいところです。アウトドアレジャーなどでも4WDシステムが惜しみなく発揮できますよね。
また、エンジンについてもハイブリッドシステムとして、クラストップレベルの燃費となる30.8km/Lの記録は、低燃費でユーザーにとってもうれしいですね。
では、次にヤリスクロスの安全性能についてもチェックしておきましょう。
トヨタ ヤリスクロスは進化した安全装備を搭載
トヨタ ヤリスクロス
安全・安心技術についても、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備。全車速追従機能付のレーダークルーズコントロール、アダプティブハイビームシステムをはじめ、高度運転支援「トヨタチームメイト(アドバンストパーク)」をヤリスに続き採用するなど、多くの人が乗るコンパクトクラスだからこそ、トヨタの最新技術を数多く搭載している。
トヨタの最新技術を数多く搭載しているヤリスクロスは、安全性能の面でも優れていることがよくわかります。トヨタセーフティセンスが標準装備なところは本当にうれしいですよね。
では、次にヤリスクロスの口コミなどを見て行きましょう。
トヨタ ヤリスクロス口コミや評判は?
ヤリスクロスについての口コミをSNSを中心に調査してみると、ちょうどいいサイズ、買い替えたい、納車は9月中旬?などの口コミが見られました。
このサイズは小回りも効いて燃費もいいとユーザーにとってはうれしいことばかりですよね。
では、気になる試乗記についてもチェックしておきましょう。
■トヨタ ヤリスクロス試乗記
走りについても、ヤリスよりも大きく、重心が高く、バネ下が重く、開口部が広いなど、走りにおいては不利な要素だらけなのだが、それを感じさせないようチューニングしたという。今回、袖ヶ浦フォレストレースウェイでドライブしたプロトタイプは、ハイブリッドのFFとE-Four、ガソリンのFFの3タイプだ。
あらかじめお伝えすると、ヤリスに対しても、派生モデルというより、もはや感覚としては別車種と呼べるほど違ったように思うが、試乗したヤリスクロスの3タイプも、それぞれの走りのキャラクターの違いが予想よりも大きかったことも興味深い。
ハイブリッドFFは、ガソリンFFほどではないにせよ走りが軽やかで、ハイブリッドの強みで動力性能も高いというニュアンスだ。ハイブリッド同士で比べると、FFのほうがずっと軽快でステアリング操作に対する応答遅れも小さく、走りに心地よい一体感がある。リアが軽いFFは荷重が抜けて接地性が損なわれやすいが、ヨー慣性が小さいのでリアが振り出される感覚も小さい。
ヤリスクロスの走りについて試乗記をチェックしていくと、ヤリスと比較しても上手くチューニングされており、期待できる走りを実現できているようです。
また、より走行性能がすぐれているのがガソリン車のFFタイプのようですね。ご自身の求める走行性能を探して、ぜひまずは試乗してみてくださいね。
まとめ
本記事では、2020年8月31日に発売された「ヤリスクロス」の最新情報を中心にまとめてきました。ヤリスクロスは、グレードやボディカラーも種類がたくさん用意されており、とても魅力的なクルマです。
また価格の面についても、ライズよりやや高めになってしまいますが、その分燃費性能の充実があげられます。
ご自身の求める価格や外観に合ったものをコンパクトSUVの中から吟味して探してみてくださいね。