軽自動車の白ナンバー取得方法 一覧!料金・手続方法・デメリットは?
軽自動車も白ナンバーにできる!?正確に言うと、通常の白ナンバー…というわけではないですが、東京オリンピック2020、ラグビーワールドカップなどの図柄入りナンバー、地方版図柄入りナンバーなどの白い特別仕様のナンバーに変更することが可能です。
本記事では概要から手続き方法、料金、また白ナンバーにするメリット・デメリットに関してご紹介しています。

白ナンバーに変更するには…
軽自動車でも白ナンバーに変更可能!方法は3つ
《画像提供:Response》
軽自動車のあかしとも呼べる黄色ナンバーを白ナンバーにする方法は、以下の3つです。
1. 地方図柄入りご当地ナンバープレート
2. 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート
3. ラグビーワールドカップ2019 特別仕様ナンバープレート
これらに変更することで白ナンバーにすることができます。
※2021年8月現在、ラグビーワールドカップナンバープレートの受付は終了しています。
白ナンバーの手続き方法・手順・取得方法をご紹介!
現在のナンバーのまま図柄入りナンバーに交換する方法をまとめました。
交換方法は以下の手順です。
2. 交換申請書のダウンロード及び印刷を行う。
3. 交換申請書(交換引換証)を含めた必要書類を準備した上で、当協会窓口及び関係団体窓口にて手続きを行う。
変更したいなと思っている方はぜひ、トライしてみませんか?
関連サイトはこちらから
【ラグビーワールドカップ2019 特別仕様ナンバープレート】(締切済)
左:寄付金あり 右:寄付金なし
《画像提供:Response》ラグビーワールドカップ 特別仕様ナンバープレート
2017年4月3日より、「ラグビーワールドカップ2019」の図柄入り(特別仕様)ナンバープレートが交付開始となりました。
ナンバープレートの数字、文字の意味や役割などを知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
■ラグビーワールドカップとは?
「ラグビーワールドカップ」は、1987年から開催されているラグビーのワールドカップで、4年に一度開催されています。日本で開催される「第9回ラグビーワールドカップ」は、アジア初の開催になります。
こちらの特別仕様の白ナンバーは、日本でのワールドカップ開催を記念すると共に、その大会支援を目的として作成・発行されたものとなっています。
■【ラグビーワールドカップ2019 特別仕様ナンバープレート】料金/交付手数料/寄付金について
《画像提供:Response》ラグビーワールドカップ 特別仕様ナンバープレート
こちらのラグビーワールドカップ2019の特別仕様の白ナンバー(図柄入りナンバー)は、1,000円以上(100円単位)を寄付すると、カラーデザインの図柄入りナンバーを選択することが可能となっています。
寄せられる寄付金は、交通の利便性の向上など、大会開催を支援する事業に充てられるようです。
■【ラグビーワールドカップ2019 特別仕様ナンバープレート】は締切済み!
ラグビーワールドカップ2019の特別仕様のナンバープレートの申込は2019年の11月12日まででした。
希望番号への変更方法と、軽自動車の問い合わせ先一覧を合わせて掲載しています。
【東京オリンピック・パラリンピック 特別仕様ナンバー】も登場!
軽自動車のナンバープレートも普通車と同様の白ナンバーにできるということで人気を博していた図柄入りナンバーですが、2017年8月8日に東京オリンピック2020の図柄入りナンバーのデザインが決定し、発表されました。
《画像提供:Response》Tokyo 2020図柄入りナンバー(寄付金付き)
決定したデザインのタイトルは「多様性の未来」。
選ばれたこちらのデザインは、応募総数96作品から、最終選考5作品に絞られ最終的に決定したものとなっています。
最終選考の5作品については下記の記事をご覧下さい。
なお、東京オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバープレートの寄付金はラグビーワールドカップ特別仕様ナンバーと同様、1000円以上から100円単位での寄付となっています。
■【東京オリンピック・パラリンピック 特別仕様ナンバー】受付中!
東京オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバープレートも、同じ番号であれば「交換申込」でいつでも交換が可能となっています。
《画像提供:Response》Tokyo 2020エンブレム付きナンバー(寄付金なし)
受付に関しては、2017年9月4日からウェブサイトなどでの受付が開始されています。
オリンピック、パラリンピックのエンブレムが2枚1組で交付され、前後面にどちらのエンブレムのナンバーを取り付けるかは自由のようです。
■【東京オリンピック・パラリンピック 特別仕様ナンバー】料金は?
東京オリンピック・パラリンピックの図柄入りナンバープレートの料金は、ラグビーナンバーと同様に地域と、中型(普通車、軽自動車)、大型(大型車)でのナンバープレートのサイズにより異なります。
関東地方の交付手数料
東京オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバー、関東一部の交付料金は下記となっています。
東京都 大型:10,820円 中型:7,210円
埼玉県 大型:10,920円 中型:7,310円
千葉県 大型:10,920円 中型:7,310円
上記の地域以外にお住まいの方は公式サイト、及び下記リンクの問合せ先一覧より料金等の確認が可能となっています。
■【東京オリンピック・パラリンピック 特別仕様ナンバー】受付期間は2021年9月30日まで!
受付期間と、交付期間は下記となります。気になる方はお早めに!
地方版図柄入りナンバーも登場!取得方法・料金、対象地域は?
《画像提供:Response》図柄入りナンバープレート(寄付金あり)の例
前述のラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックの図柄入りナンバープレートに加え、2018年10月より「地方版図柄入りナンバープレート」の発行が決まっており、該当する地域(下記図の41地域)にお住まいの方はその地方それぞれの象徴となるような図柄がプリントされたナンバープレートを発行できるようになります。
《画像提供:Response》地方版図柄入りナンバープレート導入地域
また、上記41地域とは別に「ご当地版図柄入りナンバープレート」の発行も2020年度に予定されており、現在17の地域が追加される予定となっています。
2018年10月より発行される41地域のデザイン一覧や発行方法については下記の記事にて詳細をまとめております。
発行する際の料金はラグビー、オリンピックの白ナンバー同様、地域によって差はありますが7,000円~9,000円程度、カラーを希望する際は1,000円以上の寄付金が必要となっています。
どの地域も魅力的なデザインとなっていますので、是非ご覧下さい。
軽自動車も白ナンバーに!希望者はこのチャンス見逃すべからず
このラグビーワールドカップ特別仕様の図柄ナンバー、及び東京オリンピック・パラリンピック特別仕様のナンバー、地方版図柄入りナンバーを申し込むことができる車両は、登録自動車の自家用車、事業用。および軽自動車の自家用車となっています。
《画像提供:Response》ラグビーワールドカップ 特別仕様ナンバープレート
画像右を見ていただくとわかるとおり、通常、黄色の軽自動車のナンバープレートも特別仕様のナンバープレートは白ナンバーになっています。(※事業用軽自動車や二輪車は対象外)
また、地方版図柄入りナンバーは軽自動車の場合、白ナンバーではあるものの、フレームが黄色となります。
《画像提供:Response》地方版図柄入りナンバープレート
車の購入時だけではなく、現在所有している車も番号を変更することなく交換可能となっています。
現在軽自動車に乗っていて、黄色のナンバーに不満を感じていた人にとってはかなりの願ってもないチャンスです。
《画像提供:Response》ホンダ N BOXスラッシュ X ハワイグライドスタイル
最近の軽自動車はデザインもサイズも普通車と区別が付かない車種も多く販売されています。しかし、ナンバープレートを見れば一目瞭然の黄色いナンバー。軽自動車を担当するデザイナーも「前後の黄色のナンバーが目立ち過ぎて設計がやりにくい」という声すらあがっているようです。
■軽自動車に白ナンバー、爆発的人気!
こちらの特別仕様ナンバー、軽自動車の黄色いナンバーに「抵抗感」がある若者中心に申し込みが殺到しているようで、4月12日時点での申し込み件数は約1万8500件、そのうち軽自動車は1万3000件と7割にも及びます。
新車販売の約4割を占める軽自動車。軽自動車も普通車同様に白ナンバーにし、ナンバープレートの色の違いを撤廃すれば、意外と若者のクルマ離れを食い止める一つの手段になる可能性もありそうですね。
まだこちらの情報を知らなかった方や、軽自動車に乗っていて「黄色ナンバー」がイヤだなと感じていた方、黄色はイヤじゃないけど白ナンバーにしたい!という方、ラグビーが好きで応援したい!東京オリンピックを支援したい!お住まいの地域の交通環境に貢献したい!という方はこの機会に是非申し込んでみては如何でしょうか。
中古車の登録時にも白ナンバーは可能!
軽自動車の白ナンバー取得ですが、中古車を購入するときも新車同様に手続きをすれば取得可能です。
白ナンバーは、2019年ラグビーワールドカップと2020年東京オリンピック・パラリンピックは終了してしまっているので、2022年現在では全国版・地方図柄ナンバーと2025年大阪万博仕様プレートの発行が可能となっています。
前者においては、ロゴ(エンブレム)が右上に小さく印字されておりパッと見では白ナンバーと大差ないのですが、現在発行できる仕様は図柄と黄色の枠取りがされている模様です。
そのため、普通乗用車のような白ナンバーを期待する方には向かないかもしれないので注意が必要です。
また交付期限があり、地方図柄ナンバーは現時点で申し込み、交付ともに期限はありませんが、全国図柄は交付期限が2027年4月30日まで、大阪万博特別仕様プレートは申し込みが2022年9月26日から開始され、交付期限が2025年12月26日までとなっています。
期限が限られている仕様が欲しい方は、期限内に交付されるように申請をすることをオススメします。
軽自動車を白ナンバーに。メリット・デメリットは?トラブルは?
そもそもが、「軽自動車を白ナンバーに」するツールではなく、あくまで「ラグビーワールドカップ」と「東京オリンピック・パラリンピック」を応援、支援する目的で作られたこの特別仕様ナンバー(図柄入りナンバー)。
しかしながら多くのニュースでも報じられてますが、特別仕様ナンバーの申請の7~8割が軽自動車ユーザーという結果で、軽自動車ユーザーに超人気、となっています。
ネット上でのコメントを見ると、賛否両論ではありますが、軽自動車を白ナンバーにするメリット、デメリットはなんなのでしょうか?
また、デメリットに付随しますが、トラブルはないのか?を簡単にまとめます。