トップへ戻る

運転代行ってどんなサービス?便利なシーンや賢い使い方を徹底解説

運転代行ってどんなサービス?便利なシーンや賢い使い方を徹底解説

自動車で外出した際、運転して帰ることができない状況になってしまったといった経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。そんな時に便利なのが運転代行サービスです。運転代行サービスの存在は知っていても、具体的にどのように利用すればいいのかわからず使ったことがない方も多いのでは?今回は運転代行の利用方法や気になる料金などについて紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

運転代行サービスとは?

お酒を飲む男女

運転代行って何?

運転代行サービスの存在は知っていても実際に利用したことがない方の場合、具体的にはどういったものなのかわからないものです。名前からなんとなくイメージすることができたとしても、どのように利用すればいいのかわからないという方も多いでしょう。

そこで、まずは運転代行サービスとはどのようなサービスなのかをご紹介します。

運転代行とタクシーの違い

運転代行サービスと混同されてしまいがちなものとしてタクシーが挙げられます。実際に運転代行サービスを行っているタクシー会社なども増えています。タクシーはご存じの通り、運転手付きの専用自動車に乗って目的地まで行くことができる移動手段です。日本全国には多くのタクシー会社や個人タクシーが存在していますので、多くの方が目にしたり、実際に利用したことがあるでしょう。

それに対して運転代行は呼ぶと2人のドライバーがやってきて、1人が利用者の車を運転して移動し、目的地に向かうというサービスです。つまり、冒頭でもご紹介しました通り、車で出かけたもののお酒を飲んでしまって運転ができなくなってしまった際などにとても便利なサービスなのです。

かつては車で出かけて、お酒などを飲んでしまうと運転することができなくなっていました。しかたなく一泊して翌日帰宅したり、その日は電車やタクシーなどで帰宅して翌日車を取りに来たりといった選択肢しかありませんでした。ですが、運転代行を利用することによって自分の車と一緒に帰宅することができ、翌日すぐに車に乗らなければならないといった場合にも便利です。

このように、運転代行サービスをうまく利用することができれば、もっと便利に自家用車での移動が可能となります。

運転代行のサービス内容


運転代行サービスの内容はとてもシンプルです。営業所や受付窓口などに依頼するとすぐに2人のドライバーを手配してくれます。あとは、自分の車の運転を任せて目的地に向かうだけです。

目的地に到着するとドライバーは随伴していたもうひとりのドライバーの車にのって営業所や次の目的地に向かうという形になります。自分の車に乗って帰ることができますが仕組みとしてはかなりタクシーに近い感覚で利用することのできるサービスです。

運転代行のメリット

先ほども触れましたが、運転代行の最大のメリットはやはり自分では運転することができない状況であっても、自分の車と一緒に移動することができるという点です。急な飲み会などでお酒を飲んでしまった場合、タクシーなどで帰宅するという選択肢もありますがこの場合は翌日に車を取りに行くといった手間がかかります。

車を一晩泊めておく場所がない場合は、駐車場代がかかることもあります。しかし、運転代行サービスを利用すればそのまま車と一緒に帰宅することができるので駐車場所などの心配をする必要もありません。車を自宅以外の場所に一晩駐車しておくだけでも盗難やイタズラなどのリスクもあります。運転代行によって自宅に車を持ち帰ることができれば、このようなリスクも回避できます。

もちろん、タクシーや電車などで移動する場合と比較するとコストはかかりますが、一晩分の駐車場代や盗難やイタズラなどのリスクを考えるとそれほど高いというわけではありません。運転代行サービスの料金に関しては以下で詳しくご紹介します。

運転代行の利用の仕方

家と車

どんなシステムなの?

前述の通り、運転代行サービスには多くのメリットがありますので実際に利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは運転代行サービスのシステムや利用の方法について詳しくご紹介します。

運転代行サービスのシステム

運転代行サービスを行っている会社にもさまざまな形がありますが、もっとも一般的なのは営業所でドライバーが待機しており、電話やネットなどで依頼を受け付けて現地に向かう形です。タクシーの場合は専用のタクシー乗り場や都市部などでは流しの車両を止めて利用することもできます。

しかし運転代行サービスの場合は利用者の車を運転して目的地に向かうというサービスの特徴から専用の乗り場や流しなどから利用することはできません。そのため、運転代行サービスを利用する場合は最寄りの営業所などに連絡して依頼するという形になります。

運転代行の料金

運転代行を利用したいものの、料金が高いというイメージからためらってしまうという方も多いのではないでしょうか。運転代行の料金は一般的に基本料金+距離重量料金となります。タクシーの初乗り運賃と距離重量料金のような形です。

地域によって料金は異なりますが、例えば東京都の相場は、3km以内の基本料金が約3,000円でそれ以降の距離重量料金は1kmごとに450円前後です。

タクシーの場合、東京23区の初乗り運賃は約1kmまでで420円で、加算運賃は初乗り運賃が420円の場合は233mごとに80円なので、1kmごとに約400円程度となっています。仮にそれぞれで10km移動したとすると運転代行の場合は3,000円+450円×7km=6,150円となります。タクシーの場合は初乗り運賃420円+加算運賃3,120円=3,540円となります。

このように考えると、運転代行の場合は割高に感じられるかもしれません。しかし、最初から車を家に置いて出かける、または翌日に車を取りに行くと考えるとタクシーの場合は往復の運賃が必要となります。そこでタクシー料金が2倍かかると考えれば3,540円の往復で7,080円なので運転代行の方が安いということになります。

もちろん、電車などより安価な別の交通機関などを利用できる場合はこの限りではありませんが、運転代行の料金は極端に高いというわけではありません。

運転代行業者の探し方

いざ運転代行を利用したいと思っても、どこに連絡すればいいのかわからないという方も多いでしょう。運転代行を利用する際の最初の一歩は業者探しになります。以前と比較すると運転代行サービスの普及は進んでいますが、やはりタクシーなどと比較すると業者の数は少なめです。地域によってはなかなか運転代行を行っている業者が見つからないというケースもあります。

運転代行業者を探す方法としてもっとも簡単で効率的なのがネットを利用するというものです。Googleなどの検索サイトで「運転代行+地域名(駅名)」で検索するだけでもそのエリアで営業を行っている業者を見つけることができます。また、全国各地の運転代行業者の情報をまとめたサイトなどもありますので、スマホのブックマークに入れておくといざという時に便利です。

飲んだら.JP
代行ナビ

さらに運転代行の料金の目安を簡単に計算できるサービスもありますのでうまく活用すればもっと便利に運転代行サービスを利用できるでしょう。

NAVITIME/運転代行料金検索

運転代行を賢く利用しよう

ミドル男性、ビジネスマン、社長

利用の仕方にも注目!

最後に運転代行サービスをもっと賢く利用する方法についてご紹介します。実際に運転代行を利用する際の参考にしてみてください。

運転代行が便利なシーン

先ほどもご紹介しましたが運転代行が便利なシーンはやはり、車で出かけてしまったにも関わらず飲み会などで車を運転することができなくなってしまった場合などです。また、あらかじめ飲み会などが予定されている場合も、運転代行を利用する前提であえて車で出かけるという方も少なくありません。

一見、無駄なことのように思えるかもしれませんが、往復のタクシー代を考えると、行きは車で出かけて帰りは運転代行を利用した方が料金が安くなるケースがあります。このように、利便性のみでなくコストの面まで考えるともっと運転代行サービスを賢く利用できます。

タクシーの方が便利な場合も?

もちろん、タクシーの方が便利なケースもあります。先ほどあらかじめ飲み会が予定されているといった場合は車ではなくタクシーの方が便利な可能性があります。往復の両方でタクシーを利用すると運転代行の方が料金が安くなることが多いです。

しかし、行きは電車やバスなど低コストな交通機関が利用できるのであれば、タクシーの方が低コストとなる可能性もあります。

運転代行が利用できないケース

先ほども少し触れましたが運転代行サービスはまだまだタクシーほどは普及していません。そのエリアに営業所があっても台数が足りずに長時間待たされたり、時間や目的地などによっては断られたりするケースもあります。

こういった事態にそなえていくつかの運転代行業者をチェックしておいたり、前もって利用する時間などがわかっているのであれば事前に予約しておくのもおすすめです。

スムーズに依頼するために必要なこと

運転代行を利用する際にいくつかの情報が必要となります。これらを事前に確認しておくことによってスムーズに運転代行を依頼できます。もちろん、業者によって多少違いはありますが一般的には以下の情報が必要です。

・利用者の名前と連絡先
・目的地
・車を停めている場所
・車種、色、特徴など
・ナンバー

これらの情報をしっかりと整理しておきましょう。

まとめ

居酒屋、ビジネスマン

運転代行を上手に利用しよう!

運転代行をうまく利用することができればカーライフをもっと充実したものにすることができます。まずはその仕組みなどをしっかりと頭に入れた上で、賢く利用することを心がけるようにしましょう。

昨今は飲酒運転に関する取り締まりや罰則も厳しくなっています。何よりもお酒が入った状態での運転はとても危険なので不安いつでも運転代行を利用できるように準備しておくこともこれからのドライバーのマナーのひとつです。

  • カービュー査定

関連するキーワード


おでかけ 豆知識 代行

関連する投稿


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


【交通安全協会】入会は任意、会費を払うメリットは?実はお得?

【交通安全協会】入会は任意、会費を払うメリットは?実はお得?

免許証の交付や更新時などに入会できる「交通安全協会」ですが、そもそも入会は任意なのか義務なのかといった疑問から、チャイルドシートの無料レンタルや協賛店の割引などの入会メリット、会費を紹介します。また、入会と退会の方法についても記載しています。


駐車違反の反則金はいくら?標識がなくても駐車禁止の場所は?

駐車違反の反則金はいくら?標識がなくても駐車禁止の場所は?

当記事では駐車禁止違反(駐禁)について、違反をしてしまった際の反則金・罰金、違反点数などの罰則内容から、駐車禁止のステッカーを貼られてしまった場合にどうすればいいのか等の対処方法、駐禁の反則金の支払いについてや、違反をしてしまった場合はすぐに出頭すべきか否か等をまとめて掲載しています。(※情報は執筆時点のものです)


免許停止(免停)とは?免停になる違反点数や免停期間、講習に関する疑問を解決

免許停止(免停)とは?免停になる違反点数や免停期間、講習に関する疑問を解決

交通違反や交通事故によって違反点数が加算され、一定の点数を超えると免許停止(免停)になります。免停となる点数や免停期間、免停講習はどのようなことをするのかなど、免停に関する疑問をわかりやすく紹介します。


金融車とは?相場より安く販売される理由と知っておくべきデメリットを解説

金融車とは?相場より安く販売される理由と知っておくべきデメリットを解説

車を安く購入する方法にはさまざまなものがあります。中でも相場よりかなり安く販売されていることで注目されているのが金融車です。ここでは金融車とは何なのか、そしてメリットやデメリットについてわかりやすく解説します。


最新の投稿


日産 新型「キャラバン MYROOM」発表!車中泊性能が進化

日産 新型「キャラバン MYROOM」発表!車中泊性能が進化

日産は2025年10月16日、車中泊やワーケーションなどで活躍する商用バン「キャラバン MYROOM(マイルーム)」の一部改良モデルを発表しました。実際の販売は、同年12月15日より開始する予定です。


カギ110番の評判・口コミは本当?料金や対応範囲・他社比較まで徹底解説

カギ110番の評判・口コミは本当?料金や対応範囲・他社比較まで徹底解説

突然のカギトラブルに焦った経験はありませんか?「家のカギを失くした」「車のカギが折れた」「金庫が開かない」など、日常生活の中で起こるカギのトラブルは、いつどこで発生するかわかりません。そんなときに頼れるのが、全国対応・24時間受付のカギ解錠サービス「カギ110番」です。この記事では、カギ110番の料金体系や対応範囲、口コミ・評判、他社との違いまでを徹底的に解説します。この記事を読めば、カギ110番が急なカギトラブルにも安心して依頼できる根拠が見えてきます。


【新車販売台数ランキング】やっぱり「ヤリス」「カローラ」が強い?スバル「フォレスター」が大健闘!9月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】やっぱり「ヤリス」「カローラ」が強い?スバル「フォレスター」が大健闘!9月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年9月の新車販売台数ランキングによると先々月急落して9位となり、先月3位になるなど乱高下していたトヨタ「ライズ」が安定し、上位1〜4位まで全く入れ替えがなかったほか、スズキの本格派コンパクトSUV「ジムニー」が15位まで急上昇するなど多くの変化がありました。


長距離移動で有効活用!ナビット、高速道路についてアンケート調査結果を公開

長距離移動で有効活用!ナビット、高速道路についてアンケート調査結果を公開

ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員を対象に「高速道路」についてのアンケートを実施し、結果を公開しました。


V2Hの価格と設置費用・対応機器・業者選び徹底解説ガイド

V2Hの価格と設置費用・対応機器・業者選び徹底解説ガイド

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及にともない、注目を集めているのが「V2H(Vehicle to Home)」です。車にためた電気を家庭で活用できる仕組みで、停電時の非常用電源や電気代の節約にも役立ちます。導入を検討するうえで気になるのが、V2H機器の価格や設置費用、補助金制度、そして信頼できる業者選びでしょう。本記事では、V2Hの仕組みから対応車種、導入の流れまでをわかりやすく解説します。