トヨタのカムリ新型、日本仕様の内外装公開!!
カムリは全世界で1800万台以上販売された、トヨタのベストセラーカーです。売上TOP5の常連車種として、特に北米市場で絶大なる人気を誇っています。ハイブリッド搭載で燃費は23.4km/Lと改善し、2.5Lとは思えない経済性とエレガントな造形美が魅力のトヨタ自慢の世界戦略カーです。
5月18日、今夏発売予定の新型『カムリ』について、トヨタ自動車が日本仕様の内外装を初公開しました。
新型カムリは2017年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー2017でワールドプレミアしました。
8代目となる新型は、カムリが培ってきた高い品質や耐久性、信頼性や実用性に、いっそうの磨きをかけて登場しました。
さらに、トヨタが考える理想の次世代グローバルミッドサイズセダンを実現するために、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)による構造改革をこれまで以上に推し進め、プラットフォームに加えてパワートレーンユニットも一体的に開発。
エモーショナルで美しいスタイルや、意のままの走りを追求しました。
新型カムリは、現行モデルに対して、スポーティさを引き上げた外観や、ナビゲーション用の大型モニターがダッシュボード中央に、高レベルのフィット感で組み込まれているのがわかります。
トヨタ自動車が1月9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2017で初公開した新型『カムリ』。同車の日本市場での発売時期が、2017年夏ごろに決定した。
8代目となる新型カムリには、トヨタの新たなクルマ作り、「TNGA」(Toyota New Global Architecture)を全面的に採用。例えば、パワートレインには、TNGAによって構造や構成を全面的に作り直し、高い走行性能と環境性能を両立させた新型エンジン「ダイナミックフォース」を初搭載。ガソリンエンジンは、直噴2.5リットル直列4気筒を積む。
このエンジンには、同じくTNGAにより全面刷新された新型トランスミッション、8速AT「ダイレクトシフト」を組み合わせた。世界トップレベルの伝達効率を実現するとともに、多段化、ロックアップ領域の拡大により、ドライバーの意のままに反応する走りを追求している。
また、プラットフォームも、TNGAに基づき刷新。「GA-K」と呼ばれるプラットフォームは、低重心化、ボディとフロア剛性の強化、エンジンのマウント位置見直しのほか、リアに新サスペンションを採用した。
この新型カムリが、日本では2017年夏ごろ発売予定。全国のトヨタカローラ店に加え、トヨペット店およびネッツ店(東京地区は東京トヨタでも販売)で取り扱う。トヨタは、「車のパッケージ全体を一新することで、操縦安定性や乗り心地などの性能を幅広く向上させた」とコメントしている。
カムリ、タイで大人気!?
日本でトヨタ『カムリ』と言っても実際に話題になることはあまり多くありません。がしかし、ここタイでは状況が違います。
実は、カムリはホンダ『アコード』と並んで大人気の高級セダンなのです。
トヨタは、タイにおいても信頼性の高さから絶大な人気を持つブランド。
カムリはそのラインナップにおいて最上級セダンとなります。
この人気の理由は、何なのでしょうか。それは、「信頼のトヨタでいちばんいいセダンを買おう。じゃあカムリだね」という実にわかりやすい理由から選ばれ、販売台数も多いそうです。
もうひとつタイの自動車業界を語るうえで外せないのが、タイの人々はスポーティなクルマが好き。そしてドレスアップも大好き、ということ。
ではそんなタイで、大人気のカムリにどんな仕様が生まれることになるのでしょうか。
「Extremo」といったエアロ仕様や、「ESPORT」という北米仕様に近いレクサス似のフロントバンパーを組みあわせたドレスアップ仕様が、カタログモデルとして登場することになるのです。
日本ではハイブリッド車だけが販売されているカムリですが、タイでは2.0リットルと2.5リットルのガソリンがあり、そして2.5リットルエンジンのハイブリッド車が最上級という位置づけにあります。
そんなカムリの価格はスタンダードモデルでも139万9000バーツ(約450万円)。物価を加味すると、日本でいえば1000万円オーバー感覚でレクサス『LS』並みの超高級車。「カムリExtremo」が148万9000バーツ、「カムリ ESPORT」は163万9000バーツからとなります。
気になる カムリの外観は?
カムリの外観は、走りを予感させるスポーティで洗練されたデザインを追求しました。
バンパーコーナーをより立体的で大胆な構成にした「アンダープライオリティ」により、トヨタ独自フロントの表情「キーンルック」を進化。
スリムなアッパーグリルと大きく構えたロアグリルを対比させ、低重心感とワイドなスタンスを強調しています。
■カムリ、インテリアデザインは?
インテリアは、TNGAに基づく新パッケージにより、前方視界に優れた軽快でスポーティなインパネとグローバルミッドサイズセダンに相応しい広々とした空間を両立。
次世代インターフェースとして、カラーヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイ、8インチオーディオビジュアルナビゲーションシステムが相互にリンク。
操作性を大幅に向上しつつ、流れるような曲線が際立てるフラッシュサーフェイスの表示パネルが未来感を演出します。
モデリスタ仕様もスタンバイ!!
今夏発売予定の新型カムリに合わせて、トヨタモデリスタインターナショナルから、カスタマイズアイテムが登場します。
これは5月18日、トヨタモデリスタが公式Facebookページで明らかにしたものです。
新型カムリの日本仕様に関して、モデリスタによるカスタマイズ車の画像を先行公開しています。
現時点では、その詳しい内容や価格は、公表されていません。ただし、配信されている画像からは、モデリスタエアロキットが設定されることが判明しています。
モデリスタエアロキットとは、サイドスカート、フロントスポイラー、リアスカートの3点をセットしたものです。これがあれば、新型カムリをさらにアグレッシブに変身させることが可能ですよ。
トヨタモデリスタは、「詳細については、今後情報発信していく予定」とコメントしています。