日産 ルークスハイウェイスターってどんな車?
日産 ルークス ハイウェイスター
日産ルークス ハイウェイスターは、トールワゴンタイプの軽自動車になります。外観はコンパクトですが広い室内と高い天井が特徴でゆったりとくつろぐことが可能となっています。後席は左右が独立していて前後に320mmもスライドさせることができます。
シートアレンジの自由度が高く、前席の背もたれを倒すと広くてフラットな空間が出現します。そのため大きな荷物を搭載したり、車内でくつろぐことが可能となっています。
ルークスのパワートレインは全グレードがハイブリッド仕様で、トランスミッションにはCVTが採用されています。
燃費性能が高く、WLTCモード燃費は20.8km/L(Sグレード・2WD)になります。駆動方式は2WD(FF)に加えて4WDも用意されているので、北国で冬に滑りやすい路面を走行する機会の多い方におすすめとなります。
■家族向けのスーパーハイトワゴン・ルークス
スーパーハイトワゴン ルークス
シートアレンジをすれば、車内で家族でくつろぐことも可能になります。後部に荷物を搭載していなければ、後部座席を目一杯スライドさせて足元を広くすることができ、運転席と助手席シートを倒せば、車内で広い空間を作ることができます。
ルークスは軽量コンパクトで燃費性能の高い軽自動車なので、1人で移動するのに便利となります。車高が高くて後部座席でもゆったりしているので、家族でドライブをする場合もおすすめになります。
ちなみに室内高は139cmもあり、小学生低学年の子供であれば車内で直立することができます。
■日産 ルークスハイウェイスターの走行性能
日産ルークス新型
日産ルークスハイウェイスターは燃費性能に優れる軽自動車であると共に、優れた走行性能を持っています。街乗りに使用される事を想定して、低速でもトルクが大きいのが特徴の1つになります。
全車ハイブリッドで加速時に電動モーターのアシストがあるので、高速道路でも力強い走りが楽しめます。この車はトールワゴンで車高が高いですが、コーナリングの際に不安定さを感じさせられることがありません。
CVTのおかげで高速走行時もエンジン回転数が低めに抑えられているため、静かで快適なドライブが楽しめます。
軽自動車は住宅街の生活道路などで使用する機会が多いですが、ルークスは狭い道でもスイスイ走れます。最小回転半径が4.5〜4.8mと小さいので、簡単に車庫入れやUターンができます。
■日産 ルークス ハイウェイスターのインテリア
日産 ルークス ハイウェイスター
日産ルークスの一番の売りは、広くて快適な車内空間になります。コンパクトサイズの軽自動車でありながら、後部座席でもゆったりくつろぐことができます。室内高が高いので背の高い大人でも車内で圧迫感を感じることがありません。
運転席でも、狭さを感じさせないインテリアに仕上げられています。 メーターは速度計とタコメーターの2眼式で、フロアーではなくてインパネ中央部にシフトレバーが取り付けられています。このため、運転席と助手席の間が広々としていて快適になっています。
プロパイロットなどのスイッチ類はハンドルに取り付けられているので、インパネ周りがとてもすっきりした印象を受けます。
ルークスのキャビンはシートアレンジの自由度が高く、荷物を搭載したり車内で横になってくつろぐことができるようになっています。後部座席の背もたれは、レバーを操作するだけで簡単に前に倒すことができます。
日産 ルークス ハイウェイスター(後部座席)
後部座席を前に倒してラゲッジルームを拡大すれば、自転車などの大きな荷物が搭載できます。 後部シートを最後部までスライドさせて、運転席と助手席の背もたれを倒すことも可能で、前席の背もたれを倒すことで大人が車内で横になれるスペースが確保できます。
ルークスのインテリアは、ミニバンである日産セレナの小型版といえるかもしれません。ルークスの車内は広いだけでなく、ドアやその他の場所に多くの収納スペースが備え付けられており、小物類の収納に困る事は少ないでしょう。
ペットボトルやスマートフォンなどを入れておく場所がたくさんあるので、長時間ドライブも快適となります。
■日産 ルークスハイウェイスターのエクステリア
日産 ルークス ハイウェイスター
軽自動車と聞くと、コスト重視で同じようなデザインの外観というイメージを持たれることがあります。たしかに、コスト削減のためにエクステリアに力を入れていない軽自動車もあります。
これに対して、ルークスはエレガントかつ存在感を感じさせるデザインに仕上げられています。 ルークスは特にフロント部分のデザインに力が入れられており、人間で例えるなら「ハンサムで親しみが持てる顔つき」と言えるでしょう。
ボンネットやノーズ部分の厚みが強調されており、彫りの深い端正な顔となっています。ヘッドライトの形状も工夫されていて、ワイドに見えるように横長の形状になっています。
日産 ルークスハイウェイスターの各モデル
日産 ルークス ハイウェイスター
日産ルークスハイウェイスターは福祉車両を除いて、S・X・AUTECH・ハイウェイスターX・ハイウェイスターX プロパイロットエディション・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションの6つのグレードに分かれており、エンジン出力や搭載している機能などに違いがあります。
Sグレードは1番価格が安く、電動格納式ドアミラーなどの主要装備に踏み間違い衝突防止アシストなどの先進技術が搭載されています。
AUTECHは、AUTECH専用14インチアルミホイールなどの主要装備やインテリジェント アラウンドビューモニターなどの先進技術が搭載されています。
ハイウェイスターXにはプロパイロット搭載のグレードがあり、ハイウェイスターGターボは標準でプロパイロットを搭載しています。
ルークスハイウェイスターは、プロパイロットを含めた装備差のある3種類のグレードと駆動方式(2WDと4WD)で、6通りの中から選ぶことができます。
ターボエンジンを搭載したハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションは出力が向上していますが、燃費性能はWLTCモードで18.8km/L(2WD)となっています。
各グレードで、2WDと4WDのいずれかを選ぶことができます。
日産 ルークスハイウェイスターのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,780mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,495mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 950kg | |
燃費 | WLTCモード:20.8km/L | |
エンジン種類 | DOHC水冷直列3気筒 | |
最高出力 | 38kW(52PS)/6,400rpm | |
最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/3,600rpm | |
電動機種類 | 交流同期電動機 | |
最高出力 | 2.0kW(-PS)/1,200rpm | |
最大トルク | 40N・m(-kgf・m)/100rpm | |
駆動方式 | 2WD | |
トランスミッション | エクストロニックCVT(無段変速機) |
日産 ルークスの新車・中古車価格
■日産 ルークスの新車価格(税抜)
S | 1,287,000円(2WD) 1,409,000円(4WD) |
X | 1,406,000円(2WD) 1,528,000円(4WD) |
AUTECH | 1,589,000円(2WD) 1,711,000円(4WD) |
ハイウェイスターX | 1,577,000円(2WD) 1,699,000円(4WD) |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 1,67,6,000円(2WD) 1,798,000円(4WD) |
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション | 1,757,000円(2WD) 1,879,000円(4WD) |
※日産 公式サイトより(2020年9月現在)
全車ハイブリッド仕様で、いずれの価格も税抜き価格になります。
税込み価格だと、最上級グレードのハイウェイスターGターボプロパイロットエディション(4WD)だけが唯一200万円を超えた価格になります。
■日産ルークス ハイウェイスターの中古車価格
グレード別に、日産ルークスハイウェイスターの中古車価格をご紹介します。
S | 90万円台~140万円台 |
X | 120万円台~180万円台 |
AUTECH | 160万円台~170万円台 |
ハイウェイスターX | 130万円台~190万円台 |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 150万円台~200万円台 |
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション | 170万円台~220万円 |
※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年9月現在)
安い物では90万円台から、高い物は200万円を超えるものまで幅広い価格となっており、価格は車両本体価格でオプションなどにより変わっています。
まとめ
日産ルークス ハイウェイスター
日産ルークスハイウェイスターは、日産が独自で開発した初の軽自動車であるデイズルークスの改良版となります。そのため、パワートレインやインテリア・エクステリアに日産らしさが感じられるクルマとなっています。
快適に過ごせる軽自動車の購入をお考えの方は、日産ルークス ハイウェイスターを検討してみてはいかがでしょう。