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車用バッテリー充電器のおすすめを紹介!使用方法を知っておこう

車用バッテリー充電器のおすすめを紹介!使用方法を知っておこう

バッテリーは、クルマの中でもトラブルが起こりやすい箇所のひとつですが、普段からバッテリーを充電しておけば、トラブルをかなり防ぐことができます。そこで今回は、バッテリー充電器についてまとめました。

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バッテリー充電器とは?

《写真提供:response》興和精機は「第34回 オートサービスショー」にリフレッシュ機能付きフルオートバッテリーチャージャー/メンテナーを出品

バッテリー充電器とは、クルマやバイクの弱ってしまったバッテリーを充電するための機器です。

しかし、カーバッテリーの充電などしたことがない、という方も多いかもしれません。というのも、クルマの使用頻度が高ければ、あまり意識していなくても、カーバッテリーが勝手に充電されているからです。

クルマに搭載されているバッテリーは、クルマを使わなくても、徐々に放電しています。そしてカーバッテリーは、走行中にオルタネーター(発電機)から電気をもらうことで、充電しています。ですからクルマの使用頻度が高ければ、さほどバッテリーの充電を意識することはないかもしれません。

しかし、週末に短い距離だけ走行するとか、夜間に乗ることが多い、といったカーライフであれば、充電している時間や量よりも、放電している時間や量の方が多くなり、バッテリー上がりにつながってしまうことがあります。

バッテリー上がりは、JAFロードサービスの出動理由No.1

《写真提供:response》JAF

JAF(日本自動車連盟)によると、「2019年度 JAFロードサービス出動理由」のトップは、バッテリー上がりで、なんと全体の38.72%にも上りました。裏を返せば、バッテリー上がりに注意していれば、JAFにお世話になるようなトラブルをかなりの程度、減らせるということになります。

もちろん、バッテリー上がりの直接の原因は、ルームランプをつけっぱなしであったり、半ドアのままでクルマを駐車してしまったり、ヘッドライトの消し忘れといった「ミス」かもしれません。それでも、バッテリー自体がもともと弱っていることが重なって、バッテリー上がりになってしまうことが多いようです。

「バッテリー充電器」と「ジャンプスターター」は、似て非なるもの

《写真提供:response》モバイルジャンプスターター「MJP-3000」

ジャンプスターターとは、バッテリーが上がってしまったとき、一時的に電力を供給してエンジンをかけられるようにするアイテムです。これを聞くと、「バッテリー充電器」と「ジャンプスターター」は同じもののように感じるかもしれませんが、じつは似て非なるものです。

ジャンプスターターは基本、バッテリーが上がってしまったときに使用します。ジャンプスターターは、外付けできるバッテリーそのものですから、この電力を用いて、エンジンを始動させます。

一方、バッテリー充電器は、バッテリーが上がらないように備えておく、という位置づけです。ですから、使うタイミングは、バッテリー上がりが起こってからではなく、バッテリー上がりが起こる前、普段のときです。そして、バッテリー充電器はあくまで充電がメインなので、スターター機能がついていない充電器もあり、その場合、充電はできてもエンジン始動はできません。

もちろん、バッテリーが上がってしまってから、バッテリー充電器で充電することにより、ある程度バッテリーを復活させることもできますが、充電のために時間を要します。さらに、外出先で使用することは、通常想定されていません。なぜなら、バッテリー充電器は家庭用コンセントにつないで使用するものがほとんどだからです。

まとめると、

・「ジャンプスターター」は、バッテリーが上がってしまったとき、エンジンを始動させるアイテムで、つなげばすぐにエンジン始動までおこなえる
・「バッテリー充電器」は、バッテリーが上がらないように普段から使用するもので、もしバッテリーが上がってしまった場合、スターターが付いていなければ、エンジンをすぐに始動できない

ということになるでしょう。

バッテリー充電器を使用するタイミングの目安は?

バッテリー充電器は、規定値よりもバッテリーの電圧が低下したときに使用するものです。そして、充電が必要かどうかは、カーバッテリーの電圧を計測することで判断できます。

一般乗用車のバッテリー(12V車用)は、エンジン始動前の電圧が12.5V~13.0V程度です。しかし、使用し続けると、徐々に劣化していきます。そして、電圧が12.5Vを大きく下回ると、車種によってはエンジン始動が困難になるケースが出てきます。ですから、正常値と思われがちな12.0V前後の電圧では、エンジンが始動しないことがあります。

よって、カーバッテリーの電圧を確認した際、エンジン停止時で12.5V以下、エンジン始動直後で14.0V以下であれば、バッテリーが弱っていると考えられるので、バッテリー充電器による充電をおすすめいたします。

ほかにも、バッテリーの電圧低下を示す兆候があります。たとえば、セルモーターの音が弱い、パワーウィンドウの動きが鈍い、ベッドライトが少し暗く感じる、といったケースです。これらはいずれも、バッテリーの電圧低下を起こしている可能性があり、バッテリー上がりを起こしやすい状況です。充電、場合によってはバッテリー交換が必要かもしれません。

バッテリー充電器の使い方

《写真提供:response》パナソニックストレージバッテリー カオス

ここでは一般的なカーバッテリーの使い方を解説します。もちろん、機種によって充電の仕方が異なるケースもあるため、実際に作業する際は、バッテリー充電器のマニュアルを確認しながらおこなってください。

1. バッテリー充電器を用意し、近くにコンセントがあるところへクルマを移動する

このとき、バッテリー充電器は、クルマの電圧にあったものを用意しましょう。普通乗用車であれば、12Vが一般的です。トラックなど、大きなディーゼルエンジンを始動するクルマは、24Vが多いでしょう。バッテリー充電器の中には、複数の電圧に対応した商品もあります。

2. ボンネットを開け、カーバッテリーを確認し、バッテリーのプラス極(赤色)に赤いケーブルをつなげ、マイナス極(黒色)に黒いケーブルをつなげる

3. バッテリー充電器をコンセントにつなげ、電源を入れる

4. バッテリー充電器で、充電のアンペア数を設定する

このとき、現在のバッテリーの電圧と充電量もチェックすると、よいでしょう。

5. 充電量が90%を超えれば、完了!

カーバッテリーはずっとつなげていても、スマートフォンのように充電量が100%になることはありません。90%を超えれば十分です。そうしたら、コンセントからプラグを抜いて、つなげていたケーブル類を外しましょう。

バッテリー充電器おすすめ5選

1. OBEST バッテリー充電器

OBEST バッテリー充電器 バイク 自動車用 12V 24V全自動 バッテリーチャージャーメンテナンス充電器 大電流 LEDランプ 過電流保護&短絡保護&逆接続保護&過熱保護&過電圧保護&低電圧保護 操作簡単 日本語説明書付き (12v/24v)

OBEST バッテリー充電器は、AGM、GEL、密閉型、開放型、液体型など、鉛蓄バッテリーのほぼすべてで充電可能な商品です。充電時は、バッテリーをクルマから外さなくでも充電ができる設計で、クリップをバッテリーに接続すれば、自動的に充電が開始されます。過充電・過電圧・過電流・ショートなどのトラブルに対する保護回路も備わっているため、安心して作業を進められるでしょう。また、バッテリー充電器自体の耐久性にも優れた商品です。

操作は、LEDインジケータライトによって分かりやすくなっています。電源を入れずにバッテリーを接続すると、現在のバッテリーの電圧が表示されるので、残りを確認することも容易です。充電する必要があるかどうかも一目瞭然。LED表示によって、バッテリーにエラーが起きているのか、充電中か、満充電になったかなど、現在の充電状況も分かります。

2. メルテック 全自動パルスバッテリー充電器 SCP-1200

メルテック 全自動パルスバッテリー充電器 (バイク~ミニバン/小型船舶/大型トラック) Meltec SCP-1200 正式PSE取得 12V専用 定格12A バッテリー診断機能付 維持充電(トリクル充電)方式 長期保証3年

メルテックは、60年以上続いている国内カー用品メーカーである大自工業株式会社のブランド名です。バッテリー充電器のほか、インバーターやコンバーター類、またガソリン携行缶などを販売しています。

メルテックのSCP-1200は、オートバイから小型船舶まで、幅広く使用でき、パルス充電でバッテリーのパワーを回復させます。バッテリー接続時には、火花がでないようになっている安全設計。また、全自動充電なので、バッテリー容量に応じて電流を流し、2A・8A・12Aという、3つの充電電流もセレクトできます。また、2段階のバッテリー診断をおこない、充電初期段階で充電不可を診断、さらに充電後半ではバッテリーの充電状態を分析し、バッテリー不良を発見します。

3. BAL(大橋産業) 12Vバッテリー専用 ACE CHARGER No1738

バル(BAL) 12Vバッテリー専用 ACE CHARGER No1738

バッテリー充電器やインバーター、ドライブレコーダーなどを販売している、大橋産業の12Vバッテリー専用の充電器。軽量かつコンパクトなボディで、持ち運びもしやすく、使いやすい設計になっています。小型船舶から軽自動車まで幅広く対応し、それぞれのバッテリー状態に合わせて、充電電流を自動で選択してくれます。

さらに、充電クリップやケーブル類は、本体裏に収納できるため、保管にも優れているといえるでしょう。電流・電圧・容量は、デジタル表示されますから、充電途中でも安心です。

4. ACDelco(エーシーデルコ) 全自動バッテリー充電器 12V専用 AD-2002

ACDelco(エーシーデルコ) 全自動バッテリー充電器 12V専用 AD-2002

これ1台で、ほとんどすべてのバッテリーへの充電が可能な、ACDelco(エーシーデルコ)のAD-2002。こちらのバッテリー充電器は、新パルス充電方式が採用されており、バッテリーを活性化させ、バッテリー充電中にメンテナンスをおこない、カーバッテリーの満充電時の許容量の最大化を目指しています。具体的には、パルス充電方式を採用したことで、充電中に電極板の硫酸鉛を分解して、バッテリー蓄電量を回復させ、かつ寿命を延ばすよう機能します。

少々、値段は高くなりますが、品質と、画期的な回復力、スピード充電を考えると、迷ったときには間違いのない選択といえるかもしれません。

5. OMEGA PRO (オメガ・プロ) 全自動パルス (バッテリー充電器) 12V専用 マイコン制御 OP-BC02

OMEGA PRO (オメガ・プロ) 全自動パルス (バッテリー充電器) 12V専用 マイコン制御 OP-BC02

OMEGA PRO(オメガ・プロ)のOP-BC02も、パルス充電方式が採用されているバッテリー充電器。電極板上のサルフェーションを充電中に分解することで、バッテリーを活性化させ、寿命を延ばすことを目指しています。また、高性能マイクロプロッセッサーにより、充電電圧と電流を最適にコントロールし、バッテリーの健康に貢献します。

近年多くなってきている、アイドリングストップ車用バッテリーや、ハイブリッド車用バッテリーにも対応しているため、幅広く活躍が期待できるでしょう。

まとめ

《写真提供:response》パナソニックのフラッグシップバッテリー新型カオスをスバル レガシィに搭載

今回は、バッテリー充電器についてまとめました。バッテリーは、トラブルがもっとも起こりやすい箇所のひとつです。それでも、普段からバッテリーをしっかり充電しておけば、不測の事態に備えられます。ぜひバッテリー充電器を活用し、万全の備えをしておきましょう。

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