テレビ東京系列話題の "道の駅 駅伝" とは
テレビ東京系列で不定期で配信されているテレビ番組です。
マラソン芸人や元マラソン選手のタレントなど健脚の持ち主がチームを組み、各地の道の駅を巡りながら駅伝形式で走り、ゴールを目指すというものです。
路線バスの旅や鉄道旅などの、のほほんとした雰囲気や絶景が楽しめるといったスタイルではなく、ガチで走るシーンやハードなシーンが見られ、これまでとは異なるエッセンスが楽しめる番組構成になっています。
チームは3人構成で、チームメンバー1人につき1日、合計3日間で、ゴールに指定された道の駅を目指します。
基本的なルールはスタンプラリー形式で、立ち寄る道の駅で設置してあるスタンプをタスキに押さなくてはなりません。
道の駅にようやく到着したとしても、営業時間外などの場合にはスタンプが押せません。
また、道の駅到着後は1時間休まなければならないルールもありますので、その時間を使って、道の駅の魅力などを知ることができます。
3日間の宿泊については、道の駅に併設されている施設で泊まれるほかは、宿泊する場所も自分たちで確保しなくてはなりません。
宿泊の交渉や取材交渉もその場で各自が行い、宿が見つかるまで探し続ける必要があります。
アンカーは最終日のゴールとなる道の駅の営業時間内に到着しないと、タイムアウトで失格になってしまいますので、見ている側もスリリングな時間を楽しめます。
道の駅 駅伝について
道の駅 駅伝9シリーズ目となる「北関東縦断めざせ那須高原」は、芸能人対抗駅伝スペシャルとして放送され話題を集めました。
大人気の道の駅を走りながら巡る駅伝旅は回数を重ねる度に人気を集めており、次の放送はいつかと待ち望む方も少なくありません。
9シリーズ目の舞台となったのは、都心からすぐ近くの北関東にありながら、自然や温泉、食文化や観光にと魅力あふれる栃木路です。
スタート地点となった道の駅は美しい田園風景が広がる埼玉の道の駅「童謡のふる里おおとね」でした。
その後、城下町である小山や宇都宮、日本遺産に選ばれた那須野が原エリアを走り抜け、ゴールに指定された道の駅「那須高原友愛の森」を目指す全長150kmの駅伝です。
対決するチームはオリンピック日本代表選手も?
対決する2チームはシリーズで活躍を見せミスター道の駅駅伝と評される猫ちゃんチームと、ソウルオリンピックの日本代表マラソン選手である松野明美チームです。
もちろん、猫ちゃんチームのキャプテンは、にゃーのフレーズで人気を博した芸人でもある、カンボジア代表としてオリンピックにも出場した経験を持つ猫ひろしです。
率いるメンバーはジャニーズのA.B.C-Z・塚田僚一と、かつてアイドルとして活躍し今ではママでもある鈴木亜美で、2人ともフルマラソンは未経験と不安が残ります。
そのほか、K-1世界チャンピオンとしての経歴も持つ格闘家であり、フルマラソンで4時間を切る実力の持ち主の魔裟斗と、過去に道の駅駅伝で40km以上を走破した元グラドルの熊切あさ美なども出演しました。
道の駅の魅力を知って行きたくなる
道の駅が好きな方にとってはドライブの目的地として、道の駅をピックアップし、1日で何拠点も巡る日帰りドライブや、数日間かけていくつかの道の駅に立ち寄るドライブ旅行をする方もいるかもしれません。
一方で、たまたま立ち寄ったという方や、ドライブ中や帰省中で立ち寄れるのはせいぜい1つだけ、ほかにも行きたい道の駅はあったのだけれどと残念がっている方もいることでしょう。
そんな方にとっても、道の駅には足を運んだことがない方にとっても、この番組は思わず、道の駅に出かけて行きたくなる番組です。
中には番組の駅伝ルートに従って、複数の道の駅を制覇したというリスナーもいらっしゃるかもしれません。
たとえば、第1回の放送では「甲州~日本海330km!道の駅駅伝」と称して17もの道の駅を巡りました。
これはなかなか厳しいものがありますが、家族や友達と何年かかけてでも、少しずつクリアするといった企画を立てても楽しいものです。
第2回の「富士山~伊勢志摩330km!激走!道の駅駅伝2」では12、第3回の茨城~栃木~福島 激走315km!道の駅駅伝3では14、第4回の富士五湖~箱根~伊豆半島300km!激走!道の駅駅伝4では計11子個でした。
11だったらチャレンジしたいリスナーも出てくるのではないでしょうか。
まとめ
道の駅というとグルメや買い物など楽しいイメージがありますが、そんな多くの人に人気がある道の駅をちょっとスリリングで、けっこうハードに巡っていくという番組が話題を集めています。
マラソン芸人らによる道の駅の駅伝リレー番組では、本気のマラソンや地元の人や観光客との交流をはじめ、道の駅の魅力も知ることができます。