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マイカーローンの借り換え|お得にするためにチェックすることとは?

マイカーローンの借り換え|お得にするためにチェックすることとは?

上手にマイカーローンの借り換えを活用すれば、お得で便利になります。しかし、借り換えに向いていない人もいて、注意が必要です。今回は、借り換えるときにチェックしておきたいポイントと、メリット・デメリットをまとめました。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


マイカーローンとは?

マイカーローンとは、自動車の購入などのために、まとまったお金を貸し付けてもらうことです。お金を借りるという意味では、カードローンなどと同じですが、違いは借り入れる目的が明確になっていることです。

マイカーローンの場合、自動車購入や関連した費用に充てる目的で貸し付けられます。似たような形式には、マイホームのための住宅ローン、子どもの教育資金のための教育ローンなどがあります。

マイカーローンには大きく分けて、ディーラーローンと銀行系ローンがあります。

ディーラーローンは審査期間が短く、手間がかからないメリットがあります。しかし便利さの反面、銀行系ローンより金利が高めに設定されていることが多いようです。

一方、銀行系ローンはディーラーローンと比べて金利は低めに設定されていますが、審査が厳しく、手間や時間もかかります。

マイカーローンのメリットとは?

マイカーローンのメリットは、1度にまとまったお金を用意できることです。クルマを買うために貯金を始め、お金が貯まってから購入という方法もありますが、マイカーローンを使うとこの順序を逆にできます。

例えば、300万円の自動車を購入したい場合、毎月5万円ずつ貯金すると、ちょうど5年で300万円が貯まります。つまり、300万円の自動車を購入したいと思い立ってから5年後にようやく購入できるわけです。

一方、マイカーローンを利用すると、先に300万円のお金を手にして自動車を購入できます。そして、コツコツと返済していくという順番です。両者を比べると、先に自動車を手に入れて返済していくパターンのほうが、望んだときにクルマを手に入れられます。

こうしたローンの仕組みは、金額が大きくなればなるほど効果をもたらします。

マイホームなど、数千万円が必要になる買い物の場合、購入したいと思っても、必要なお金を貯めるまでに何十年もの期間が必要です。それなら住宅ローンを利用して、先に望みのマイホームを手に入れ、マイホームに住みながら返済していくほうが時間を効果的に使えます。

マイカーローンのデメリットとは?

一方、マイカーローンのデメリットは、支払総額が大きくなることです。

マイカーローンには、金利が存在しています。金利とは、お金を借りた場合に、借り手が貸し手に支払う利息の元金に対する割合のことで、金利が高ければ高いほど、支払総額が大きくなってしまいます。

もし仮に、300万円のお金を借りて、金利10%、ボーナス月の返済なしという条件で、5年を返済期間とすると、支払総額は380万円以上になり、現金で一括購入するよりも80万円も多く支払うことになります。

そのため、金利の高いマイカーローンから、金利の低いマイカーローンへ借り換えることで、月々の負担を和らげようとすることを「マイカーローンの借り換え」と言います。

しかし残念ながら、借り換えはいつどんな時でも得をするというわけではありません。マイカーローンの借り換えにおける、メリットとデメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。

マイカーローンの借り換えとは?

カーローンの借り換えとは、現在融資を受けているマイカーローンとは別のマイカーローン会社で新たな契約を結んで借り入れし、その借り入れ金で現在のマイカーローンの繰上返済に利用する方法です。

借りているローン会社を変更することで現在のマイカーローンの契約は終了となり、新しく契約したマイカーローンに返済していく形になります。

もし、現在のマイカーローンの金利より、新しく契約するマイカーローンの金利が低ければ、それだけ支払総額は少なくなり、毎月の返済額も安くなるでしょう。

もし現在、ディーラーローンで高い金利を払っているなら、低い金利の銀行系ローンに借り換えることで、返済総額および月々の返済額を少なくできる可能性があります。しかし、こうした借り換えにもメリットとデメリットがあります。

借り換えのメリットとデメリット

低い金利のマイカーローンへ借り換えするメリットは、何といっても「月々の返済額」と「総返済額」を安くできる可能性があることです。

借り換えは他のローンでもよく取られる方法で、金利の優遇が受けられたり、借り入れ先をひとつにまとめることで管理がしやすくなったりするメリットもあります。

一方、マイカーローンを借り換えるデメリットは、手間がかかることです。借り換えには、現在のマイカーローンへの繰り上げ返済手続きや、新しく契約するマイカーローンの申し込み・審査などがあり、かなりの時間と労力を要します。

また、繰り上げ返済などには手数料が必要になる場合も多く、場合によってはあまり得にならないか、損になることさえあり得ます。

現在の金利がかなり高い、他にもローンがあってひとつにまとめたほうが管理しやすいなどの状況であれば、メリットの方が大きい、つまり借り入れに向いていると言えるでしょう。

一方、マイカーローンの借り換え先の審査に不安がある、現在のマイカーローンの金利が安いなどの状況であれば、借り換えによるデメリットの方が大きくなる可能性が高く、マイカーローンの借り換えに向いていないかもしれません。

借り換えで確認すべきポイント

諸経費と金利差の関係

借り換えに関わる諸経費には、事務手数料、繰り上げ返済手数料、違約金(解約金)、保証料、印紙代などがあります。

実際にどの費用がかかるかは、それぞれのローン会社によって異なりますが、これらの総額を必ずチェックするようにしましょう。その上で金利による支払総額を確認し、それぞれを比較してみます。

金利の比較ではお得になるように見えても、これら諸経費を加味して考えると、借り換えによる節約がさほど大きくなかったり、損になってしまうこともあり得ます。

残価設定型クレジットか

残価設定型クレジットとは、「残クレ」とも呼ばれ、数年後の自動車の価値、つまり残価を差し引いた金額でローンが組まれる方式です。

残価設定型クレジットは残価がローンの最終返済回まで据え置かれるため、月々の返済額が低くなり、銀行系ローンに近い金利になっているものもあります。

一方、ローン契約終了時には自動車を返却するか、残価を支払って買い取るか、その自動車を下取りに出すか、選ぶ必要があります。

この残価設定型クレジットを途中解約すると、クルマの査定額によっては支払額がかなり多くなる可能性があります。手数料や金利に加えて、こうした点も加味して考慮する必要があります。

現在のローンはアドオン方式か

アドオン方式とは、利息の計算方式のひとつで、元金に対して分割払い回数と金利を掛けて利息額を算出する方式です。

このアドオン方式を採用すると、利息と元金が一定なので分かりやすい反面、支払総額が多くなってしまいます。

もし現在のローンがアドオン方式になっていると、借入残高に金利が含まれてしまうため、借り換えすると損になってしまう可能性があります。

借り入れ手順とシミュレーション

マイカーローンの借り換えは、新たなローン会社から借り入れたお金で、現在のマイカーローンを一括返済し、その後に新たな借り入れ先に返済していくという流れで、具体的には以下のような手順です。

・新しい借り換え先カーローン会社に申し込みして審査を受ける
・融資を受けたら、現在借り入れているローン会社へ繰上返済の意思を伝え、一括返済を実行する
・一括返済完了後、新しいローン会社へ返済していく

こうした借り換えには、書類が多数必要になります。借り入れ先によって必要なものは異なりますが、一般的には次のようなものを用意するとよいでしょう。

・本人確認書類(運転免許証など)
・勤続年数が確認できる書類(健康保険証、ねんきん定期便など)
・所得証明書(源泉徴収票、確定申告書の控えなど)
・現在のローンの返済状況(返済予定表など)
・車検証のコピー
・銀行届出印

借り換えには時間と手間もかかりますが、必要書類等を事前に準備しておけばスムーズに進みます。

300万円のクルマで、借り換えシミュレーションしてみる!

では、借り換えによって、支払総額はどのように異なるのか、シミュレーションしてみましょう。

今回は分かりやすく、300万円の借り入れ、返済期間は5年(60カ月)、ボーナス月なし、事務手数料なし、元利均等返済を条件に考えます。

もし、金利8.00%のディーラーローンで借りた場合、返済総額は「364万9,750円」で、利子額は「64万9,750円」となります。そのまま返済していくと、毎月の返済額は「6万829円」です。

これを、ちょうど2年(24カ月)経ったところで、金利2.50%の銀行系ローンに借り換えます。

このときの借入金残高は「194万1,161円」です。そこで、切りよく「190万円」を銀行系ローンで借り入れました。結果、毎月の返済額は「5万4,836円」になります。

比較してみると、残り36カ月の毎月の返済額は約6,000円安くなり、総額20万円以上、お得になる計算です。

ここには前述の事務手数料、繰り上げ返済手数料、違約金(解約金)、保証料などが含まれていませんので、実際にはこれらも含めて再度計算する必要がありますのでご注意ください。

低金利なおすすめマイカーローン

横浜銀行 マイカーローン

横浜銀行が提供しているマイカーローンは、来店不要のWeb完結型です。最大の魅力は低い金利で、変動金利(保証料0円)の年0.9%~2.4%(2021年10月時点の店頭表示金利)です。実際の金利については、審査結果に応じて、この範囲内で個別に案内されます。

マイカーローンとしての使い道は幅広く、自動車の購入から免許の取得まで利用可能です。もし横浜銀行の営業圏内に住んでいるのなら、検討してみるとよいでしょう。

三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン

三菱UFJ銀行が提供するネットDEマイカーローンも、申込から契約までWebで完結できる商品となっています。金利は、変動金利の年2.975%のみですが、定期的にキャンペーンを実施しており、住宅ローンの利用者向けには、さらにお得になるキャンペーンを展開していることがあります。

ネットバンキングを使えば、繰り上げ返済を手数料無料でおこなえるので、そうしたサービス面での充実も魅力のひとつでしょう。

まとめ

《写真提供:photoAC》もし高い金利になっているなら、一度検討してみるのはいかが?

今回はマイカーローンの借り換えをまとめました。手間もかかりますが、上手に活用すれば、かなりのお得も見込めます。1~2日働いたと思って、少し時間をかけて検討し、考慮してみるのはどうでしょうか。

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口座開設はめんどくさい!そんな方向けのマイカーローンって?

上記ランキングに有るような銀行系のマイカーローンの場合、その銀行の口座開設が必須条件となってきます。「口座開設まではちょっと。。。」という方は非銀行系(ノンバンク系)のマイカーローンがおすすめです。下記の『ジャパンダ・ネットマイカーローン』でしたら口座開設不要なうえに来店も不要です。さらに固定金利で安心です。


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