なぜ、キャデラック エスカレードがいかついのか。それは、圧倒的なサイズのデカさにあります。
なんといっても、全長5,400mm×全幅2,065mm×全高1,930mmという、超巨大ボディなので、こんな車の前を走っていたら、バックミラーがエスカレードのいかついフロントグリルでいっぱいになってしまいます。
おそらく、日本で販売されている普通免許で乗れる車のなかでは、一二を争う大きさと思われるエスカレード。デザインも大きさを隠さず、むしろ強調しているので、余計にいかつい車に見えてしまいますね!
最新型のエスカレード、画像の右側に映っている軽自動車とのサイズ差がすごい!軽自動車の全幅は1,480mm以内で、エスカレードが2,065mmですから、車幅だけで約59cmも違います。どれだけ大きいのでしょう!
■BMW 7シリーズ
《画像提供:Response》《photo by BMW》BMW 7シリーズ 新型の「M760e xDrive」
新型BMW 7シリーズの特徴は、フロントマスク。この、なんだかよくわからないデザインのフロントマスクが、運転している車のバックミラーにババン!と映ったら、普通の人は不気味に思うのではないでしょうか?とくに、画像のM760eは巨大なキドニーグリルがブラックアウトされているので、余計に不気味さが強調されていますね。
新型7シリーズのフロントマスクは、ヘッドランプがどこにあるのかよくわからないデザインで、価格が1,500万円近くする高級車のフロントマスクとしては、攻めたデザインです。BMWは普通の顔つきでは永遠のライバルのメルセデス・ベンツ Sクラスにかなわないと思ったのでしょうか?
新型7シリーズは、全長が5,391mmもある巨大なセダンですが、そんなデカい車がこんなに不気味な顔つきをしていると、なんだか巨大な深海魚が走っているような感覚になります。デザインが不気味すぎて近寄りたくない車、それが新型7シリーズです。
大変正直な感想ですね・・・。それにしても、BMWのキドニーグリルって、どこまで大きくなるんでしょうね!
■ロールス・ロイス カリナン
《画像提供:Response》ロールスロイス・カリナン
いかつくて近寄りたくない車 No.1は、やはりロールス・ロイス カリナンでしょう。まず、超高価です。カリナンの新車価格は、38,709,091円!税抜価格なので、10%の消費税だけで約387万円にもなり、これだけで立派な車が買えます。
万が一、こんな超高価な車の後ろを走っていて追突でもしてしまったら、いったいいくらの修理代がかかるんでしょうね!そう考えると、カリナンには近づかないのが一番です。
さらに、カリナンはいかつさでもほかの車を寄せ付けません!カリナンが自分の後ろを走ってたら、車のバックミラーいっぱいに、ロールスロイスのパルテノン神殿型グリルが映るのです!もう、そうなったらそそくさと道を譲るしかないですね。エスカレードやG63とは違った、上品でエレガントだけどいかつい、という雰囲気をカリナンは持っています。
「カリナン」という名前は、世界最大のダイヤモンド原石から取られたそうです。いやぁ、名前からしていかついですね!
新車価格が4,000万円以上するカリナンに、さらにお金をかけてカスタマイズする方も!このホイール、何インチなんでしょう!?ローダウンも決まっていて、いかついですね。
まとめ
いかつい車、近づきたくない車をみてきましたが、いかがでしたか?いかつい車だけでなく、プリウスみたいな車まで近づきたくない車になってしまうなんて、意外でしたね。読者の皆さんは、くれぐれも安全運転をお願いします!