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車の傷を修理する方法|修理にかかる値段から費用を抑え安くする方法を解説

車の傷を修理する方法|修理にかかる値段から費用を抑え安くする方法を解説

車が事故に遭ってしまったり、物とぶつかったりかすったりすれば、車に傷ができてしまいます。目立たないような小さな傷なら大きな影響はありませんが、塗装がめくれて金属部分が露出していると、サビの原因にもなります。今回は、車の傷の種類や、業者に依頼するときに安くする方法などを紹介していきますので、参考にしてください。

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車の傷はどんな種類があるの?

車に出来る傷は、主に「人工的な傷」と「自然にできた傷」の2種類に分類できます。

人工的な傷

ガードレールに注意

ガードレールに注意

人が故意または無意識のうちに車に付けてしまう傷のことです。一番多いのが、運転操作のミスによる傷でしょう。ガードレールをかすったことによる擦り傷、キー差込口周辺にできる細かな傷、手荷物がぶつかってできたへこみ傷、などがあります。

自然にできた傷

自然現象や不可抗力的によってできた傷のことです。飛び石によるボディーの傷、台風などで物が飛んできたときにできた傷などがあります。
車を運転していれば、どうしても小さな傷はできてしまうもの。自然の傷をなるべくつかないようにするなら、なるべく砂利道を通らない・車をガレージなどの室内保管をする、などの工夫が必要です。

修理した方がいい傷・しなくていい傷

車に傷ができたからといって、そのすべてを修理しなければならないわけではありません。見た目が気にならなければそのまま放置しても問題ない傷もあります。
一方で、見た目は小さいけれどもすぐに修理が必要な傷もあります。
以下で、すぐに修理したほうがいい傷・修理しなくても問題ない傷について、詳しく解説していきます。

修理した方がいい傷

そのまま放っておけば、サビが発生したり広範囲に広がるなど、悪影響がある傷はすぐに修理が必要です。

・傷が深い
深くえぐれている傷や、内装の奥まである深い切り傷は、放置しておくと雨水やゴミがその部分に溜まっていき、どんどん傷が広がっていく可能性があります。気がついたら大きな傷となっており、あとで高額な修理費となってしまうケースが多いです。深い傷は早い段階で修理しておけば、安く修理できます。

・車の金属部分が露出している
擦り傷やひっかき傷などで塗装部分が剥がれて、金属部分が見えている場合は要注意です。金属部分は空気と触れることによって、次第に酸化してサビてしまいます。サビは露出した金属部分だけではなく、その周辺にも広がってしまいます。それを阻止するためにも、早めに補修しておくことが肝心です。

・ガラスの傷
ガラスに傷がついたまま放置すると、天候の変化や車の振動によって傷がさらに広がっていき、最悪の場合は割れてしまう可能性があります。とくにフロントガラスについた傷はたとえ小さな傷だとしても、それ以上広がらないよう早急に修理したほうがいいです。

・広範囲にわたる傷
広範囲にわたる傷は見た目が悪いだけではなく、走行中の振動や外気の影響により、さらに傷が広がる恐れもあります。

修理しなくていい傷

こちらは修理しなかったからといってサビや悪影響を及ぼすものでないものが多いので仮に傷ができたとしても慌てる必要はありません。

・バンパーにできた傷
バンパーは樹脂でできていますから、軽微な傷・見た目が気にならない傷であれば放っておいても問題ありません。

・表面にできたような軽微な傷
塗装された表面だけにできた薄い傷なら問題ありません。

車の傷を修理に出すには?

広範囲にわたっている傷・深い傷・ゆがみがある傷など、自分で修理するのが難しい部分の修理は、専門業者に依頼する必要があります。
ここでは、車の傷を直してくれる専門業者や依頼の流れ、費用について解説します。

車の傷を修理してくれる専門業者の種類

車の傷を修理してくれる業者には、主に「ディーラー」「カー用品店」「ガソリンスタンド」「板金塗装屋」などがあります。

ディーラー

ディーラーで車の傷修理を依頼すれば、「メーカー」という立場上、責任を持ってやってくれますので安心して任せることができます。
メリットとしましては、修理工場を探す手間がなく楽で安心というのだけでなく、サービスが充実しています。
ただしディーラーが修理をするわけではありません。修理工場へと委託するので、デメリットとして費用が高額で時間がかかります。

カー用品店、ガソリンスタンド

カー用品店やガソリンスタンドでは、キャンペーンなどで安価で修理を受け付けれる時があったり、その日の朝に預ければ夕方までには終わる、など作業が早い点が大きなメリットです。
ただし「手のひらサイズの傷対応」などと小さな傷がメインのところが多く、傷によっては対応してもらえない時があるのがデメリットです。

板金塗装屋

板金塗装屋さんに車を持っていけば、技術力のある人が対応してくれるので、細かな相談をすることができるというメリットがあり、難しい傷でも対応してもらえる可能性が高いです。

また店舗によって得意な分野が異なるので(塗装が得意など)、得意な分野にあった修理を依頼すれば、質の高い修理を受けることができます。

ただし、デメリットとして、工場によって技術力に差があるということがあります。
また少人数経営のところが多いので、混み具合によっては仕上がりが遅れる可能性もあります。

専門業者への依頼の流れ

以下、専門業者に依頼する時の主な流れを紹介します。

1 傷のついた車を見せて、見積もりをとる

依頼したい業者へ車を持っていき、どれくらいの費用がかかるのか見積もりをとります。
費用を少しでも安く抑えたいのなら、3〜4社に見積もり依頼をして、比較・検討すると良いでしょう。
費用と合わせて、「どれくらいかかるのか」「代車などのサービスはあるか」「親身になって相談に乗ってくれるか」などもチェックしておきましょう。あとで後悔しないためにも、信頼できる業者に依頼することが重要です。
修理をお願いしたい業者を決めたら、依頼する旨を伝えましょう。

2 車を業者に持ち込んで修理してもらう

修理を希望した日時に、車を業者へ持ち込みます。業者によっては、引取が可能な場合もありますので、相談してみましょう。

3 受け取り予定日に受け取り・支払い

修理完了日以降に、業者へ車を取りにいきましょう。そこで実際に直してもらった部分を確認します。もしも納得できないようであれば業者に相談しましょう。

車を受け取り、支払いを済ませます。

車の傷を修理に出した時にかかる費用

傷の修理にかかる費用は、さまざまな原因・要素で大きく変動します。

費用が変動する要因は
・どのような傷か
・傷の程度
・傷のある部分
・外国車か国産車か
・塗装の色がメジャーかどうか
といったもので変わってきます。

軽微な傷の場合、相場は?

主な相場は以下のとおりです。
・軽微な傷の場合
相場:約5,000円〜30,000円
「あまり目立たないひっかき傷」「親指程度のへこみ傷」など、見た目もそこまで気にならない程度の傷であれば、多くても3万円以内で収まります。所要時間も30分以内で終わることも多く、店舗によっては日帰り修理も可能です。バンパーにできた傷のほうが安く済む傾向があります。

離れて見ても目立つ傷の相場は?

・離れて見ても目立つ傷
相場:約30,000〜100,000円
「広範囲にわたる傷」「手のひら3つ分の傷」「大きくえぐれている傷」だと、修理にするまでにかかる工程が多くなるので、費用が高くなります。大きくえぐれて鉄板付近にまでダメージがある場合は、2重に塗装するため時間もかかります。早くて数日、長くて1週間ほど時間がかかることもあります。

また技術力で仕上がりの綺麗さも変わりますので、複数の業者に見積もりをとって比較・検討することが大切です。

車の傷を修理を安く抑えるには?

よく見ないとわからないような軽微な傷程度であれば、自分で修理するのが一番安くて早いです。
傷を直すための道具も市販されていますので、それらを駆使すれば自分で行うことも難しくありません。
ここでは、「コンパウンド」「タッチペン」「パテ」を使った修理方法をご紹介します。

コンパウンドを使って車の傷を修理する

コンパウンド

コンパウンド

コンパウンドとは、研磨剤です。研磨剤と薬剤を混ぜ合わせることによって、ボディ表面についた軽いキズを隠す機能があります。コンパウンドは「傷を埋める」のではなく、傷周辺の凸凹を平らにすることで「傷を目立たなくする」方法となっています。

コンパウンドには、ペーストタイプ・リキッドタイプがあります。飛び散りが少なく磨きやすいのが良いなら「ペーストタイプ」、広範囲にわたる傷なら塗り伸ばせる「リキッドタイプ」がおすすめです。

コンパウンドの使い方

コンパウンドの使い方:
1 まずは洗車
コンパウンドを使用する前には必ず洗車をしましょう。目に見えないような小さなホコリやゴミを洗い流して綺麗にすることで、磨くときに付着したゴミなどによって新たな傷を作るのを防ぐことができます。なるべくシャンプー洗車を行い、車を綺麗な状態にしましょう。

2 スポンジを水で湿らせてコンパウンドを取る
スポンジに水を含ませることで、摩擦熱によって傷が広がるのを防ぎます。
スポンジにコンパウンドを付けるときは、1円玉程度の少量にしましょう。

3 傷のある部分を磨いていく
コンパウンドをつけたスポンジで傷のある部分を磨いていきます。そのとき、傷と並行にスポンジを動かすようにすれば、傷が目立ちにくくなります。

4 拭き取る
最後はウエスなどでしっかりと拭き取りましょう。なるべく優しく拭き取るようにしましょう。

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