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ペーパードライバー必見!ブランク明けの運転で注意するのはココだ

ペーパードライバー必見!ブランク明けの運転で注意するのはココだ

終わりの見えないコロナ禍で、大きく見直されたことのひとつは自家用車の価値でしょう。好きな時に出かけられて、人との接触も少なくできる車移動。免許は持っているけど車はあまり運転したことがない…という方でも、通勤やお出かけなどで車を使われるシーンも多くなっているのでは。いわゆるペーパードライバーや初心者の方々が安心して運転するために、気をつけるべきポイントをまとめました。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


車離れに急ブレーキ?!コロナでにわかに見直される「車の価値」

東京 品川駅の様子

東京 品川駅の様子

自動車を保有するなんて負担が大きすぎてナンセンス、といった車離れの流れが主に都市部では主流になってきていた現代ですが、2020年以降の社会情勢の変化は車に関しても変化をもたらしてきています。

旅行やレジャーには出かけにくくても、通勤やお買い物の際に、密集した空間で他人と密接してしまう公共交通機関による移動を避け、自家用車やレンタカーなどを利用して移動する機会が俄然増えたという方も多くいらっしゃることでしょう。

これらの変化は、普段から車の運転に慣れている方なら問題ないことでも、これまで車をあまり運転してこなかった方が運転せざるを得ない状況になってきている場合はプレッシャーも大きくなることでしょう。

ダイハツ ミライース

ダイハツ ミライース

そこで、今回はいわゆるペーパードライバーと呼ばれるような運転経験にブランクがある方や、免許を取得したばかりの方が、少しでも安心して運転ができるよう、5項目の注意点をまとめてみました。

焦らずにゆっくりと運転に慣れていくために、ぜひ実践してみてくださいね。

最後に運転したのはいつ…? そんなあなたに5項目の注意点!

1. 運転前にはシート・ハンドル・ミラーを正しく調整!

ホンダ N-WGN インテリア

ホンダ N-WGN インテリア

最も大事なことは、車の操作をきちんとでき、周囲の状況をきちんと確認できる環境を整えてから運転すること。焦ってしまうと見逃しがちなポイントではありますが、シート位置やミラーの向きなどは、運転を始める前に調整しておくことが必須です。

いざ車が動き出してからそれらを調整しようとすると、運転が疎かになりますし、シートなどは車の動きに合わせて想定外に大きく動いてしまう場合もあって大変危険です。可能ならば運転する日よりも前に調整を済ませておくか、当日なら出発時間に余裕を持って、運転席にしっかりと座ってみて、じっくりと調整をすることを強くおすすめします。

具体的な調整基準は以下を参考にしてみてください。

運転席の前後方向位置は、運転席に深く腰掛けた状態で、オートマチック車であればブレーキペダルをいっぱいまで踏み込んでも膝に余裕が残る程度に調整しましょう。また運転席のリクライニングは、ハンドルの最上部に手を伸ばした際に、肘が伸びきらない程度に調整しましょう。

運転席のヘッドレストの高さが調整できる車種では、ヘッドレストの中央がご自身の耳の上部と同じ高さになるように調整しておきます。

また、車種によっては運転席の高さ調整ができるものや、ハンドルの上下方向の傾きや前後位置の調整が可能なものもあります。これらを組み合わせれば、より安全で快適な運転姿勢が取れますので、車両の取扱説明書などを参照しながら調整していきましょう。

レクサス ESのデジタルアウターミラー

近年ではより広範囲を映せるデジタル式も登場(レクサス ESのデジタルアウターミラー)

シートの調整が済んだら、続いてミラーを調整していきます。ルームミラーは、運転姿勢の状態で、ミラーの中心がリヤウィンドウの中心に合うように左右を調整し、ウィンドウの広い範囲を映せる位置に上下を調整します。

ドアミラーは、ある程度自分の車が映り込むように調整しておくことで、ミラーのに写った物体の距離感を把握することに役立ちます。だいたい鏡面の1/4程度はボディが映るように左右を調整し、地面と空が半分ずつ映るように上下を調整します。

これらミラーの調整は、実際の運転姿勢でしっかりと後方が見える位置に調整するために、運転席に深く腰掛けて、頭は前方を向いた状態で目線だけをずらして行うことがポイントです。

2. 覚えてる?スイッチやレバーの使い方をしっかり復習!

フォルクスワーゲン ザ・ビートル インテリア

フォルクスワーゲン ザ・ビートル インテリア

久しぶりの運転では、車の基本操作も意外と忘れてしまっているかもしれません。こちらも出発前ギリギリに確認するのではなく、前もって車に乗り込んで、必要なスイッチの操作方法を復習しておけばより安心でしょう。

ウィンカーレバーやワイパーレバー、シフトノブといった運転時に操作するものはもちろん、最近の車種ではサイドブレーキが足踏み式だったり電動式だったりすることもあります。教習車とは勝手が違う場合もありますので、車両の取扱説明書などを参照したり、車に詳しい人に聞いてみるといいでしょう。

意外なところではエアコンの操作方法なども一通り見ておくと安心でしょう。運転中、暑すぎる・寒すぎるからエアコンの温度調整をしたり、窓が曇ったのでデフロスターモードに切り替えたりと、意外とエアコンも操作するもの。

一通り触ってみて、運転中に操作することが難しそうなエアコンなら、どこか安全な場所に停車してから操作したほうが良いかもしれませんね。

3. 車の幅と長さを把握!目印を決めておけばわかりやすい!

《画像提供:Response 》トヨタ ヤリス

久しぶりに運転する際に乗る車は、ご家族の車だったりレンタカーだったりと、慣れていない車であることがほとんどでしょう。

自動車は、たとえ軽自動車であっても幅は約1.5m、長さは3m以上と、自転車などと比べると段違いに図体の大きな乗り物です。そのため、免許取得時にも車両感覚がつかめずに最後まで苦労した、という方も多いことでしょう。

そこで、久しぶりに運転する際には、まず前もって車両の大きさを掴む「予習」をしておくことをおすすめします。カラーコーンなどを利用したり、誰かに手伝ってもらうなどして、運転席に座った状態から車の四隅はどの位置に見えるのかを把握していきましょう。

最近の車なら、車両後方を映すバックモニターや、車両の周囲が丸ごとわかるアラウンドビューモニターなど、カメラ映像をナビなどに表示できる機能を備えたものも増えてきていますので、これらを利用することも可能ですね。

おすすめは、運転席から見える部品で、車の左右端の目安をつけておくこと。フロントウィンドウ下のワイパーや内装の部品などを目印にして、車線がここよりも内側に来たら左側・右側に寄りすぎだ、という目安をつけておけば、狭い道に入ってしまった時も落ち着いて対処できることでしょう。

4. 行き先までの道のりをチェック!ネットを活用だ

マップルナビ K

マップルナビ K

3つ目のポイントでも出てきた通り、道路は広々とした走りやすい道だけではありません。路地のような狭い道もあれば、目が回りそうな数の道路がつながった交差点や、片側だけで何車線もあるような道など、ベテランドライバーでも気を遣う場面はそこらじゅうにあります。

遠出はしなくても、ご近所に一方通行の道があったり、目的地周辺の駐車場が狭くて停めにくい、なんてこともありそうですね。

そこで、実際に車で目的地に向かう前に、通る予定のルートや目的地周辺に関して、一度チェックしておけば安心でしょう。近年ではGoogleストリートビューなど、その道が実際どのくらいの広さ・狭さなのかをインターネット上で確認できるサービスもありますので、便利に使えます。

目的地がご近所であれば、自転車や徒歩で一度同じルートを通って予習すれば、よりしっかりと運転が難しそうなポイントを確認できることでしょう。より安心して通れそうなルートを探すこともできるかもしれませんね。

また、遠出をする場合でも、手軽に使えるスマホナビなどでは、思わぬ狭い道に案内されることもあります。ヒヤッとしないためにも、経路案内のプレビュー機能などを使って、道は走りやすそうか、わかりにくいポイントはないかを確認しておけば安心でしょう。

5. いざ運転、まずはゆっくりでOK!周囲の確認に一呼吸おこう

ダイハツ タント インテリア

ダイハツ タント インテリア

いざ運転をする際には、急の付く動きを避けることを常に意識しましょう。

公道上は自分だけでなく他のドライバーも車を運転しており、相手が予測できないような急激な動きは交通事故の元です。なるべく急ハンドルや急ブレーキを避け、滑らかに操作をすることを意識してみましょう。

無理をしてまで最初から交通の流れに乗ろうとはせずともよく、操作にある程度慣れるまでは、周囲の状況を確認しながらゆっくりと運転しましょう。流れの早い幹線道路などでは後続車へ迷惑をかけないか心配、という場合なら、あまり交通量がなく走りやすそうな練習ルートを前もって探しておいて、そこを通ってみると良いでしょう。

車はアクセルをグッと踏めば急加速しますし、スピードが乗るとブレーキを踏んでも停止するまで距離がかかります。くれぐれも事故を起こさないよう、最初は臆病すぎるくらいで運転するのがちょうどいいかもしれませんね。

注意が必要なのは、高速道路などでは最低速度が設定されている場合もあるので一定以上の速度で走ることが求められるほか、一般道であってもあまりに低速で運転していると後続車との交通トラブルの原因となるおそれもあるということ。教習所でも指導されたかもしれませんが、公道上でもメリハリのある運転を目指しましょう。

まだ慣れていないからスピードは上げたくないけど、自分の後ろに車列ができてしまっている場合には、安全な場所で停止してハザードランプを点灯させるなど、後続車に道を譲ってしまえばプレッシャーも軽くなるかもしれませんね。

また、交差点などの通り抜け方も意外とコツがあったりするもの。土地勘のある運転上手な人に助手席に座ってもらえば、役立つアドバイスももらえることでしょう。

【番外編】どうしても心配なら、初心者マークを付けるのも手!

初心者マーク

初心者マーク

免許を取得してから1年未満の人が運転する際に、車に表示する義務がある初心者マークは、まだまだ運転に不慣れなことを周囲に示すことができる重要な手段です。

この初心者マーク、表示しなければいけない期間は定められていますが、実は表示してはいけない期間などは定められておらず、ペーパードライバーの方が表示しても全く問題はありません。

周囲の車のドライバーは初心者マークを見れば「運転にまだ不慣れなんだな」と判断してくれることでしょうし、ちょっとしたミスでも吸収してもらえる確率が高まるかもしれません。運転に慣れるまで表示しておくことも検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、ペーパードライバーの方が初心者マークを表示していても、初心運転者等保護義務の対象にはなりません。これは初心者運転者の運転する車に対して幅寄せや無理な割り込みを行なってはならないと定めたものですが、どちらもあおり運転とみなされるような危険行為であり厳しく取り締まられますので、保護義務の対象にはならなくともあまり心配する必要はないでしょう。

ブランク明けでも安心して運転できる車を選ぼう!

日産 デイズルークス インテリジェントエマージェンシーブレーキ イメージ

日産 デイズルークス インテリジェントエマージェンシーブレーキ イメージ

ペーパードライバーの方がブランク明けから新車を購入することはハードルが高いかもしれませんが、レンタカーなどを利用する際なら、最新の安全機能が備わった車を選べば、より安心して運転ができそうですね。

特に最近では、前方や後方に人や障害物を検知している状態でアクセルを踏んでしまった際に自動でブレーキをかけてくれたり、車線のはみ出しを警告してくれたり、速度制限などの標識をメーター内に表示してくれたりと、うっかりミスを防いでくれるような先進機能が、幅広い車種に搭載されています。

レンタカーなどを選ぶ際には、不慣れだからできるだけサイズの小さい扱いやすい車、とか、荷物をたくさん運ぶから大きめのミニバン、などといった選び方だけでなく、安全装備の有無も確認してみるとよいでしょう。

まとめ

ホンダスクール ペーパードライバー講習

ホンダスクール ペーパードライバー講習

免許取得後にブランクのある方に気をつけてもらいたいポイントをご紹介してきました。どれも運転の基礎的な部分ではありますが、ベテランドライバーであっても時にはしっかり思い出したい大事な内容とも言えそうです。

車は便利な反面、使い方を誤ると大事故にもつながりかねない乗り物でもあります。久しぶりの運転では、焦ることなく、慎重に慣れていきましょう。

気をつけて運転していれば、コロナが落ち着いたら車を活用してロングドライブに出かけちゃおう!と思えるくらいに、すぐに上達できることでしょう。

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