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スズキ スイフトスポーツ|スイフトとの違いは?走行性能も知りたい!

スズキ スイフトスポーツ|スイフトとの違いは?走行性能も知りたい!

スイフトスポーツは、スズキの発売する車の中でもひときわ異彩を放つ車です。一言でいえば、走る事の愉しみを味わえる車なのではないでしょうか?今回はこのスズキ スイフトとはまた一味違う、スイフトスポーツのご紹介です。

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スズキ スイフトとは

スズキ スイフト

スズキ スイフト

個人オーナー向けのコンパクトカーで、ボディタイプは5ドアハッチバックになります。軽量な車体に、可変バルブタイミング機構を備えた4気筒自然吸気エンジンを搭載し、高い走行性能が特徴となります。

車名のスイフトは軽快と快速に由来し、名前の通り軽快でスポーティな走りが楽しめます。スズキ スイフトは海外でも製造・販売され、2016年4月の段階で世界累計販売台数500万台を突破しているなどの実績があります。

スポーツタイプのモデルも存在し、手軽にスポーティなドライブが楽しめる車で、ハイブリッドエンジン車もあります。

スズキ スイフトの各グレード

スズキ スイフト ハイブリッド RS

スズキ スイフト ハイブリッド RS

人気車種でユーザーのニーズに応じて、いくつかの異なるグレード・タイプが用意されています。パワートレインはガソリンエンジン車とハイブリッドの2種類で、フルハイブリッドとマイルドハイブリッドがあります。

ベースモデルはXGとHYBRID MGで、これらは実用性と低燃費を求めるユーザー向けとなっています。RSとHYBRID RSは足回りが強化されていて、スポーティな走りが楽しめます。

HYBRID SZは燃費性能を重視したフルハイブリッドモデルです。

ガソリンモデルとなるXGと RSでは、日本車では希少なマニュアル車も用意されているので、運転そのものを楽しみたい方におすすめとなります。

スズキ スイフトのインテリア

スズキ スイフトはスタイリッシュな内外装が特徴で、車内はシンプルかつおしゃれなデザインに仕上げられています。

最新モデルの内装で特徴的なものは、ステアリングホイールの形状になります。新型スイフトのハンドルは円状ではなく、下端が平坦なDシェイプになっています。

ハンドルに加えて、メーター類もスポーツカーをイメージした、アナログ2眼タイプに仕上げられています。コンパクトカーではあまり見かけないタコメーターを備えていて、中央部にマルチインフォメーションディスプレイあります。

シートのデザインはシンプルで、キャビンの色はブラックに統一されているため、落ち着いた雰囲気が感じられます。

運転席は全車種で標準でシートリフターを備えているので、背の低い女性でも座布団を使用する必要がありません。

4ドアなので後部座席でも乗り降りが楽ですが、足元のスペースは狭く感じられます。それでも後席から前方の視界が開けているので、窮屈に感じることはありません。

スズキ スイフトのエクステリア

実用性で燃費重視のコンパクトカーは、シンプルのため単調なイメージを持たれる人がいますが、スイフトは手が込んだ外観に作り込まれています。全体的に曲線が多く取り入れられており、スズキの他の車種とは違った印象を受けます。

一目でわかる特徴は、Aピラーがしっかり立てられていること、ショルダー部分とフロントガラスが強調されているので、存在感が感じられます。

側面は車体部分が引き締まっており、フェンダーが強調されています。これにより、車輪がしっかりと地面に接地して力強く走るというメッセージが伝わります。

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スズキ スイフトのスペック

【スズキ スイフト XG】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,845mm×1,695mm×1,500mm
ホイールベース2,450mm
最大乗車定員5名
車両重量860kg
燃費WLTCモード:21.8km/L
エンジン種類水冷4サイクル直列4気筒
最高出力67kW(91PS)/6,000rpm
最大トルク118N・m(12.0kg・m)/4,400rpm
駆動方式2WD(前2輪駆動)
トランスミッション5MT
(2020年9月現在 スズキ公式サイトより)

スズキ スイフトとは違うスズキ スイフトスポーツ

スズキ『スイフトスポーツ』

スズキ『スイフトスポーツ』

スズキ スイフトにはいくつかのグレードがありますが、派生車種としてスイフトスポーツが存在します。スイフトスポーツの外観は普通のスイフトとよく似ていますが、走行性能を向上させるために大きな変更が加えられています。

スイフトスポーツは走行性能を高めるために、ボディの剛性が大幅に強化されています。エンジン出力についても、最大出力140PS・最大トルク23.4kgmに強化されました。

足回り・エンジン出力・ボディ剛性が強化されていて、スイフトと比べて大幅に走行性能が向上しています。

スズキ スイフトスポーツの魅力

スイフトスポーツ

スイフトスポーツ

大きな魅力は、燃費やコストよりも走行性能を追求したスポーツカーであることです。一般的にコンパクトカーは、走行性能を犠牲にして燃費や低コストを優先して設計されています。

これに対して、スイフトスポーツは「走る」「曲がる」「止まる」という自動車の基本をきちんと押さえています。

スイフトスポーツで注目すべき点はボディが軽量かつ高い剛性を持っており、主要部分に超高張力鋼板や高張力鋼板を多く使用し強固に仕上げられています。車両重量は970kg(6速ATは990kg)で1トンを切っており、軽快な走りが楽しめます。

走行性能を重視する姿勢は空力学の設計にも反映されており、ボディ下部には空気の流れを整えるためのカバーが設けられています。

エンジンは車体重量に対して高出力な1.4直噴ターボエンジンを搭載しており、低回転域でも高トルクを発揮します。

スズキ スイフトスポーツの運動性能

スイフトスポーツ 新型

スイフトスポーツ 新型

スズキ スイフトスポーツは細部に至るまで走行性能が追及されていて、見た目はコンパクトカーでも走りは立派なスポーツカーとなっています。低回転域でも常にターボチャージャーが働くので、トルクが太いという特徴があります。

直噴ターボエンジンは吹き上がりが非常に良く、低速走行時にアクセルを少し踏むだけで軽く4千回転・5千回転に達します。 スイフトスポーツのレッドゾーンの限界点は8千回転で、タコメーターのゼロの部分が真下に来るように配置されています。

これによりメモリの幅が大きくなり、アナログメーターの針の振れが大きいことで運転中に速度感を感じることができます。

AT車の変速機はトルコン式ですが、シフトチェンジの際はDCTのように素早く切り替わります。トルコン式特有のユルユルした挙動ではなく、欧州車のスポーツカーのようにメリハリのある加速が楽しめます。

リヤのトーションビーム式サスペンションも特別仕立てとなっており、コーナリング時にも後輪がしっかり踏ん張ってくれます。コーナリング性能が高められているので、自由自在にハンドルを切ることができます。

スズキ スイフトスポーツのインテリア

インテリアの大きな特徴ですが最新モデルは運転席の位置が20mmダウンしています。大きなサイドサポートが付いているので、ドライバーの体をしっかり固定してくれます。

運転席のシートリフターは上下に60mmも変えられるので、ドライビングポジションを細かく設定できます。 メーターなどの各パーツは凹凸が強調されており、武骨なスポーツカーの印象を受けます。

中央部のマルチインフォメーションディスプレイは、モーション表示モードが設けられています。これにより、走行時に荷重やG履歴を確認することができます。

スズキ スイフトスポーツのエクステリア

外観の大きな特徴は、普通のスイフトよりも車幅が拡大され全幅 1,735mmとなったことで、3ナンバーとなっています。これはコーナリング性能を高める目的でフロント・リヤの車軸の幅が拡大されました。

車長についても5cmだけ長くなり全長は3,890mmcmになります。これは空力性能や冷却性能を重視した専用のスポーティな前後バンパーが装着されているためです。

車体後部は2本出しのスポーツマフラーが取り付けられています。

スズキ スイフトスポーツのスペック

【スズキ スイフトスポーツ】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,890mm×1,735mm×1,500mm
ホイールベース2,450mm
最大乗車定員5名
車両重量970kg
燃費WLTCモード:17.6km/L
エンジン種類水冷4サイクル直列4気筒直噴ターボ
最高出力103kW(140PS)/5,500rpm
最大トルク230N・m(23.4kg・m)/2,500-3,500rpm
駆動方式2WD(前2輪駆動)
トランスミッション6MT
(2020年9月現在 スズキ公式サイトより)

スズキ スイフトスポーツの新車価格

ベースモデル:1,834,000円(6速MT)、1,899,000円(6速AT)ベースモデルには標準でスズキセーフティサポートが搭載されており、オプションで全方位モニター用カメラパッケージを付けることができます。

ちなみにセーフティサポート非搭載車は受注生産となり、それぞれ1,704,000円(6速MT)・1,769,000円(6速AT)となります。いずれも、消費税抜きの価格となります。

※2020年9月現在 スズキ公式サイトより

スズキ スイフトスポーツの中古車価格

スズキ スイフトスポーツの中古車価格は、以下のようになっています。

MT車
3万円台~450万円台
AT車
10万円台~330万円台


スズキ スイフトスポーツのライバルは

ホンダ フィット RS 改良新型

ホンダ フィット RS 改良新型

ライバルとして、先代の日産 ノートNISMOや、現行型フィットでは設定がなくなったホンダ フィットRSなどがあります。

いずれも5速または6速MTの設定が設けられていて、走行性能を追求した設計になっています。スイフトスポーツにはライバル車が存在しますが、ボディ剛性の高さやエンジン出力は他車と比較しても優れています。

それでも競合車と比べて価格が低めに抑えられているので、コストパフォーマンスが圧倒的に高いといえるでしょう。

スズキ スイフトスポーツの評判

スズキ スイフトスポーツ 新型

スズキ スイフトスポーツ 新型

インターネット上の口コミサイトには、実際にスズキ スイフトスポーツに乗っているオーナーの感想や意見が寄せられおり、安くてトルクが太くて速い・狭い道でも小回りがきく・意外と燃費が良い、などの意見が見られます。

消極的な意見としては、横方向の安定性が弱い・エンジンを吹かすとすぐにレッドゾーンに達してしまう・燃料タンクが小さい・ドアノブが使いにくい、などの書き込みがありました。

ネット上の評判を見ると、走行性能やコストパフォーマンスは優れているという意見が多いのですが、細かい部分で改善の余地があることも分かります。

まとめ

スズキ スイフトスポーツ 新型

スズキ スイフトスポーツ 新型

スイフトスポーツは、軽量かつ高トルクのターボエンジンを搭載しているスポーツカーで、MTの設定もありスペックの割に価格を低めに抑えつつ、手軽にスポーティな走りが楽しめるので走りを楽しみたい方におすすめとなります。

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