コンパクトカーとは?
ホンダ フィット
コンパクトカーとは、一般的にはサイズが全長4,200mm、全幅1,700mm以下で排気量1,500cc以下の車のことを指します。サイズや排気量が小さいことから運転しやすく、燃費もいいので日常の足としても使いやすい車のカテゴリーとなっています。また、5ナンバーサイズになりますので税金などの維持費が安いという点も魅力です。
小さめで維持費の安い車が欲しいものの、軽自動車ではちょっと不満という方にとってまさに「ちょうどいい」選択肢であると言えるでしょう。
■コンパクトカーの性能は?
コンパクトカーは排気量が小さいことから走行性能が低いといったイメージを抱いている方も多いかもしれません。しかし、現在ではエンジンの性能も高くなっており、低排気量でも十分なパワーを出すことができる車も多くなっています。
さらに、ハイブリッドモデルをラインナップしているモデルも多くなり、ますます性能は高くなっています。
■コンパクトカーの魅力
コンパクトカーの魅力はやはり、サイズ的に日本の道路事情にもマッチしており、運転しやすいという点でしょう。あまり運転が得意ではないという方でも気軽に乗ることができます。
また、選択肢の多さも魅力です。人気のカテゴリーだけあって各メーカーで多くのモデルがラインナップされています。そのため、自分の好みにマッチした車を選びやすいと言えます。
コンパクトカーの選び方
トヨタ アクア S スタイルブラック
前述の通り、コンパクトカーはその人気からさまざまなモデルが販売されています。この選択肢の多さは魅力でもありますが、同時に悩みになってしまうこともあります。
そこで、ここではコンパクトカーの選び方についてご紹介します。
■動力で選ぶ
かつてはほとんどの車の動力はガソリンエンジンでした。しかし、現在では電気モーターを使ったEVやハイブリッドカーも多くなっています。
動力によって乗り味も燃費も大きく異なりますので、しっかりとチェックしておきたいポイントです。
■ドアの操作方法で選ぶ
かつてスライドドアというとミニバンなどに搭載されるのが一般的でした。しかし、近年ではコンパクトカーにも搭載されるようになっています。
狭いスペースでも開けやすく、開口部の広い車を求めるのであればスライドドア搭載モデルを検討してみましょう。
■安全性で選ぶ
現在ではコンパクトカーにも先進安全システムなどが導入されるようになりました。標準装備となっているケースと、オプションで後から追加しなければならない場合がありますのでしっかりとチェックしておきましょう。
■価格で選ぶ
価格も重要なポイントです。現在ではコンパクトカーにもとても多くの種類がありますので、当然価格にも幅があります。
また、同じモデルであってもグレードによって価格には開きがあるケースがありますので、予算をもとにしっかり考えましょう。
おすすめのコンパクトカーランキング!
それでは、具体的に人気のコンパクトカーとその特徴などをご紹介していきます。これからコンパクトカーの購入を検討している方は参考にしてみてください。
■1位 日産 ノート
日産 ノート
日産を代表するコンパクトカーがノートです。
2020年に発売された新型モデルからは、日産独自のハイブリッドシステムであるe-POWERを搭載したグレードのみにラインナップが集約されており、非常に高い注目を集めています。
■2位 トヨタ ライズ
トヨタ ライズ
コンパクトカーとしてはやや全高が高いですが、貴重な5ナンバーサイズのSUVとして人気なのがトヨタのライズです。サイズはコンパクトながら、まるで本格SUVのようなワイルドなスタイルが魅力的です。
ダイハツから姉妹車のロッキーも販売されていますので、こちらもチェックしておきましょう。
■3位 スズキ スイフト
スズキ スイフト
スズキを代表するコンパクトカーとして人気なのがスイフトです。最新モデルではヨーロピアンでスタイリッシュなデザインが採用され、より洗練された印象となっています。
スポーティな走りを楽しめるコンパクトカーとして高い評価を集めているモデルでもあります。
■4位 トヨタ アクア
トヨタ アクア
ハイブリッドコンパクトカーとしてとても高い人気を誇るのがトヨタのアクアです。現在ではハイブリッドのグレードを用意したコンパクトカーも当たり前になりつつありますが、アクアが登場した当時はほとんど選択肢がありませんでした。
現在でもハイブリッドコンパクトカーの先駆者としての存在感を放っています。
■5位 スズキ ソリオ
スズキ ソリオ
軽自動車で人気のスーパーハイトワゴンをサイズアップしたような印象なのがこちらのソリオです。
コンパクトカーとしてはやや車高が高いものの、その分車内空間が広く、大人5人がゆったりと乗ることができます。
■6位 トヨタ ヤリス
トヨタ ヤリス
トヨタの主軸となるコンパクトカーがヤリスです。かつてはヴィッツという名称で販売されていましたので、日本ではこちらの方が馴染みがあるかもしれません。このヤリスをベースとした幅広いラインナップも魅力のひとつです。
コンパクトカーというカテゴリーからは少し外れてしまいますが、2020年にはこのヤリスをベースに開発された本格スポーツカーのGRヤリスが登場し、多いな話題を集めました。
■7位 トヨタ ルーミー
トヨタ ルーミー
全高の高いタイプのコンパクトカーで、広い車内空間が魅力的なモデルです。シートレイアウトも多彩なのでゆったりとくつろぐことができるだけでなく、自転車なども積み込むことができます。
近年人気の車中泊を楽しみたいという方にもおすすめです。
■8位 ホンダ フィット
ホンダ フィット
ホンダを代表するコンパクトカーといえば、やはりフィットです。今やコンパクトカーの代名詞的な存在になっています。コンパクトなサイズからは想像できないほどに広い車内空間は圧巻で、さまざまな用途で使用できるモデルとなっています。
ホンダ独自の先進安全技術である「ホンダセンシング」を搭載しているという点もポイントです。
■9位 フィアット 500
フィアット 500
ヨーロッパを代表する自動車メーカー・フィアットの定番コンパクトカーです。このモデルの魅力はおしゃれなデザインです。女性にもとても人気のモデルとなっています。また、このかわいいルックスからは想像できないくらいに機敏で軽快な走りにも注目です。
コンパクトカーといえば国内メーカーのものが強いイメージですが、海外メーカーも決して負けていません。
■10位 マツダ マツダ2
マツダ マツダ2
かつてはマツダ デミオの名前で幅広い層に愛されたコンパクトカーです。現在では海外市場で使われていた「マツダ2」という名称に統一されています。車内空間は決して広いとは言えませんが、そのスタイリッシュなデザインは唯一無二の存在感を放っています。
広さを犠牲にする「割り切りの美学」を感じさせてくれるマツダらしいモデルと言えるでしょう。コンパクトカーでもデザインにこだわりたいという方におすすめです。