道の駅 むなかたはどんな駅?
画像はイメージです
道の駅むなかたは、福岡県宗像市にある道の駅です。玄海国定公園である「さつき松原」の隣にあり、玄界灘を一望することができます。
九州地方でも売上げランキング1位を誇るほどの人気がある道の駅で、来場者数は年間およそ170万人。駐車場も300台と広く整備されていますが、休日は多くの人で賑わうためにすぐ満車となってしまいます。
宗像大社
宗像エリアでとれる地元の食材をウリにしており、捕れたばかりの新鮮な魚や採れたての野菜が楽しめます。
休日には開店前から行列ができるほどの盛況ぶりで、午前中には直売店で売られている品物が売り切れになるほどです。
道の駅むなかたの周辺には、国宝がたくさんある「宗像大社」・弘法大師ゆかりのお寺である「鎮国寺」・玄界灘に浮かぶ小さな島「大島」など、見どころある観光スポットがたくさんあります。これらの観光ついでに立ち寄るのもおすすめです。
道の駅 むなかたの基本情報
道の駅むなかたには、「物販直売店」「食堂」「米粉パン工房」「宗像観光おみやげ館」などのさまざまなお店が並んでいます。
物販直売店では、新鮮な魚類や野菜類が並べられています。新鮮な海の幸と山の幸を同時に楽しめるのは、道の駅むなかたの魅力です。新鮮な魚や野菜がおすすめなのはもちろんのこと、それらを加工して作ったお弁当やオリジナル加工品も評判が高いです。
公式HPにて、水産物や農作物の入荷情報・宗像市の今の旬野菜や魚類・おすすめのレシピやさばきかたなどが掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
駅内にある「おふくろ食堂はまゆう」レストランは、連日多くの人で賑わっています。新鮮な魚や野菜の料理を手軽に楽しめて、価格もリーズナブル。海鮮を中心としたメニューが豊富で、おふくろの味を大切にしています。お腹がすいたらぜひ立ち寄ってみてください。
「米粉パン工房 姫の穂」は、宗像市や隣の福津市で収穫したお米を使ったパンが人気のお店です。とくに「玄米食パン」は一番人気で、米粉と玄米が練り込まれた生地はふわふわとして甘みがあります。ほかにもボリュームあるシフォンケーキや亀の形をしたフランスパンなど、ユニークで美味しいパンが並んでいます。
ほかにも道の駅むなかたには、職体験や旬菜バイキングができる人気のスポット「政助ふるさと村」のアンテナショップがあります。テイクアウトメニューが充実しており、「九州各地のご当地ソフトメニュー」や「むなかた牛たっぷり特選コロッケ」など、地元ならではのメニューが楽しめます。
■アクセス情報
住所:〒811-3502 福岡県宗像市江口1172
交通アクセス:九州自動車道・古賀ICを降りたら35号・495号などを経由して北へ向かう。所要時間はおよそ30分。
駐車場:300台
定休日:毎月の第4月曜日(祝日に当たるときは翌日休み)
お盆時期・年末年始・館内メンテンナンス時期(2月の第4月曜・火曜)
営業時間:・物産直売所 9:00~17:00(6月から9月は8:30より)
・レストランはまゆう 11:00~16:00(オーダーストップ 15:30)
・パン工房、おみやげ館、孝行や 9:00~17:00
道の駅 むなかたを楽しむならここはチェック!
道の駅むなかたにはさまざまなお店がありますが、とくにおすすめの施設やコーナーを紹介していきます。
■① 朝一で来たらまずはココ!「鮮魚コーナー」
道の駅むなかたにある物産直売店のおよそ3割ほども占めているのが、水産物コーナーです。新鮮な魚や加工された魚が所狭しと並んでいるのが特徴的。そんな水産物コーナーの中でも、とくにおすすめなのが朝一番の「鮮魚コーナー」です。
鮮魚コーナーには、その日に水揚げされた新鮮な魚だけが販売されています。台に並べられたたくさんの魚たちは、一時間以内に水揚げされたものばかり。食卓に並ぶ魚から珍しい魚まで、さまざまな種類がずらりと並んでいます。とくに「鮮度」を重視しており、スタッフが鮮度チェックを随時行っているほどの徹底ぶりです。
ただし大人気のコーナーなので、休日や連休時期だと数時間で売り切れてしまうこともあるので、新鮮な魚をゲットするためにも、ぜひ朝一番の時間帯を狙ってみてください。
魚をさばくのが得意ではない方でも、スタッフに尋ねれば三枚おろしにしてもらえたり(有料)、おろし方を教えてもらうこともできます。
■② 鮮魚だけじゃない!山の幸も新鮮な「青果コーナー」
物産直売店には魚だけではなく、地元産の野菜や果物も購入することができます。さまざまな種類が販売されており、どれも色鮮やかでみずみずしいほどの新鮮さを保っています。リーズナブルな値段で手に入るので、こちらも人気のコーナーです。
朝一番に訪れれば採れたての野菜や果物が手に入りますが、人気の品物はすぐに売り切れてしまうので、なるべく開店直後の時間を狙うと良いでしょう。
■③ どれを買うか迷う商品がズラリ「宗像観光おみやげ館」
「宗像観光おみやげ館」は、道の駅むなかたにある物産直売店のすぐ右に併設されている建物のことです。2018年4月に出来たばかりの、新しい施設になります。
ここには名前のとおり、宗像だけで手に入る特産品や名菓、数々のお土産が売られています。その数や種類はとても多く、どれを買おうか迷ってしまうことでしょう。
そのほかにも、観光お土産情報コーナー、テイクアウトショップ、世界遺産関連グッズコーナーなどがあり、飽きることがないでしょう。また隣には「にぎわいスペース」があり、イベント時にはさまざまな出店が立ち並びます。椅子やテーブルなども配置されているので、休憩スペースとして利用するのもおすすめです。
■④ 鮮度バツグンの食材を美味しく楽しむ「おふくろ食堂はまゆう」
道の駅むなかたには連日大人気の食堂があります。それが「おふくろ食堂はまゆう」です。地元産の食材が贅沢に使われており、まさに宗像ならではの味が楽しめます。食堂はカフェテリア方式になっており、好きな料理を自分のトレイに取っていき、最後に会計するスタイルです。
お昼時は大変混みやすいので、時間をずらして行くと良いでしょう。
メニューは宗像ならではの種類が並んでいます。いちおしの名物料理は「玄海茶漬けセット」。白米の上に新鮮な魚をのせて特製だれをかければ、きっとやみつきとなるでしょう。専用のお茶をかければさらさらと食べられます。
ほかにも、「鯛ブリいくら丼」は、捕れたての鯛・ブリ・いくらが贅沢に盛られており、赤だし味噌汁と漬物がついて1,300円!新鮮な鯛とブリを特製だれで盛り付けた「鯛とブリの丼」も、贅沢でおすすめです。
道の駅 むなかたでお土産を買うなら?おすすめのお土産5選
道の駅むなかたには多くのお土産が売られており、どれを買おうか迷ってしまいますよね。そこでここでは、おすすめのお土産を5つご紹介します。
おすすめお土産その1・宗像わかめんべい
「めんべい」とは福岡県の新しいお土産であり、明太子が練り込まれたお煎餅のことです。これに、宗像でとれたわかめもたっぷりと練り込んだお煎餅が「宗像わかめんべい」であり、宗像だけのオリジナルお土産です。プレーン味からマヨネーズ味までさまざまな種類が選べます。明太子の辛さとわかめの香りが両方楽しめ、子どもから大人まで食べられる人気のお菓子です。
類似商品には「宗像あなごめんべい」があり、こちらはあなごが練り込まれています。宗像産の天然あなごを、おやつ感覚で味わうことができます。
おすすめお土産その2・猪カレー
宗像で捕獲された猪を使ったカレーです。使用されている猪肉は臭みがなくて上質なものが選ばれていますから、癖がありません。そんなお肉がゴロゴロと使われているので、なんとも贅沢なカレーです。
宗像市では猪の食用化を進めており、猪の精肉「むなっ猪」なども売られています。猪肉は脂肪が少なくてとてもヘルシー。おまけに脂肪の代謝を促進してくれたり、コラーゲンも豊富に含まれているので、ダイエット中の女性でも安心して食べられますよ。ぜひ、宗像産猪肉が使用されたカレーを味わってみてください。
おすすめお土産その3・活きイカ
道の駅むなかたでは、玄界灘で捕獲できる新鮮な生きイカが売られており、とても鮮度があります。透明なイカは綺麗で美しく、コリコリとした食感がたまりません。旬の時期である夏~秋の時期はとくに美味しさが増します。刺し身にしても美味しいですし、公式HPに掲載されている「やりいかのみそバター炒め」に料理するのもおすすめです。
おすすめお土産その4・ブルーベリー
道の駅むなかたには新鮮なブルーベリーが販売されており、その種類はおよそ20種類!宗像市では夏場にブルーベリー狩りを楽しむことができます。
政助ふるさと村では、このブルーベリーを使用したアイスクリームが販売されています。ブルーベリーソースが甘くて美味しいと評判です。
おすすめお土産その5・ちんこく饅頭
宗像市にある「鎮国寺」から名前の由来があるお饅頭です。和菓子専門店の銘菓であり、宗像市には昔から馴染みのあるお菓子です。バターたっぷりの生地で黄身餡を包んでおり、シナモンの香りがやさしい味わいになっています。甘いものが好きな人や和菓子好きにはおすすめのお土産です。
まとめ
以上、道の駅むなかたについてご紹介しました。
九州地方でNo.1の売上を誇る道の駅で、新鮮な魚や野菜が売られています。
フレッシュな魚や野菜を購入したり、それらを使用された料理をレストランで味わったりと、いろいろな楽しみ方ができるのが魅力です。またお土産ショップも充実しており、ここでしか売っていない宗像ならではの商品も買うことができます。ここでお土産を揃えるのもいいですね。
ただし休日は大変混み合います。とくに物販直売店は、午前中でほとんどが売り切れてしまいますから、なるべく早い時間帯を狙いましょう。