テスラ 新型EVのモデルYを発表!電動コンパクトSUVで航続距離は約483km
テスラ・モデルY
テスラは3月14日(日本時間3月15日)、新型EVの『モデルY』(Tesla Model Y)を米国カリフォルニア州ロサンゼルスのデザインスタジオで初公開しました。モデルYは、『ロードスター』、『モデルS』、『モデルX』、『モデル3』に続くテスラのEVになります。
■テスラのモデルYはどんなデザインになった?
テスラ・モデルY
モデルYのデザインは、車台を共用するモデル3と共通イメージ。
前後マスクは、モデル3のモチーフを色濃く受け継いでいます。
一方で、モデル3よりも背の高いデザインを採用。
これは、上級の『モデルX』を思わせるデザインに仕上がっています。
ただし、モデルYには、モデルXのようなガルウイングドアは採用されず、リアドアは一般的なヒンジ式となっています。ホイールは18インチまたは19インチで、トップグレードは20インチ。
■テスラ モデルY インテリアは
テスラ・モデルY
インテリアは、モデルS同様、非常にシンプルなデザインとしました。
ダッシュボードには、3本スポークのステアリングホイールと大型の15インチのディスプレイモニターが装備されるのみ。この大型15インチディスプレイモニターに、ナビゲーションなどのインフォテインメント、バッテリーの残容量や充電状況などを表示しています。
インターネットへの接続も可能。部分的な自動運転機能の「オートパイロット」などの設定も、このディスプレイモニターで行います。
センターコンソールの収納には、USBポート4個と2個のスマートフォンが接続できるコネクターが備わっています。
■テスラ モデルY トップグレードは0~96km/h加速3.5秒
テスラ・モデルY
モデルYの米国仕様は、複数のグレードを設定しています。
モデルYのベースグレードの「スタンダードレンジ」は、モーターをリアに1個搭載し、後輪を駆動。
動力性能は0~96km/h加速が5.9秒、最高速は193km/hになります。
また、バッテリーの蓄電容量はシリーズ最小として、価格を抑えているのが特徴。それでも1回の充電での航続は、最大で230マイル(約370km)を確保しています。
モデルYの「ロングレンジRWD」グレードは、ベースグレードと同じく、モーターをリアに1個搭載し、後輪を駆動。
動力性能は0~96km/h加速が5.5秒、最高速は209km/hに。
バッテリーの蓄電容量はベースグレードよりも大容量化。1回の充電での航続は、最大で300マイル(約483km)に到達します。
また、テスラによると、483kmの航続は、現在市販されている電動SUVで最長になるんだとか。
テスラ・モデルY
モデルYの「ロングレンジAWD」グレードは、モーターを前後に搭載し、4輪を駆動する4WD。動力性能は0~96km/h加速が4.8秒、最高速は217km/hとなる。1回の充電での航続は、最大で280マイル(約450km)とした。
モデルYのトップグレードが、「パフォーマンス」グレードだ。モーターを前後に搭載し、4輪を駆動する4WD。動力性能は0~96km/h加速が3.5秒、最高速は241km/h。1回の充電での航続は、最大で280マイル(約450km)となる。
充電については、最新の「スーパーチャージャー」が利用できる。およそ270km走行分のバッテリー容量を、約15分で充電することを可能にしている。
テスラ・モデルY