レクサスの最高級セダン レクサスLS(エルエス)基本情報
レクサスLSは、トヨタが展開する高級車ブランド「レクサス」のセダンです。
2018年現在、販売されているのは5代目モデルです。
本記事では、レクサスの最高級セダン・LSのスペック 燃費 試乗評価 性能 新車価格 中古価格について改めて見ていきます。
LSが気になっているという方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
■レクサスLS(エルエス)とは
レクサスLSは、レクサスから販売されているレクサスのフラッグシップセダンです。
初代は1989年に登場し、現行モデルは5代目になります。
現行LSは、2017年のデトロイトモーターショー2017にて初公開されました。
日本では、ガソリン車のLS500と、ハイブリッド車のLS500hの2モデルが用意されていて、それぞれ、標準仕様、「I Package」、「F SPORT」、「version L」、「EXECUTIVE」の5種類の仕様から選ぶことが可能になっています。
名前の由来は「Luxury Sedan」の頭文字の略称からきています。
■レクサス LS(エルエス) 基本スペック(ボディサイズ・燃費・エンジン)
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,235×1,900×1,460(ホイールベース:3,125mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,280~2,390kg | |
燃費 | JC08モード:15.6~14.4km/L | |
エンジン種類 | V型6気筒 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 220kW(299PS) /6,600rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 356N·m (36.3kgf·m) /5,100rpm | |
タンク容量 | 82L | |
駆動方式 | AWD | |
トランスミッション | マルチステージハイブリッドトランスミッション (電気式無段変速機) |
■レクサス LS(エルエス) 試乗評価・感想・レビュー
試乗記【レクサスLS ターボ】
今回、やっとその機会が訪れ、公道での試乗となったわけだ。ターボエンジンの型式は「V35A-FTS」と呼ばれるタイプで、このLSが初採用となる。最高出力は422馬力、最大トルクは600Nmと強大。ミッションは10速のATが組み合わされる。長きにわたりV8自然吸気エンジンを搭載してきたLSとV6ターボとのマッチングはどうか? 試乗のポイントはこの1点に絞れるとも言える。
答えは「よし」だ。V6ターボになったことによって、LSのよさは失われていない。いや従来のLSのよさに加えて、さらなる魅力を増したとも言える。LSに求められるラグジュアリー性はもちろん、新たにLSにプラスしようとしているパーソナル性、つまりドライバーズカーとしての魅力を増大するのに大いに役立っている。
トルクの立ち上がりは低速から力強い。最大トルクは1600回転で発生4800回転までフラットに維持される。そこに10速のATが組み合わされる。アクセルをゆっくり踏んでいくと、まるでCVTのように間断なくスムーズに加速を続ける。100km/h時のエンジン回転数はわずか1600回転だ。「まるでモーターのようなフィーリング」かつては褒め言葉にならなかったこの言葉だが、現代のプレミアムエンジンにとっては最高の褒め言葉となるだろう。
試乗記【レクサス LS500h】
都内の一般道ではさすがに大きさを感じる。朝の通勤ラッシュ時ではとくにそうなる。このクラスになると、すいている車線を探すような頑張りはしなくなるもの、どっしり構えて前を目指すしかないし、ちょこまか動くのは似合わない。芝公園の首都高速料金所は、ちょっとドキドキものだったが、首都高に入ってしまえばそれほど大きさを感じることはなかった。
ハイブリッド4WDでワインディングを走ったが、これがけっこう気持ちいい。いや、けっこうレベルを超えてスポーティですらある。とくに伊豆スカイラインのような道幅がある程度確保され、通行量も少ないワインディングではその魅力はさらに増す。
後席メインのショーファードリブンという使い方はもちろん、ドライバーズカーとしての要素も十分に備えているのが新型LSであるといって間違いない。
試乗記【レクサス LS500h FSPORT】
「F SPORT」は、大人のスポーツセダンを目指し、走行性能を高めるとともに、内外装に専用装備を充実させた。
F SPORT専用のスピンドルグリルは、新たな意匠によりスポーツイメージを追求、グリルモールは漆黒メッキを施しアグレッシブな印象を与えている。
走行性能面では、レクサスダイナミックハンドリングシステムに、アクティブスタビライザーを協調制御させることで、様々な路面に対してボディを安定させ、タイヤの接地を向上。駆動力を効率よく路面に伝えることができる。
■レクサス LS(エルエス) 新車価格
レクサスLSの新車価格はガソリン車なのか、ハイブリッド車なのか、また、モデルにより異なります。
価格帯は下記の通りです。
■LS500
980万円~1540万円
■LS500h(ハイブリッド車)
1120万円~1640万円
■レクサス LS(エルエス) 中古車価格
LSが欲しい、でも1000万円~も出せない。
そんな方には中古車がオススメです。LSの相場はいったいどれくらいの価格なのでしょうか。調べてみました。
現行モデル(2017年~)は、中古でも値段が張り、1200万円~というものがほとんどでした。
一方で、型落ちしたLSの価格帯を調べてみたところ、状態やモデルにもよりますが、960万円~1600万円ほどになります。
型落ちした4代目モデルであれば、新車価格で購入するよりもお得に購入できるものもありますので、気になる方はぜひ一度検討してみることをオススメします。
最後に
本記事では、レクサスのフラッグシップセダン、LSの基本情報についてお届けいたしました。LSは、レクサスのフラッグシップセダンというだけあって、外装・内装はもちろん、性能にも妥協をしない一台です。
レクサスの最近のニュースとしては、ES新型が日本導入されるという発表や、UXの発売、そしてLQの発売も示唆されていますね。
LS以外にも、レクサスブランドの新型車情報が気になるという方は下記記事も合わせてご覧ください。