カムリと共通するカムリWSの特徴とは
トヨタ カムリ WS ブラックエディション
従来のカムリ「G」「X」と「WS」に共通するカムリの魅力についてご紹介します。
生誕40周年を迎え、アメリカでの乗用車販売台数1位を1983年から2017年までの16年間記録し続けたカムリの魅力とは、一体どのようなところにあるのでしょうか。「カムリWS」にも通ずるポイントなので、必ずおさえておきましょう。
■スポーティなデザイン
トヨタ カムリ WS
まず、カムリ最大の特徴はデザイン性の高いスポーティな外装です。元々、アメリカでの人気が高い車種であることから、日本ではなかなか見かけない洗練されたデザインとなっています。
低重心でワイドなボディは、走行時のスピード感をアピールする立体感があり、カムリのデザインにおいて人気のあるこだわりともいえますね。
長きにわたって根強い人気を誇る車種だけあって、他の車種にはないような洗練されたオリジナリティにより、独自の魅力を放っています。他の人と差をつけたい方におすすめなデザインです。
■内装はスタイリッシュで優雅に
トヨタ カムリ WS インテリア
トヨタには独自の車づくりの理念「TNGA(トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャー)」があり、その独自の理念に基づいて作られた内装は広々とした居心地の良い空間に仕上がっています。
全体的な余白を意識した空間づくりで、各部品やレイアウトを細かく調整しています。後席は大人が3人並んで座っても余裕がある広さで前後の席間も十分な距離があるため、長時間の移動も快適に過ごすことができます。
快適な座り心地を再現するため素材にこだわったシートや、段差と継ぎ目が目立たないようになっている加工技術により、全体的にスタイリッシュな印象の内装となっているのもポイントです。高級感があるので、客人を乗せるのにも適しています。
■安全装備の強化
ダイハツ アルティス(カムリのOEM車)
カムリは全てのグレードにおいて、独自の最新安全機能である「Toyota Safety Sense」が搭載されています。速度域や距離に関わらず、周囲の状況をしっかり検知し安全をサポートしてくれるシステムです。そのときの状況に応じて、ミリ波レーダーと単眼カメラが搭載された検知機能で車両を制御します。
事故が起こりやすい原因やシーンを分析して事前に衝突を回避したり、被害を最小限度に抑えたり、ドライバーの安全運転を積極的にカバーしてくれます。もちろん、ドライバー自身の安全運転の意識は必須ですが、車の安全性能が優れているに越したことはありませんよ。
このシステムはカムリだけにとどまらずトヨタの他の車種にも共通しているので、覚えておいてください。
カムリとカムリWSの違い
カムリは全体的にスポーティなデザインで、快適な内装であることが分かりました。
では「G」「X」グレードに比べて「WS」グレード独自の特徴にはどのようなものがあるでしょうか。両者の違いから、「WS」グレードの魅力についてご紹介します。
■外観
トヨタ カムリ WS
従来の王道セダン・カムリがよりスポーティなデザインとなった「WS」。セダンらしさを残した外観は、より洗練された低重心が際立つボディに生まれ変わりました。
特に変化を感じやすいのはフロントバンパーではないでしょうか。より立体感が増した表情で、走行時の素早い動きを想起させるデザインとなっています。
全体的に空力性能がアップし、ワイド感が演出されています。
■内装
トヨタ カムリ WS レザーパッケージ インテリア
内装もよりスポーティに仕上がっています。シートは「WS」が合成皮革とファブリックのコンビネーションシート、「レザーパッケージ」が本革シートとなっており、サイドで素材が切り替わることにより立体感を演出しています。
シートは真ん中を柔らかく、周りを硬くすることで、座ったときの負担を分散させるなどの工夫がされています。長時間の運転でも、快適な座り心地を維持することができます。
■標準装備の追加
トヨタ カムリ WS パドルシフト
「WS」は「G」「X」に比べて標準装備がさらに追加されました。特に、スポーティな見た目をさらに高めるリヤスポイラーはWS専用装備となっているほか、そんなスポーティな見た目に呼応するように室内でもパドルシフトがWS専用で標準装備されます。
ロック時にドアミラーが自動格納される「電動格納式ドアミラー」などの装備も標準仕様と同様に実装済みです。安全な走りを追求した標準装備による快適な運転が実現しています。
カムリWS "レザーパッケージ"とは
トヨタ カムリ WS レザーパッケージ シート
「カムリWS」内には、ノーマルとレザーパッケージの2つのグレードがあります。ノーマルグレードは既にご紹介した通りの特徴を持つ「WS」のことですが、レザーパッケージはさらに機能を充実させることができるグレードとなります。
どちらも基本的な装備に大きな違いはありませんが、各部に少しずつ違いがあります。例えば、アルミホイールのカラーはノーマルだとシルバー塗装の切削光輝仕様なのに対して、レザーパッケージではブラック塗装の切削光輝仕様になっています。
シートの素材にも違いがあり、ノーマルでは合成皮革が使用されているのに対し、レザーパッケージでは本革シートが使用されています。さらに、運転席と助手席にはシートヒーターも搭載されています。
他にも、走行中に便利な「カラーヘッドアップディスプレイ」が標準搭載されていたり、「T-Connect SDナビゲーションシステム」が採用されていたりと、さらに運転を快適にする機能が加わっています。値段は張りますが、余裕のある方はレザーパッケージのスペックもチェックしてみてください。
カムリWSの価格帯
トヨタ カムリ WS
前述のとおり、カムリWSには2つのグレード「ノーマル」「レザーパッケージ」があり、価格帯も異なります。
税抜き価格で約357万~375万円前後ですが、装備のグレードが上がるレザーパッケージは約404〜421万円前後となります。
まとめ
トヨタ カムリ WS
今回はトヨタカムリの新グレード「WS」の特徴について詳しくご紹介しました。
従来のカムリ「G」「X」に比べて、よりスポーティなデザインになり、標準装備や性能も向上した「WS」の魅力が伝わったでしょうか。安全で快適な運転環境を提供する「カムリWS」で、よりドライブを楽しんでみてください。