トップへ戻る

セダンはもう時代遅れ?今こそ注目すべきセダンの魅力

セダンはもう時代遅れ?今こそ注目すべきセダンの魅力

時代と共に車も進化や変化を続けています。一昔前まで自動車といえば、多くの方がセダンタイプのものをイメージしていたのではないでしょうか。しかし、今日ではセダン以外にも多くの車の選択肢があります。中でも、SUVなどのハッチバック系のモデルの人気が高まっていることもあって、セダンの存在感がやや小さくなったという印象を抱いている方も多いかもしれません。しかし、セダンならではの魅力もあり、現在でも根強い人気があります。そこで、今回はセダンとはどういった車なのかや、メリット・デメリットなどについてご紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

セダンとは?

トヨタ クラウン RS

トヨタ クラウン RS

車の購入を検討する上で重要となるのは、メリットとデメリットの両方をしっかりと把握することです。そこで、続いてはセダンのメリットとデメリットをご紹介します。

セダンの歴史

セダンという言葉の由来はラテン語で腰掛けるという意味の言葉にあるとされています。かつてイタリアで広まったセダンチェアと呼ばれる乗りカゴから転じて車のことをセダンと呼ぶようになったという説が有力です。

日本において、大衆車として普及が進んだニッサンのブルーバードやサニー、トヨタのコロナやカローラといった車がセダンであったことから人気が高まったと言われています。セダンは車の基本的な車の形のひとつとして世界的にも広がっており、現在でも多くのメーカーがセダンを作り続けています。

自動車=セダンだった時代

セダンとは車の分類としては3ボックスで4ドアの車のことを指します。ここで言うボックスとはエンジンルーム、車室、トランクルームのことを指します。つまり、4ドアでトランクルームが独立しているものがセダンだと考えるとわかりやすいでしょう。

現在では車室とトランクルームが一体化したハッチバックタイプの乗用車が高い人気を誇っています。

セダンが高い人気を誇っていた時代からハッチバックも存在していましたが商用車といったイメージが強いものがほとんどでした。そのため、家庭用や個人で使用する車はセダンというイメージが強かったのです。

これが、多くの人が車といえば真っ先にセダンをイメージしていた理由でしょう。

現代のセダンの立ち位置は?

前述の通り、かつては家庭用や個人で使用する車といえばセダンが主流でしたが、最近ではハッチバックの普通乗用車が増えています。特に、近年ではファミリーカーとしてのミニバン人気や、SUVブーム、さらに気軽に乗ることのできるハッチバックのコンパクトカーの人気が高まったこともあり、セダン以外の選択肢も広がっています。

では、現在のセダンの立ち位置とはどういったものなのでしょうか。当然、現在でも多くの自動車メーカーがセダンを作り続けています。ですが、近年の傾向としてはセダンは高級車に採用されるケースが増えています。トヨタのクラウンなど、現在セダンというと高級車をイメージする方が多いでしょう。

実際、セダンは別でトランクルームを作る必要がありますし、サイズ的にも大きくなるのでコストがかかります。なので、大衆車ではなく高級車に限定して採用されるケースが増えたのかもしれません。

セダンならではの魅力

セダンならではの魅力といえば、やはりデザイン面での高級感です。シルエットも全体的に大きくなりますので、存在感があります。現在でもセレブの乗る車といえばセダンをイメージする方が多いでしょう。それだけ高級感があり、車をステータスアイコンと考える方にとって魅力的な選択制であるといえます。

また、重心が低くなりますので走行時の安定感も高くなります。ボディの剛性など、性能面でもセダンならではのアドバンテージは少なくありません。

セダン風ハッチバックとは?

近年、シルエットはセダンのように見えるものの、実際にはトランクルームは独立しておらず、構造としてはハッチバックになっているモデルも登場しています。

これらの車は分類上はハッチバックですが、セダンのように見えますのでセダン風ハッチバックと呼ばれることがあります。

セダンのメリット・デメリット

トヨタ クラウン Sエレガンススタイル

トヨタ クラウン Sエレガンススタイル

車の購入を検討する上で重要となるのは、メリットとデメリットの両方をしっかりと把握することです。そこで、続いてはセダンのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

セダンのメリットは先ほども少しご紹介しましたが、車室をより快適にしやすいという点が挙げられます。車室とトランクルームが別になっていますので、ノイズなどが入りにくく静粛性に優れています。また、車内の機密性も高くなりますので、エアコンが効きやすいという点もメリットとして挙げられます。

また、車室とトランクルームが独立しているという点はボディの剛性にも大きく影響します。当然、セダンは剛性が高くなりますので、走行時の安定感もより高まります。セダンは低重心のものが一般的で、空力性能に優れているという点もメリットです。

スポーツタイプの車の多くがセダンやクーペスタイルを採用しているのは、この空力性能も考慮してのことです。

デメリット

セダンのデメリットは、トランクルームを区切ってしまうことから空間効率が低くなってしまうという点です。結果として荷物の収納スペースなどが狭くなったり、車のサイズの割に車内空間が狭くなってしまいがちです。また、セダンはその構造上どうしてもエンジンルームとトランクルームが長く突き出た形状となります。

これは大型のエンジンを搭載しやすい、整備がしやすくなるといったメリットもありますが、運転面では小回りがきかず、慣れるまで運転が難しく感じられます。このように、セダンにはメリットとデメリットの両方があるので購入を検討する際にはその両方をしっかりと頭に入れておく必要があります。

セダンの最新おすすめモデル

すでにご紹介しました通り、現在でも多くの自動車メーカーがセダンを販売し続けています。そこで、最後にセダンの最新おすすめモデルをご紹介します。

トヨタ クラウン

トヨタ クラウン

トヨタ クラウン

国産セダンといえば真っ先にトヨタのクラウンをイメージする方が多いのではないでしょうか。

トヨタを代表する名車であると同時に、高級セダンの代名詞的な存在でもあります。長い歴史の中で進化し続けてきた現在のクラウンは、セダンの完成形のひとつであるといえるでしょう。

【無料】ガリバーにクラウンの中古車探しを依頼する

日産 スカイライン

日産 スカイライン 400R

日産 スカイライン 400R

日産を代表するセダンといえば、スカイラインです。スポーティな走行を楽しめるスタイリッシュなセダンとして世代を問わず高い人気を誇ります。

自動運転機能など最新の技術が真っ先にこのモデルに搭載されることからも、日産がいかにスカイラインという車に力を入れているかがわかるでしょう。

【無料】ガリバーにスカイラインの中古車探しを依頼する

レクサス ES

レクサス ES300h

レクサス ES300h

トヨタが2005年から日本でも展開しはじめたラグジュアリーブランドのレクサス。同ブランドのミドルクラスセダンがESです。

ベースはカムリとなっていますがパーツのひとつひとつからブラッシュアップし、高級車として高い完成度のセダンに仕上がっています。まさに、日本を代表する高級セダンです。

【無料】ガリバーにESの中古車探しを依頼する

まとめ

トヨタ カムリ WS レザーパッケージ

トヨタ カムリ WS レザーパッケージ

SUVなどのハッチバックモデルの人気が高まっていることから、セダンの存在感は薄くなっているというイメージを抱いている方も多いかもしれません。

しかし、セダンの魅力は現代においても十分に通用します。改めてその魅力をチェックしてみると、あなたもセダンが欲しくなってしまうのではないでしょうか。

車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

こちらの記事もおすすめ!

  • カービュー査定

関連する投稿


日産新型「スカイライン」発表!400馬力超える「400R」に特別仕様車も登場

日産新型「スカイライン」発表!400馬力超える「400R」に特別仕様車も登場

日産は2025年10月27日、スポーツセダンのスカイラインの一部改良モデルと、特別限定車「400R Limited」を発表しました。同年11月13日から注文受付を開始し、同年12月18日より納車を開始する予定です。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


トヨタ新型「クラウン クロスオーバー」公開! 本格“アウトドア”モデルを新設定

トヨタ新型「クラウン クロスオーバー」公開! 本格“アウトドア”モデルを新設定

トヨタは、2024年4月4日、16代目となった「クラウンシリーズ」の第一弾となった“セダンとSUVを融合させた”という「クラウン クロスオーバー」の一部改良モデルを発表。新たな特別仕様車「CROSSOVER RS“LANDSCAPE”」ともに同日発売しました。


最大出力680馬力!メルセデス・ベンツ「Cクラス」最強の「AMG C 63 S E PERFORMANCE」発売

最大出力680馬力!メルセデス・ベンツ「Cクラス」最強の「AMG C 63 S E PERFORMANCE」発売

メルセデス・ベンツ日本は、2023年10月25日、セダンの「Cクラス」のスポーツモデル「AMG C 63 S E PERFORMANCE」を発売しました。同車は、ハイパフォーマンスなパワートレインを搭載したプラグインハイブリッドモデルです。


本命登場!全長5m超の大型セダン トヨタ新型「クラウンセダン」が正式発表

本命登場!全長5m超の大型セダン トヨタ新型「クラウンセダン」が正式発表

トヨタは、2023年11月2日、新型「クラウンセダン」を正式発表しました。同日より予約注文の受付を開始しており、発売は11月13日を予定しています。


最新の投稿


ユーカーパックは車を高く売れる!?評判・メリットや特徴を徹底解説

ユーカーパックは車を高く売れる!?評判・メリットや特徴を徹底解説

車をできるだけ高く、そして安心して売りたいと考えている方に近年注目されているのが「ユーカーパック」です。一括査定でよくあるような相見積りの手間や、複数の買取業者からのしつこい電話が苦手だと感じている方にとって、より手軽に安心して利用できるサービスとして選ばれています。最大8,000社以上が参加するオークション形式を採用し、査定は一度だけで済むのも大きな魅力です。本記事では、ユーカーパックの特徴やメリット・デメリット、利用の流れ、口コミ、他サービスとの違いまで徹底解説します。


クルマ好きのためのコミュニティアプリ「CARTUNE」、企業とユーザーをつなぐ新プログラム「CARTUNE PARTNERS」を提供開始

クルマ好きのためのコミュニティアプリ「CARTUNE」、企業とユーザーをつなぐ新プログラム「CARTUNE PARTNERS」を提供開始

株式会社イードは、クルマ好きが集まるSNSアプリ「CARTUNE」において、企業とユーザーの新たな関係性を構築するパートナープログラム「CARTUNE PARTNERS」の提供を開始いたしました。本プログラムでは、自動車関連事業者やブランドがCARTUNEユーザーと連携し、ファンとの共創・発信・マーケティング活動をより深めていくことを目的としています。


カーセンサーnet徹底解説|中古車購入・売却の特徴と使い方

カーセンサーnet徹底解説|中古車購入・売却の特徴と使い方

中古車の購入や売却を検討する際、「相場が分からない」「比較方法が難しい」と感じる人は少なくありません。カーセンサーnetは、掲載台数の多さや検索機能の充実に加え、車買取一括査定による比較も可能な点が特徴の、中古車の検索から買取までを一つのサービスで検討できる総合サイトです。この記事では、カーセンサーnetで何ができるのかを整理し、中古車購入・売却それぞれのメリットや注意点、具体的な利用方法までを分かりやすく解説します。


ポルシェのある生活:自宅での充電「Mobile Charger Connect」使用レポート

ポルシェのある生活:自宅での充電「Mobile Charger Connect」使用レポート

ポルシェの電気自動車(EV/PHEV)ライフにおいて、最も日常的な儀式となるのが「自宅充電」です。今回は、ポルシェ純正の充電器「モバイルチャージャーコネクト」を使用した実際の充電フローと、その使い心地をレポートします。


【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」王座奪還!?三菱「新型デリカミニ」も大躍進!11月に売れた軽自動車とは?

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」王座奪還!?三菱「新型デリカミニ」も大躍進!11月に売れた軽自動車とは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年11月新車販売台数ランキングによると、10月に不動の人気を誇っていたホンダ「N-BOX」が突然4位まで陥落していましたが、再び1位に返り咲きました。N-BOXの代わりに1位となっていたダイハツ「ムーヴ」は3位に沈みました。また、日産のスライドドアを備える軽スーパーハイトワゴン「ルークス」が8位から5位に上昇しました。このほかいくつかの順位変動がありました。