BMW M3とは?
BMW M3
BMW 「M3」はBMWのレース部門、モータースポーツ関連研究開発子会社である「BMW M」で開発されたクルマで、サーキットでの最高の運動性能と、日常生活での快適な走行性能という2つの走りを存分に楽しめるスポーツセダンとして有名なモデルです。
本記事では3代目M3からご紹介します。
■【3代目】BMW M3 (2000年~2006年)
BMW M3(2000年)
3代目モデル「E46』は、まず最初に欧州で2000年から販売されました。エンジンは6連スロットルを備えた直列6気筒3.2リットルエンジンのS54型で、先代モデルに比べると出力・トルクともに大きく向上させました。
2001年1月日本での発売が開始され、左右ハンドルの選択が可能だったこともあり、人気はさらに高まりました。
また2006年に生産が終了されるまでに、外装の一部変更や、SMGのコンピューターの変更など改良が次々と導入され、大きく前期型・後期型に分けられているのも特徴です。
■【4代目】BMW M3(2007年~2014年)
BMW M3 セダン
4代目 M3「E90」「E92」「E93」は2007年に2ドアクーペが国内に導入され、2008年3月にM3セダンが初めて正規輸入されました。
モデルコードは4ドアセダンが「E90」2ドアクーペが「E92」、カブリオレ「E93・日本では未導入」となります。
M3セダン「E90」にはカーボン製のルーフが採用されていませんが、その他のパワーユニットや仕様は基本的にクーペと同じになっています。
そしてそれまで6MTのみの設定だったミッションにセミオートマチックのM DCT ドライブロジックが追加されました。これは自動変速モードがありAT限定免許でも運転可能なトランスミッションとなっています。
■【5代目】BMW M3 (2014年~)
BMW M3
現行モデルM3「F80」は、2014年に発売され、M3としては初めてターボエンジンが搭載されたことが大きな特徴です。最高出力431馬力・最大トルク56.1kgmを発揮し、先代モデルと比較して燃費が向上しました。
ボディやサスペンションの大部分にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)や軽量アルミニウムを採用したインテリジェント・ライト・ウェイト構造によって、卓越した運動性能と高い効率を実現しています。
さらにCFPR製ルーフを採用することで、軽量化と同時に車両の重心を下げ、高い走行性能にも関与しました。
また5代目モデルの開発として、強く意識されたのは「サーキットでの走行性能の向上」でした。そのため開発にはBMWのワークスドライバーが深く関与することになりました。
BMW M3のスペック
現行モデルのM3スペック
エンジン:直列6気筒 ツインターボ
変速機:7速 M DCT Drivelogic
駆動方式:後輪駆動
最高出力:431馬力
最大トルク:56.1kgm
全長4675mm × 全幅1875mm × 全高1430mm
※2019年8月現在
BMW M3の燃費
また燃費につきましては、
e燃費によりますとJC08燃費が11,99km/Lから17,7km/Lで、
実燃費は9,88km/Lから19,35km/Lとなっています。
BMW M3のエクステリア・外装
BMW M3
BMW M3
BMW M3
BMW M3
BMW M3のインテリア・内装
BMW M3
BMW M3の評価・口コミ
M3の評価については以下のようなものがあります。
これまでは『M3クーペ』にのみCFRP製ルーフを採用していたが、今回はM3(4ドアセダン)と、M4(2ドアクーペ)の両方に採用することで、ルーフの軽量化を施し、重心高を下げている
クーペにのみカーボンルーフを採用していたので、ユーザーはどうせ買うならちょっと我慢してもクーペだとなっていたが、そんな我慢をする必要はなくなった。
このように軽量化に成功し、かつユーザーの選択肢が広がったようです。
BMW M3の新車価格
BMW M3
M3セダンの新車価格は、
新車価格: 594~980万円
中古車価格: 149~1150 万円
となっています。
※2020年3月現在
かなり幅があるので、自分の予算に見合ったものを探してみるのも一つかもしれません。
BMW M3が2020年にフルモデルチェンジする?
BMW M3セダン 次期型のデザイン
M3が今年2019年にはフルモデルチェンジすると言われています。
ワールドプレミアは2020年末が有力とされています。
BMW M3セダン 次期型のデザイン
BMWの主力セダン『3シリーズ』新型の頂点に君臨する『M3セダン』の開発車両を、これまでで最もカモフラージュが軽い状態でカメラが捉えた。
過去スクープされたプロトタイプとの最大の違いは、市販型のブーメラン型LEDデイタイムランニングライトを備える新形状のヘッドライトが装着されたことだ。テールライトも完全に露出しているほか、ルーフにはシャークフィンアンテナ、スプリットタイプのトランクリッドスポイラーを初めて装備。開発が最終段階にあることがうかがえる。
またフロントバンパーのネットの奥には『コンセプト4』からインスパイアされた巨大グリルが透けてみえており、市販型に反映される可能性が濃厚だ。
まとめ
BMW M3
BMWに憧れるという方は多いかもしれませんが、M3は特別な部分が多く、一度でいいから乗ってみたいという方は多いのではないでしょうか。
新車で購入するのはちょっと厳しくても、中古車なら手が出やすいかもしれませんよ。