車を売るにはどんな方法がある?
車を売るには「買取」と「下取」の方法があります。
乗っている車を売却する前に、どのくらいの査定価格が相場になっているか気になりますよね。あらかじめ査定価格の相場を把握していると、契約時に交渉がしやすくなったりします。
■そもそも下取りと買い取りの違いとは
そもそも下取りと買い取りの違いはなんでしょうか。
下取りとは、新しく新車または中古車を買うお店に、今まで自分が乗っていた車を引き取ってもらうことです。
一方、買い取りは、買取専門店・販売店に、新しい車の購入とは関係なしに直接車を売却することです。
車買取の査定相場を調べる方法は?
乗っている車を売却する前に、どのくらいの査定価格が相場になっているか気になりますよね。
あらかじめ査定価格の相場を把握していると、契約時に交渉がしやすくなったりします。
相場の基準は「グレード」「年式」「走行距離」の情報で、おおよその相場を調べる事が誰でも可能です。
調べる方法はインターネット中古車買取相場サイトを利用するか、古車販売店で見積もりを依頼するなどと様々です。
高く車を買い取ってもらうには?
車を高く買い取ってもらう方法はいくつかあります。どの時期に手放すか、見積もりはどこでしてもらうかなどを知っているだけでも、売却する側からすれば、かなり有利な立場になります。
■4WD仕様なら季節に注意する
10月から12月の冬の時期に、4WD仕様の車の需要が高まります。
その時に人気のある4WD仕様の車の査定額は他の時期と比べて高値で取引が行われることが多いので値段交渉がとてもしやすいです。
特にSUVの車は、元々車体価格が落ちにくいので交渉の仕方しだいでは、高く売れる事もあります。後は冬場に無くてはならないスタッドレスタイヤなども上手に使って交渉するといいでしょう。
■査定は複数からの見積りをとる
査定してもらうには、1社だけでは無く複数から見積もりをもらいましょう。買取りをしてくれる買取業者によって、どの車なら高く買取りができるなど条件が異なっています。
売却する車が欲しい場合、好条件を出してくれる事もあります。
■査定してもらう前に!やっておきたいこと
自動車は綺麗な状態がいいです。
査定前に洗車と室内の掃除をしっかりする事によって、車と持ち主どちらも好印象になり商談がスムーズになるなどのメリットがあります。
■1社だけの査定で決めない
複数で査定をするのは、めんどくさいなどという理由から1社だけの査定で済ましてしまうことがあります。
しかし、査定をしてもらう時は、複数の業者に査定をしてもらうことをおすすめします。
なぜなら、金額を比べないと後で損をしてしまうことがあるからです。
複数の業者で査定をしてもらうと、少なからず査定額に差が出ることがあります。
一度契約をしてしまった後に、他の業者が高値を掲示してきたとしてもキャンセルは難しいです。少しでも高い値段で売却できるように、複数の業者で査定してもらいましょう。
■他社での査定額を知った上で交渉する
査定を行う時、何社かで行う傾向があります。
その時に他社の査定額に対して金額をいくらか上乗せする方法がおすすめです。
査定に来た人から「まだ、別の所で査定の依頼をしていますか?」など聞かれたりするので、
前もって査定額を聞いているなら、聞いた金額に5~10万円程上乗せして伝えてみましょう。
買取業者の中でも、ライバル社があるので場合によっては対抗してくれる可能性が非常に高いです。
気持ち高めの金額を伝える事によって、どこまで可能な範囲内か確認してくれるので伝えた方が得をすることもありますので頭に入れておくといいかもしれません。
■こちらからの希望額は伝えない
査定してもらう時には、希望金額は伝えない方がベターでしょう。
インターネットなどで、自分が乗っている車の、おおよその価格を見る事ができますが鵜呑みにしてはいけません。自ら伝えた金額が、基準になってしまいそれ以上になるのが難しくなってしまう事があります。
季節やその時の流行りなどでも、車の査定額は大きく変わってしまいますので、査定時は言わずに向こうが値段を提示するまで待った方がスムーズに進むことが多いので、焦りは禁物です。
買取査定でのトラブル防止のために
車を売却する時に、「強引な買取」や「契約後のキャンセル」などでトラブルが発生してしまうことがあります。
大手買取業者であれば問題ないでしょ、と思われる方も多いかもしれませんが、大手買取業者でも、支店や営業担当によって対応が異なるケースがあるので安心しきってはいけません。
必ず査定をお願いする前に、口コミや評価などを確認して下調べをしましょう。
強引に売却を迫られたり、納得のいかない条件になる場合は売る必要がありません。担当してくれる営業が、強引だったり押しが強すぎて冷静に対応がでない状況で契約してしまうと後からトラブルが発生する可能性が高くなってしまうので、冷静にその場で断って下さい。
査定してもらう時に、「事故歴」「修復歴」を聞かれます。査定に影響すると思い、正確に伝えない人がいますが、しっかり答える事でトラブル防止になります。
後からトラブルになると、とても厄介です。
聞かれた内容は、ウソ偽りなくしっかり答えて査定・売却が納得できる業者をゆっくり探しましょう。
■傷や損傷はあらかじめ伝えておく
車を査定する時は、外観から内装の確認を行い保証書などが有るかの確認などが行われます。
天候が良く晴れている時などでも、光の反射で気付きにくかったり、雨が降っていたり曇りの時に確認を行えば、見落としがある可能性は非常に高いです。
査定を行ってもらう前に、洗車するのが基本になるので、その時に事前に傷や損傷している箇所の確認を行い把握しておく必要があります。自分で分かる傷や損傷ヶ所を査定時に報告しておけば、後々トラブルなどにならないですみます。
■売買契約書はしっかりと読む
車の売却では、契約書を交わします。これが売買契約書です。
この、売買契約書とは、売り手と買い手の間で取引に関する取り決めを書面にしたものになります。
取り決めの内容には、販売・支払いの条件や何を・誰が、いつ、いくらで、といった売買の取引内容が含まれます。
その時にしっかりと読んで理解しないといけません。
「売却金額に含まれている内容」
売却で自動車税などの金額はどの様になっているのか、支払い方法が振込になるのか現金で渡されるか、いつ頃受け取ることが可能なのか不明な点があればその場で直ぐに確認しましょう。
「名義変更の費用」
車の売却する時に必ず名義変更が必要です。買取業者が代行してくれるケースが殆どですが、費用がいくらになるか確認しましょう。
「契約後のキャンセル」
契約した後にキャンセルをやはりキャンセルしたい方もいます。しかし車の売却ではクーリングオフが適用外になっています。
また、契約書には、キャンセル時に違約金が発生すると記載されている場合は、支払わなければなりませんので確認しておきましょう。
業者によって、キャンセル時の負担額が異なっています。買取り金額から10%もしくは10万円になっているので確認しましょう。疑問点が見つかれば、直ぐに確認をしましょう。
最後に
いかがでしたか。
本記事では改めて車買取の査定相場を調べる方法や、高く買い取ってもらうにはどうしたらいいのかをまとめて紹介しました。
中古車を下取りしたい!買い取りしたいという方はぜひ試してみてくださいね。